One Boy's TENNIS Diary
プロテニスコーチが素直な想いを綴るテニスダイアリーです。
01
★第45試合『日本一決定戦』
「少ないっすね、人・・・」
「まあ、毎年こんなもんだよ」
「今年は伊達さんが出てるから、もうちょい盛り上がるかと思ったんですけどね」
「そうだな〜。ま、今日は彼女、出てないしな。あ、ケバブ食べるか?」
「食いましょう!俺、買ってきます」
・・・・・・
「お待たせっす!」
「おお、サンキュー」
「今日初めての客だったみたいですよ、俺らが」
「大変だな・・・・あれ?ビールも買ったの?」
「え・・・・はは、売り上げに協力してあげなきゃと思いまして!」
「はいはい、分かったよ。けど、その考えは必要だな」
「俺達がまず足を運ばないといけないんですよね、きっと」
「うん、日本一を決める大会にしては、寂しいもんな」
「なんか、もっとお祭り色を出したら、いい気がするなぁ」
「簡単にはいかないけどね」
「僕達だけでもお祭りにしましょ!かんぱ〜い!」
「お前なぁ・・・・あまり目立つなよ!部長とか、どこで見てるかわかんないぞ〜」
テニスファンの俺達がもっと動かなきゃ、この現状は打ち破れないのかもなぁ。
いいんじゃん?みんなとビール飲んで盛り上がって、その合い間にテニス観る、くらいでも。
野球の日本シリーズだってみんなビール片手に応援してるじゃん!ね!
まだ観に行ってない人は是非、有明に!
「まあ、毎年こんなもんだよ」
「今年は伊達さんが出てるから、もうちょい盛り上がるかと思ったんですけどね」
「そうだな〜。ま、今日は彼女、出てないしな。あ、ケバブ食べるか?」
「食いましょう!俺、買ってきます」
・・・・・・
「お待たせっす!」
「おお、サンキュー」
「今日初めての客だったみたいですよ、俺らが」
「大変だな・・・・あれ?ビールも買ったの?」
「え・・・・はは、売り上げに協力してあげなきゃと思いまして!」
「はいはい、分かったよ。けど、その考えは必要だな」
「俺達がまず足を運ばないといけないんですよね、きっと」
「うん、日本一を決める大会にしては、寂しいもんな」
「なんか、もっとお祭り色を出したら、いい気がするなぁ」
「簡単にはいかないけどね」
「僕達だけでもお祭りにしましょ!かんぱ〜い!」
「お前なぁ・・・・あまり目立つなよ!部長とか、どこで見てるかわかんないぞ〜」
テニスファンの俺達がもっと動かなきゃ、この現状は打ち破れないのかもなぁ。
いいんじゃん?みんなとビール飲んで盛り上がって、その合い間にテニス観る、くらいでも。
野球の日本シリーズだってみんなビール片手に応援してるじゃん!ね!
まだ観に行ってない人は是非、有明に!
カテゴリー:~全力打球~編
11/13 08:10
02
★第44試合『休日のパスタと手紙と決意』
休みの日にはよくパスタを作る。
作る、と言っても、そんな手の込んだようなものではない。
パスタを茹でて、好きな野菜と一緒に絡めて、味付けは簡単に出来合いのモンを・・・・。
好きな野菜はナスとシメジ。
うん、美味く出来た。
いやいや、誰にでも出来るし、自慢できるような品ではないんだ。
だけど・・・だけどパスタにはビールが良く似合う。
こっちに出てきて何年になっただろうか?
何とか一人暮らしは出来るようになったが、未だにゴミの出す日は忘れちまうし、休みの日以外のメシと言ったら、コンビニ?居酒屋?ハンバーガー?
このパスタを見ても料理の腕が上がったんだか、どうだか・・・。
そんな中、故郷の母から荷物が届いた。
ちょっとした食料に、やっぱり缶ビール。
サンキュー。
そして、一通の手紙も。
親父は今の俺と同じ歳に、同じように悩んだ。
そして、今の道を選んだ。
そんな親父も、もうそんな歳か。
そうか。
「あんたはどうするの?」
俺はねぇ・・・。
まだ決めらんねぇ。
テニスが好きだから。
ココにもう少し居たいから。
テニスを日本一メジャーにするにはもうチョイかかりそうなんだよね。
あとちょっとだけ、我儘なガキでいさせてくれ。
そうだ、せっかくだからパスタの腕前だけはもう少しだけ上げていこう。
作る、と言っても、そんな手の込んだようなものではない。
パスタを茹でて、好きな野菜と一緒に絡めて、味付けは簡単に出来合いのモンを・・・・。
好きな野菜はナスとシメジ。
うん、美味く出来た。
いやいや、誰にでも出来るし、自慢できるような品ではないんだ。
だけど・・・だけどパスタにはビールが良く似合う。
こっちに出てきて何年になっただろうか?
何とか一人暮らしは出来るようになったが、未だにゴミの出す日は忘れちまうし、休みの日以外のメシと言ったら、コンビニ?居酒屋?ハンバーガー?
このパスタを見ても料理の腕が上がったんだか、どうだか・・・。
そんな中、故郷の母から荷物が届いた。
ちょっとした食料に、やっぱり缶ビール。
サンキュー。
そして、一通の手紙も。
親父は今の俺と同じ歳に、同じように悩んだ。
そして、今の道を選んだ。
そんな親父も、もうそんな歳か。
そうか。
「あんたはどうするの?」
俺はねぇ・・・。
まだ決めらんねぇ。
テニスが好きだから。
ココにもう少し居たいから。
テニスを日本一メジャーにするにはもうチョイかかりそうなんだよね。
あとちょっとだけ、我儘なガキでいさせてくれ。
そうだ、せっかくだからパスタの腕前だけはもう少しだけ上げていこう。
カテゴリー:~全力打球~編
11/06 03:04
03
★第43試合『差』
二日間のセミナーが終わり、飲み屋での『お疲れ様でした会』での事。
「今回のセミナーも色んな内容があって面白かったよねぇ」
「うん。どこが一番良かった?」
「そうだなぁ・・・俺は初日の午後2番目に話した人と、2日目の午後の女性の講義かな」
「ほ〜。けど初日の方の人は緊張してたよね」
「そりゃそうでしょ。俺なんかあの場所に立つことすら出来ないよ」
「協会の方にだって講師を選ぶ権利はあるもんね〜」
「うん、そう・・・・・いやいや!そうじゃなくて!緊張しちゃって震えて立てないだろうなって事!」
「あ、そう言う事か」
「でもさ、サッカー協会の人の話もグッと来たよね」
「そうだね。『サッカーを広めるためなら何だってやる』って」
「アツい人だった」
「俺達も、もっと頑張らなきゃいけないな」
「そうだよね。日本リーグ時代のサッカーなんて、雨が降ったら家族しか応援にいなかったんだもんね」
「うん。それがJリーグが始まって、ワールドカップに出場するようになって・・・。雨の日でもサポーターはたくさん!」
「テニスもサッカーもスタートは良い勝負だったのに、今は置いてかれてる気がする・・・」
「けど、サッカーが伸びてきた大きな要因に“キャプツバ”は外せないんだってね」
「確かに!漫画、今でもやってるし。けど俺達にも“テニプリ”があるからね!」
「ニシコリ&テニプリでサッカー界に負けないようにしなきゃ!」
「おう!なんかやる気が出てきたぜ!」
「じゃあ、とりあえずもう一軒行っとく?」
「いいね!寿司でもどう?」
「そう言うと思った。わさびたっぷりのカッパ巻き食べに行く?」
「あの泣けるヤツ?」
「そう。泣けるカッパ」
「よし!そうしよう!行こう!!」
「けど、やっぱり・・・」
「何?」
「セミナーの時よりお前、生き生きしてるよね」
「えっ!!・・そう?まあセミナーと飲み会はまた別もんだからさ〜」
「はいはい」
テニスを日本一メジャーにするためなら、何でもやる!
セリフを言うだけなら、なんとでも・・・。
分かってる、そうだよ、まだ何もやれてないよ。
明日、いや今から命掛けてかなきゃな。
「今回のセミナーも色んな内容があって面白かったよねぇ」
「うん。どこが一番良かった?」
「そうだなぁ・・・俺は初日の午後2番目に話した人と、2日目の午後の女性の講義かな」
「ほ〜。けど初日の方の人は緊張してたよね」
「そりゃそうでしょ。俺なんかあの場所に立つことすら出来ないよ」
「協会の方にだって講師を選ぶ権利はあるもんね〜」
「うん、そう・・・・・いやいや!そうじゃなくて!緊張しちゃって震えて立てないだろうなって事!」
「あ、そう言う事か」
「でもさ、サッカー協会の人の話もグッと来たよね」
「そうだね。『サッカーを広めるためなら何だってやる』って」
「アツい人だった」
「俺達も、もっと頑張らなきゃいけないな」
「そうだよね。日本リーグ時代のサッカーなんて、雨が降ったら家族しか応援にいなかったんだもんね」
「うん。それがJリーグが始まって、ワールドカップに出場するようになって・・・。雨の日でもサポーターはたくさん!」
「テニスもサッカーもスタートは良い勝負だったのに、今は置いてかれてる気がする・・・」
「けど、サッカーが伸びてきた大きな要因に“キャプツバ”は外せないんだってね」
「確かに!漫画、今でもやってるし。けど俺達にも“テニプリ”があるからね!」
「ニシコリ&テニプリでサッカー界に負けないようにしなきゃ!」
「おう!なんかやる気が出てきたぜ!」
「じゃあ、とりあえずもう一軒行っとく?」
「いいね!寿司でもどう?」
「そう言うと思った。わさびたっぷりのカッパ巻き食べに行く?」
「あの泣けるヤツ?」
「そう。泣けるカッパ」
「よし!そうしよう!行こう!!」
「けど、やっぱり・・・」
「何?」
「セミナーの時よりお前、生き生きしてるよね」
「えっ!!・・そう?まあセミナーと飲み会はまた別もんだからさ〜」
「はいはい」
テニスを日本一メジャーにするためなら、何でもやる!
セリフを言うだけなら、なんとでも・・・。
分かってる、そうだよ、まだ何もやれてないよ。
明日、いや今から命掛けてかなきゃな。
カテゴリー:~全力打球~編
10/30 23:51
04
★第42試合『スペック』
「Kスペックがね、あるんだって」
「かなり重量感があるみたいだね。トップヘビーで」
「マジすか!使いてぇ!」
「お前に使えるかぁ?」
「無理無理」
「やってみなきゃわからないじゃないっすか!」
「分かった分かった。そうだな。ま、使うのは自由だから」
「チェッ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ダメっす・・・・・使えなかった」
「いや、良かったよ、なぁ?」
「ああ、運命の出会いを感じるね。俺、購入決定」
「どうせ僕はお二人とは違いますよ」
「スネるなよ」
「そ、いいんだよ。Kスペックが使えるからスゴいわけじゃないし」
「だな。自分のスペックでしっかりやったほうがいいんだよ」
「プレースタイルは人それぞれだしね。仕事だってそうだろ?」
「ま・・・・たぁ~、すぐ仕事に結びつける~」
「あれ?傷ついた?すまんすまん」
「ん・・あれ・・何すか?僕のスペックが低いってこと?」
「さ、早く飲みに行こうか!」
「そうだな!」
「あれれ~?」
大丈夫だよ。
常に上を向いてれば、プレーも変わるし、スペックも上がるから。
だから、もうちょい肩の荷を下ろしちゃえよ。
「かなり重量感があるみたいだね。トップヘビーで」
「マジすか!使いてぇ!」
「お前に使えるかぁ?」
「無理無理」
「やってみなきゃわからないじゃないっすか!」
「分かった分かった。そうだな。ま、使うのは自由だから」
「チェッ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ダメっす・・・・・使えなかった」
「いや、良かったよ、なぁ?」
「ああ、運命の出会いを感じるね。俺、購入決定」
「どうせ僕はお二人とは違いますよ」
「スネるなよ」
「そ、いいんだよ。Kスペックが使えるからスゴいわけじゃないし」
「だな。自分のスペックでしっかりやったほうがいいんだよ」
「プレースタイルは人それぞれだしね。仕事だってそうだろ?」
「ま・・・・たぁ~、すぐ仕事に結びつける~」
「あれ?傷ついた?すまんすまん」
「ん・・あれ・・何すか?僕のスペックが低いってこと?」
「さ、早く飲みに行こうか!」
「そうだな!」
「あれれ~?」
大丈夫だよ。
常に上を向いてれば、プレーも変わるし、スペックも上がるから。
だから、もうちょい肩の荷を下ろしちゃえよ。
カテゴリー:~全力打球~編
10/23 14:00
05
★第41試合『覚悟』
「おい、てめぇ○○!話聞いてんのか!」
小学生に対して容赦ない怒号が飛ぶ。
目がマジ。
それだけ『本気』と言うことだ。
テレビで見ているまんまのアツい男が、闘っていた。
ビリビリ伝わる熱気が、俺に自然に上着を脱がさせた。
ミーティングでは、「世界に立ちたいなら、トップになりたいなら、『覚悟』をしてくれ」と静かに語っていた。
まだまだちっこい小学生に。
「覚悟がないならそれでもいい。日本で適当にやってろ」とも。
厳しい。
それほどまでに、世界は高いんだな、と感じる。
あまりにつらい練習に吐いてしまう選手。
彼は五分前にアツい男に怒鳴られた奴。
彼は大きな実績は無く、合宿に選抜されたらしい。
不安で一杯・・・・だろうな。
「I am nurves」
ボブに自己紹介するときにちっせぃ声で頑張ってたぜ。
だよな。
“可能性”を感じることが、この合宿に選ばれる基準だと言っていた。
ただし、こうも言っていた。
『次回、選ばれなくても、頑張ってやり続ければいいんだ』
まさしくそれが覚悟なんだろう。
帰宅時、駅までのバスを待つ間、参加選手のコーチと一緒になった。
彼等は全日程を選手と共に過ごすらしい。
頑張ってほしい。
彼等も覚悟の固まりだ。
この強烈な合宿に誘ってくれた先輩が言ったんだ。
『いいか、強化も育成も普及も、何もかわらないんよ。一緒』
うん。
ボブが言っているアドバイスはいたってシンプル。
『余計な動きをしない』
こればっかだった。
一緒なんだね。
覚悟が出来るか、出来ないか?
いや・・・・するかしないか?
I will be No.1 !
なりたい、じゃなく、自分の意思(=will)で言うことが大事なんだ。
俺もいつか自分の力で、ここに立ちたい。
違った。
俺はいつかここに立つ。
そしてアツい男と一緒に闘うぜ。
だから待ってろよ。
さ、俺の闘うステージへ帰るぜ。
小学生に対して容赦ない怒号が飛ぶ。
目がマジ。
それだけ『本気』と言うことだ。
テレビで見ているまんまのアツい男が、闘っていた。
ビリビリ伝わる熱気が、俺に自然に上着を脱がさせた。
ミーティングでは、「世界に立ちたいなら、トップになりたいなら、『覚悟』をしてくれ」と静かに語っていた。
まだまだちっこい小学生に。
「覚悟がないならそれでもいい。日本で適当にやってろ」とも。
厳しい。
それほどまでに、世界は高いんだな、と感じる。
あまりにつらい練習に吐いてしまう選手。
彼は五分前にアツい男に怒鳴られた奴。
彼は大きな実績は無く、合宿に選抜されたらしい。
不安で一杯・・・・だろうな。
「I am nurves」
ボブに自己紹介するときにちっせぃ声で頑張ってたぜ。
だよな。
“可能性”を感じることが、この合宿に選ばれる基準だと言っていた。
ただし、こうも言っていた。
『次回、選ばれなくても、頑張ってやり続ければいいんだ』
まさしくそれが覚悟なんだろう。
帰宅時、駅までのバスを待つ間、参加選手のコーチと一緒になった。
彼等は全日程を選手と共に過ごすらしい。
頑張ってほしい。
彼等も覚悟の固まりだ。
この強烈な合宿に誘ってくれた先輩が言ったんだ。
『いいか、強化も育成も普及も、何もかわらないんよ。一緒』
うん。
ボブが言っているアドバイスはいたってシンプル。
『余計な動きをしない』
こればっかだった。
一緒なんだね。
覚悟が出来るか、出来ないか?
いや・・・・するかしないか?
I will be No.1 !
なりたい、じゃなく、自分の意思(=will)で言うことが大事なんだ。
俺もいつか自分の力で、ここに立ちたい。
違った。
俺はいつかここに立つ。
そしてアツい男と一緒に闘うぜ。
だから待ってろよ。
さ、俺の闘うステージへ帰るぜ。
カテゴリー:~全力打球~編
10/16 15:54
06
★第40試合『BOY’S be・・・・』
「あれ?ついに大台ですか?」
「ん?大台?・・ああ、まあな」
「いや〜とうとう突入ですか。いつもいつも先に行っちゃうんですねぇ」
「そりゃ俺が先に生まれたんだから仕方ないだろ」
「そうは言っても・・・なんだか遠く離れてしまったみたいで・・・ううぅ」
「お前なぁ・・・自分と10の位が違ったからって・・・実際そんな違わないだろ」
「そっすかね」
「そうだよ!」
ガキの時にすっげぇ大人に感じていた年齢になり、ふと思うこともある。
あの頃思い描いていたような“大人”になれたかどうか。
理想ばかりが先にあって、現実を知らなかった。
けど、まさに今、その現実は・・・どうだろうね。
-貴方は歳を取りすぎた-
-キミはあまりに若すぎる-
高校の卒アルに載っていた。
《未来の自分》と《過去の自分》の対話をイメージしているもの。
当時は良くわかって無かったけど・・・。
結局、どちらも大人になってない、ひ弱な奴って事な気がする。
「先週のAIGは行ったんですよね?」
「うん、見てきたよ、錦織」
「凄かったですか?」
「凄かったよ。それ以外言葉が出てこない」
入場と同時に湧き上がる歓声。
スーパーヒーローの登場にスタジアムが1つになった。
18歳とは思えないオーラを纏い、世界のプレー。
ランキングでは20程上位である大男をぶっ倒した。
けどウイナーズスピーチを聞いていると、まだまだあどけない表情が出てきてね。
「ああ、まだ若いよね、そりゃ」なんて、勝手に思って自分を納得させたりしてた。
「あれ?一回り違うじゃないですか?!」
「自分で言うのも情けないけど、全然違うな、俺の18の頃と」
「先輩はどんな18だったんですか?」
「まあ普通に若かったよ。肉体は勿論だけど、精神も。いや、未熟だった、って事かな。テニスはしてたけどさ、遊んでもいた。」
「いやいや・・・ご謙遜を。・・・・・それに、今だってまだまだ若いじゃないですか!」
「ありがとう・・・・・って、それって今も未熟だって事が言いたいの?」
「えへへ〜」
老け込むのは早いぜ。
俺はまだまだ若いんだ
過去の自分なんてクソクラエダゼ!
BOY・・・・大志をいだけ。
「ん?大台?・・ああ、まあな」
「いや〜とうとう突入ですか。いつもいつも先に行っちゃうんですねぇ」
「そりゃ俺が先に生まれたんだから仕方ないだろ」
「そうは言っても・・・なんだか遠く離れてしまったみたいで・・・ううぅ」
「お前なぁ・・・自分と10の位が違ったからって・・・実際そんな違わないだろ」
「そっすかね」
「そうだよ!」
ガキの時にすっげぇ大人に感じていた年齢になり、ふと思うこともある。
あの頃思い描いていたような“大人”になれたかどうか。
理想ばかりが先にあって、現実を知らなかった。
けど、まさに今、その現実は・・・どうだろうね。
-貴方は歳を取りすぎた-
-キミはあまりに若すぎる-
高校の卒アルに載っていた。
《未来の自分》と《過去の自分》の対話をイメージしているもの。
当時は良くわかって無かったけど・・・。
結局、どちらも大人になってない、ひ弱な奴って事な気がする。
「先週のAIGは行ったんですよね?」
「うん、見てきたよ、錦織」
「凄かったですか?」
「凄かったよ。それ以外言葉が出てこない」
入場と同時に湧き上がる歓声。
スーパーヒーローの登場にスタジアムが1つになった。
18歳とは思えないオーラを纏い、世界のプレー。
ランキングでは20程上位である大男をぶっ倒した。
けどウイナーズスピーチを聞いていると、まだまだあどけない表情が出てきてね。
「ああ、まだ若いよね、そりゃ」なんて、勝手に思って自分を納得させたりしてた。
「あれ?一回り違うじゃないですか?!」
「自分で言うのも情けないけど、全然違うな、俺の18の頃と」
「先輩はどんな18だったんですか?」
「まあ普通に若かったよ。肉体は勿論だけど、精神も。いや、未熟だった、って事かな。テニスはしてたけどさ、遊んでもいた。」
「いやいや・・・ご謙遜を。・・・・・それに、今だってまだまだ若いじゃないですか!」
「ありがとう・・・・・って、それって今も未熟だって事が言いたいの?」
「えへへ〜」
老け込むのは早いぜ。
俺はまだまだ若いんだ
過去の自分なんてクソクラエダゼ!
BOY・・・・大志をいだけ。
カテゴリー:~全力打球~編
10/09 23:43
07
★第39試合『闘う理由は』
礼儀正しいけれど、線も細くてちょっと頼りない。
そんな第一印象。
けど、経験を積んで頼れるパートナーの一人になっていった。
お前はよく弱音を吐いていた。
「辛いッス。もう足が動かないッス」
そんなセリフを言った後、太ももに気合の張り手をしてコートに向かっていったな。
そして、必死にボールを追いかけていた。
口から出ている言葉とは裏腹に、折れない一本の太い芯があったのも知っている。
「もうちょっと続けたい気持ちもあるんですけど・・・今のままって訳にも・・」
お前は、その時は言わなかったけど、
「彼女を幸せにするためなんです」
だったんだろ?
お前が辞めて何年だっけ?
3年くらいかな。
連絡も余りよこさないで・・・なあ!
急にメールが入ったと思ったら、かわいい嫁さんを魅せつけるような結婚式しやがって。
「今度テニスして下さいよ」
いいよ。
その代わり、手加減なんかしないからね。
「今ですか?5時半に起きて会社に行ってますよ。帰りは21時とか22時とかですかね。辛いッス」
けど、気合の張り手はもう要らないか。
だって、闘って闘って・・・隣に座ってる女性を守っていかなきゃ、だもんね。
いつまでも前を向いて闘い続けようぜ。
お互いにな。
最後になったが・・・
”おめでとうさん!!”
そんな第一印象。
けど、経験を積んで頼れるパートナーの一人になっていった。
お前はよく弱音を吐いていた。
「辛いッス。もう足が動かないッス」
そんなセリフを言った後、太ももに気合の張り手をしてコートに向かっていったな。
そして、必死にボールを追いかけていた。
口から出ている言葉とは裏腹に、折れない一本の太い芯があったのも知っている。
「もうちょっと続けたい気持ちもあるんですけど・・・今のままって訳にも・・」
お前は、その時は言わなかったけど、
「彼女を幸せにするためなんです」
だったんだろ?
お前が辞めて何年だっけ?
3年くらいかな。
連絡も余りよこさないで・・・なあ!
急にメールが入ったと思ったら、かわいい嫁さんを魅せつけるような結婚式しやがって。
「今度テニスして下さいよ」
いいよ。
その代わり、手加減なんかしないからね。
「今ですか?5時半に起きて会社に行ってますよ。帰りは21時とか22時とかですかね。辛いッス」
けど、気合の張り手はもう要らないか。
だって、闘って闘って・・・隣に座ってる女性を守っていかなきゃ、だもんね。
いつまでも前を向いて闘い続けようぜ。
お互いにな。
最後になったが・・・
”おめでとうさん!!”
カテゴリー:~全力打球~編
10/02 22:18
08
★第38試合『It's a TENNIS day!!』
「いつものコートに9時ね」
「うん、メンバーは?」
「○○さんが来れないって言ってたから・・・5人かな」
「5人か、人数的にはちょうどいいかもね」
「じゃ、コートで」
『あれ~、今の入ってたんじゃない?』
『いや、ギリギリ出てたよ。チャレンジする?』
『ぐ・・・しません!スポーツマンシップにのっとって!さ、次のポイントにいこうぜ』
【もう喉カラカラだよ。】
【切り上げて飲みいく?】
【いいね~!と言いたいけど、もう一回だけやらない?】
【OK!】
《次は優勝候補のペアだってさ・・・》
《弱気になんなって!頑張ろうぜ!》
《おう!》
[ナイスボレー!]
[そっちこそナイスサーブ!おかげで楽に決められたよ!]
〔今、何分くらい?〕
〔まだ2分だってさ〕
〔うぇ~・・10分もつかなぁ~〕
〔集中集中!〕
〔あっ!!〕
“練習が足りないんじゃないか?”
“ごめん、最近忙しくってさ”
“来月試合だよ~。頼むぜ”
“だから、今日ちゃんと練習するってば!”
"テニス・・・はじめてみようかな?″
9月23日はテニスの日。
気候的に一番テニスがしやすい日なんだって。
今年はどうだった?
日本各地でいろんなラリーがあったんだろうな。
もちろん皆もテニスしたよね?
また来年!
「うん、メンバーは?」
「○○さんが来れないって言ってたから・・・5人かな」
「5人か、人数的にはちょうどいいかもね」
「じゃ、コートで」
『あれ~、今の入ってたんじゃない?』
『いや、ギリギリ出てたよ。チャレンジする?』
『ぐ・・・しません!スポーツマンシップにのっとって!さ、次のポイントにいこうぜ』
【もう喉カラカラだよ。】
【切り上げて飲みいく?】
【いいね~!と言いたいけど、もう一回だけやらない?】
【OK!】
《次は優勝候補のペアだってさ・・・》
《弱気になんなって!頑張ろうぜ!》
《おう!》
[ナイスボレー!]
[そっちこそナイスサーブ!おかげで楽に決められたよ!]
〔今、何分くらい?〕
〔まだ2分だってさ〕
〔うぇ~・・10分もつかなぁ~〕
〔集中集中!〕
〔あっ!!〕
“練習が足りないんじゃないか?”
“ごめん、最近忙しくってさ”
“来月試合だよ~。頼むぜ”
“だから、今日ちゃんと練習するってば!”
"テニス・・・はじめてみようかな?″
9月23日はテニスの日。
気候的に一番テニスがしやすい日なんだって。
今年はどうだった?
日本各地でいろんなラリーがあったんだろうな。
もちろん皆もテニスしたよね?
また来年!
カテゴリー:~全力打球~編
09/25 17:27
09
★第37試合『嘘と本音と強者と弱者』
気にくわない、つまらない夜はいつだってやってくる。
恋人と喧嘩した時なんて、まさしくその時。
ちょっとしたことで言い合って気まずくなったり。
嘘でもいいから『こめんなさい』を言ってれば。
いや、言えないよな、全てが真剣だったから。
ちょっとずる賢くなった今なら言えるかも、ね?
目の前にあるグラスに手を伸ばすけど、それは結局逃げてるだけ。
しかし、手は止まらずに、異様に濃いウーロンハイを飲み干す。
『誰だよ、これ作ったの?』
人のせいにするのは上手いんだ、昔から。
腹を立てるな。
それが事実なら尚更だ。
『何も分かってないくせに』
なんて悔し紛れの、その上、安っぽいセリフを酒と一緒に飲み込むんだ。
「ソノトオリデスネ」
なんて話せばわかる奴みたいな言葉で自分を防御する。
「ワカッテマスヨ」
ちょっとばかりの虚勢が唯一自分を守る手段。
そんな全てが嫌で、早く改札をくぐりたかった。
まだまだ終電までは時間がタップリあるのに。
“もういいんじゃない?それなりによくやったんじゃない?”
どこからともなく声が聞こえてくる。
流されていく日々、自分が恥ずかしくなる。
“頑張れよ!!”
誰にだって言えて簡単な言葉で奮起できる・・・・そんな年齢は過ぎちまったんだな。
「オマエラニイワレタカラジャナイ」
とりあえずまた言い訳してラケットを握るんだ。
やっぱりテニスが好きなんだ。
仕方ない。
生まれた時から見てくれている人からメールが届いた。
「元気?ブドウを送ったから食べてね。甘いから」
返事は、まだ返せてない。
「もうちょいだけ、頑張ってみるから」
送信ボタンを押せないのは、言いたい事じゃないからかな。
『ありがとう』
恋人と喧嘩した時なんて、まさしくその時。
ちょっとしたことで言い合って気まずくなったり。
嘘でもいいから『こめんなさい』を言ってれば。
いや、言えないよな、全てが真剣だったから。
ちょっとずる賢くなった今なら言えるかも、ね?
目の前にあるグラスに手を伸ばすけど、それは結局逃げてるだけ。
しかし、手は止まらずに、異様に濃いウーロンハイを飲み干す。
『誰だよ、これ作ったの?』
人のせいにするのは上手いんだ、昔から。
腹を立てるな。
それが事実なら尚更だ。
『何も分かってないくせに』
なんて悔し紛れの、その上、安っぽいセリフを酒と一緒に飲み込むんだ。
「ソノトオリデスネ」
なんて話せばわかる奴みたいな言葉で自分を防御する。
「ワカッテマスヨ」
ちょっとばかりの虚勢が唯一自分を守る手段。
そんな全てが嫌で、早く改札をくぐりたかった。
まだまだ終電までは時間がタップリあるのに。
“もういいんじゃない?それなりによくやったんじゃない?”
どこからともなく声が聞こえてくる。
流されていく日々、自分が恥ずかしくなる。
“頑張れよ!!”
誰にだって言えて簡単な言葉で奮起できる・・・・そんな年齢は過ぎちまったんだな。
「オマエラニイワレタカラジャナイ」
とりあえずまた言い訳してラケットを握るんだ。
やっぱりテニスが好きなんだ。
仕方ない。
生まれた時から見てくれている人からメールが届いた。
「元気?ブドウを送ったから食べてね。甘いから」
返事は、まだ返せてない。
「もうちょいだけ、頑張ってみるから」
送信ボタンを押せないのは、言いたい事じゃないからかな。
『ありがとう』
カテゴリー:~全力打球~編
09/18 09:58
10
★第36試合『STAR』
「フケたな、お前」
「お互い様だろ」
大した会話もなく、奴オススメの店に向かう。
言葉なんてなくたって別に構わないんだが・・・。
取りあえずの、歩きながらの近況報告。
「で、どうよ?」
「何が?」
「仕事の調子」
「ん、ああ、部署が変わって新しいスタートだよ。 売り手から買い手に変わってね。大変、いろいろ。お前は?」
「・・特に変わらないかな」
「ふ~ん」
オススメの店は学生時代には入らなかったような渋いトコ。
とりあえず生ビールを一気に飲み干して、一息ついた。
久しぶりの再会で固かった空気が柔らかくなったように感じた。
コイツは学生時代に同じテニススクールでアルバイトしていた仲間。
俺が新人だった頃、バリバリにレッスンしていた奴だ。
初めてレッスンで組んだ時、何も知らない俺は迷惑ばかり掛けていた。
だけど奴は怒りもせずに、丁寧に教えてくれたっけな。
いい奴だった。
「こないだのUSオープン、スゴかったな」
「ああ、錦織だろ?」
「日本テニス界希望の?」
「星だよ」
「だよなぁ」
今はテニスからちょっと距離を置いた奴にだって、そう感じさせる。
当たり前か。
「俺、久しぶりにガッツリテニスしたいなぁ」
「何だよ、来ればよかったじゃんか。こないだの合宿」
「いや、行きたかったけどさ。急なんだよ、いつも」
「ああ、すまん」
「次はいつやるんだ?」
「春くらいかなぁ」
「絶対行くから、早めに決めてな」
「分かったよ」
終盤、あの頃の話が出てきて、
「お前、泣きながら言ってたよな」
「何が?」
「いや、覚えてない?仕事にするって決めた時」
「?」
「泣きながら、『俺はこの仕事をやるんだ!』って」
「マジ?」
「覚えてない?」
「うん」
「酔っぱらってたからな、お前」
「そいつは迷惑をかけたな」
「いや、迷惑なんかじゃなかったけど・・・・お前は希望の星になったの?」
「・・・・・・」
「もう一軒行く?」
「そりゃあ」
スターへの道は果てしないのだ。
まだまだやり足りないぜ。
「お互い様だろ」
大した会話もなく、奴オススメの店に向かう。
言葉なんてなくたって別に構わないんだが・・・。
取りあえずの、歩きながらの近況報告。
「で、どうよ?」
「何が?」
「仕事の調子」
「ん、ああ、部署が変わって新しいスタートだよ。 売り手から買い手に変わってね。大変、いろいろ。お前は?」
「・・特に変わらないかな」
「ふ~ん」
オススメの店は学生時代には入らなかったような渋いトコ。
とりあえず生ビールを一気に飲み干して、一息ついた。
久しぶりの再会で固かった空気が柔らかくなったように感じた。
コイツは学生時代に同じテニススクールでアルバイトしていた仲間。
俺が新人だった頃、バリバリにレッスンしていた奴だ。
初めてレッスンで組んだ時、何も知らない俺は迷惑ばかり掛けていた。
だけど奴は怒りもせずに、丁寧に教えてくれたっけな。
いい奴だった。
「こないだのUSオープン、スゴかったな」
「ああ、錦織だろ?」
「日本テニス界希望の?」
「星だよ」
「だよなぁ」
今はテニスからちょっと距離を置いた奴にだって、そう感じさせる。
当たり前か。
「俺、久しぶりにガッツリテニスしたいなぁ」
「何だよ、来ればよかったじゃんか。こないだの合宿」
「いや、行きたかったけどさ。急なんだよ、いつも」
「ああ、すまん」
「次はいつやるんだ?」
「春くらいかなぁ」
「絶対行くから、早めに決めてな」
「分かったよ」
終盤、あの頃の話が出てきて、
「お前、泣きながら言ってたよな」
「何が?」
「いや、覚えてない?仕事にするって決めた時」
「?」
「泣きながら、『俺はこの仕事をやるんだ!』って」
「マジ?」
「覚えてない?」
「うん」
「酔っぱらってたからな、お前」
「そいつは迷惑をかけたな」
「いや、迷惑なんかじゃなかったけど・・・・お前は希望の星になったの?」
「・・・・・・」
「もう一軒行く?」
「そりゃあ」
スターへの道は果てしないのだ。
まだまだやり足りないぜ。
カテゴリー:~全力打球~編
09/11 11:20
レックテニススクールニュース
2008/11/17
高島平インドアSTAFFが【全日本グラスコートベテラン選手権】で優勝しました。
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2008/11/09
【相模原市テニス協会指導者研修合宿】の講師を担当しました。
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2008/10/26
TOPページに【レックステニスクール:コンテンツ最新記事】を追加しました。
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2008/10/21
スタッフ・ラケット試打会を開催しました。
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2008/10/20
テニス動画:Vol.8 『日本最北端でボレーボレー』をUPしました。
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