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Oneboy

One Boy's TENNIS Diary

プロテニスコーチが素直な想いを綴るテニスダイアリーです。
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01

★第112試合『宣誓』

今日は隣駅の蕎麦屋で、大先輩と昼間から。
「キミはビール?私はレモンサワーかな」
こんな昼から飲むことに、ちょっぴりだけ罪悪感を感じていたけど、一杯飲んだら吹き飛んだ。
「俺はきちんと仕事してるから、大丈夫だ」ってね。
関係各位がこれ見たら、怒って電話でも来るかな?
「何食べますか?天盛りかな?私には野菜天ぷら頂戴ね。貴方はエビ食べてね。そばは締めの一品だから、まだ頼むなよ」
んで、いやいや、飲むわ飲むわ、喋るわ喋るわ喋るわ。。
俺が知ってる3倍位飲んでたかな、大先輩。

帰る頃には、ちょっぴりフラフラになっちゃって、タクシー帰宅。
俺は、大先輩を見送ってから、酔い覚ましに一駅歩く。
大先輩の言葉を思いだしながら。
「・・・・」
ここで書いたら、みんなにバレちゃうから・・・。

大先輩。
俺は、やります。
いや、「俺が」やりますよ!

あれ?蕎麦屋に行ったのに、蕎麦食ってないよね?
食った?

また、行きましょう、大先輩!
カテゴリー:-全力打球-編
07/10 23:50
02

★第111試合『惜しくはないのだ』

「惜しかったよね」
「そう?もうちょいサーブが・・・じゃない?」
「ま、そうなんだけど。あれは、ダブルファースト?」
「勝負ってやつだね」
「俺でもやったかもな」
「一緒にしちゃ、ダメだろ」
「別にいいじゃないか。あっちは?1st取った時は、近所中、大騒ぎだったよ」
「ホントかよ?夜中だせ?真のテニスファンは、そんな事しないよ」
「わかってるよ、冗談冗談」
「けどさ、『惜しかったよね』は、もういいよなぁ」
「だね。けど、大丈夫だよ」
「何が?」
「夜明けは近い!と感じています!」
「お!いいね!」
「現に、まだ勝ってるだろ、彼女」
「時代はきちんと動いているってね」
「頑張ろう!日本!」

頑張れ!土居選手!
カテゴリー:-全力打球-編
06/25 16:12
03

★第110試合『努力はキミを・・・』

今の現状を受け入れられず、モヤモヤしている。

そんな時って、誰にでもあるよな。

自分のせい?周りのせい?どっちでもないよ。

ただ、ちょっとだけラッキーな奴がいたりとか、逆にキミがアンラッキーだったとか、さ。

だから、誰のせいでもないんだって。

必要なのは、曇りのない眼で、そこをきちんと見るってこと。

けどさ、今のキミの心の言葉は、とても正しいと、コーチは思っているよ。

“努力は決して結果を裏切らない!”

その通りさ!

毎日の筋トレと素振りが、キミに必ず最高の結果を持ってきてくれる!

で、今日は何回振るんだい?

もちろん一緒に、な!
カテゴリー:-全力打球-編
06/10 09:56
04

★第109試合『最高の眺め』

出来立ての施設。
敷きたてのコート。
真っ白な白滞。
眩しいくらい黄色いボール。
新鮮ってことだよな。

元気なコーチスタッフ。
張り裂けるような声。
溢れ出す情熱を、全身で表す。
気持ちだけは、どこにも負けてない。
親身なフロントスタッフ。
一生懸命な姿は・・・いや、そこが一番なんじゃないか。
それがあれば、大丈夫。
いいじゃん、いいじゃん。
良い眺めじゃん。
この景色が、これからの俺達の景色になる。

だけどな、一瞬たりとも油断するなよ。
最高の景色だって、見慣れれば普通の景色になってしまうんだ。
常に、常にGO!全力でGOだ!
そして、今、お前に出来る事は、全力でコートに立つこと。
そうだろ?

さぁ!いってこい!
カテゴリー:-全力打球-編
05/25 12:20
05

★第108試合『羽ばたくと言う事』

「いやぁ・・楽しかった!」
「どうしたの?」
「どうしたのって・・・楽しくないっすか、レッスン?」
「そりゃ、な」
「なんか、そっけない言い方・・・」
「だって俺は、初めから、そう思ってるから」
「俺もそうですけどね。だけど、2か月ぶりのレッスンですよ?!」
「待ちに待ったレッスンだもんな」
「体が軽くて鳥の様です」
「そう言えば、痩せたんじゃない?」
「ちょっと待って下さいよ!それじゃ、まるで太っていた様な言い方じゃないですか!」
「違うの?」
「・・・すいません。4キロ痩せました」
「だからそんなにテンション高いのか」
「ま、それもあるかも・・・」
「なんでもいいけどさ、休んでいた分、きっちりレッスンしてくれよな」
「任せてください!」
カテゴリー:-全力打球-編
05/10 11:20
06

★第107試合『船出だ、船出!』

「お前、緊張してたの?」
「ばれました?」
「そりゃ。司会者が、フルネームでって、言っただろ?」
「あれ?俺、苗字だけでした?」
「はぁ・・・。ほら、足にガムテープついてるしさぁ」
「あ!言ってくださいよ、早く!」
「お前が壇上に向かう時に気づいたんだよ」
「ちぇっ、だっせぇ、俺」
「まあ、大丈夫だよ。誰も見てないから、お前なんか」
「・・・ですよね」
「いじけるなよ、すぐ!」
「いじけてません!」

無事に済んだ?かどうかは分からないけど、お披露目式が終わった。
2次会から・・・いつまで続いたかは覚えてない。
ここまで祝ってもらえるなんて、ボスも嬉しいだろうな。
最後はカラオケで爆発して終了。

何故か、焼肉屋でさらに打ち上げ。

「ちょっとキタな、代表挨拶」
「はい、グッと」
「お前、涙目だったよ」
「そっすか?」
「ま、いいんだよ。家が出来たんだから、な」
「いい家にしましょう!」

兎に角、船出式は終わったんだから、後は漕ぎ続けるしかないよな。
カテゴリー:-全力打球-編
04/25 23:11
07

★第106試合『旅立つ船は』

「あ、すいません。ビールっすか?」
「いや、ボトル頼もうよ。貴方達、どうせ飲むでしょ?」
「はい!何がいいっすか?」
「焼酎ならなんでもいいよ。あ、私のはウーロンで割って」
「はい!」

毎週火曜は定例会。
人生の大先輩と時間を共有できる貴重な日。
こっちは緊張して飲んでも飲んでも酔えないのに、大先輩は・・・。
言葉が次から次と溢れ出てくる。
うん、恐るべしこのパワー。

「ところで知ってますか?昔は・・・」
「いや・・知りませんでした・・・」
「そうですか。これはどうですか?」
「・・・勉強になります」

いつも様々な話をしてくれる大先輩。
ありがたい話ばかり・・・。
で・・・俺達若造は頷くばかり。
そんな中、心が熱く震えた話があった。

「ヤマト知ってますか?」
「え?」
「ヤマトですよ。知りませんか?宇宙戦艦」
「あの、キムタクがやってたやつですよね?」
「そう、古代進」
「知ってます。地球を救う使命があるんですよね!」
「我々は、それと一緒。イスカンダルへ向かうんです。そのためには、一丸とならないといけないんです!」
「はい!わかりました!」
「古代進はキミだな」
「あざっす!じゃあ艦長の沖田十三お願いします!」
「ありがとう。じゃ真田志郎はお前か」
「俺っすか?!」
「みんな大事な船員だよ。私はココが最後の船だと思って仕事をする。このスクールを最強の船に出来るまで、一緒に漕ぎ続けるぞ!」

誰かがこれを やらねばならぬ
期待の人が 俺たちならば
銀河をはなれ イスカンダルへ
はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト
(宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお)

押忍!発進準備は出来てるぜ!
カテゴリー:-全力打球-編
04/10 15:18
08

★第105試合『PRAY FOR JAPAN』

祖父の家は、瓦が落ちてしまい、海水が目の前の道路にまで上がってきた。
足の悪い祖母を連れて、避難所に逃げ込んだという。
祖母は言う、「足が悪くて逃げるのが遅くなったから、瓦に当たらなくてすんだよ」と。
実家は「ちょっと傾いてしまった」と言って、母は下を向いている。
「無傷のまま、あんたに残しておきたかったね」とも。
普段から口数が少ない父は、いつにも増して言葉を発しない。
けど、まだ住む家があるだけ、良かったじゃないか。
テレビからはもっと悲惨なNEWSが流れてくる。

そんな中、海外にいる錦織圭選手はブログで、日本を応援するメッセージを書いていた。
“人間の本当の強さは何度転んでも起き上がれる事”

世界のテニストッププロ達からは、“Message of Hope”
ジョコビッチはじめ、ナダル、ウォズニアッキ・・・。
ありがとう、ありがとう。

どうしようもない位の日本のこの危機に、共に立ち上がろう。
ちょっとの行動が大きな結果を生む。
その行動を起こす勇気、気持ちがある。
日本人には、ある。
・・・いや、人間には、だな。

“PRAY FOR JAPAN”
カテゴリー:-全力打球-編
03/25 09:12
09

★第104試合『熱いうちに』

「時間が経ったらダメなんだよ。すぐ、すぐ!」

不慣れだと言って逃げていたって、誰も助けてなんかくれないよ。
慣れた“フリ”だっていいから、立ち向かっていけばいいんだ。
そして失敗したときは、その時だけは、言い訳の一つくらいは聞いてやるから。

「テニスの練習だってそうだろ?」

ミスした直後に言われたら直しやすいけど、3時間たってからじゃ、どのミスか覚えてなんかないよ。
だから、熱いうちに打たないと。

さ、気持ちを新たに、ね。
カテゴリー:-全力打球-編
03/10 08:20
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★第103試合『乗り越えるにはね』

「噛むんだよ。こうやって、ギュッとね」

苦しい時、悔しい時、どうしようもなく辛い時は数えきれなかった、と目の前の大先輩は語る。
そんな時に、こうするんだよ、と言って下唇を噛んで見せた。

「あの頃は、大変でね」

言葉には、重さがある。
世の中には、軽く素通りできる言葉が溢れているけど。
言葉を発する人間の重さでもあるんだろうけど。
この言葉は、重い。
限りなく、重い。

「最近はね、3杯までと決めているんだけどね。もう一杯だけいこうかな。けど、ちょっと休憩するからアイスウーロンも頂戴」

あの頃みたいにはもう飲めないよ、なんて言いつつもペースは落ちてない。

過去を忘れずに、未来へ進む。
夢を追い続け、叶ったのは、船を漕ぎ続けてくれた男達がいるから。
唇を噛み続けながら。
ありがとうございます。
とても楽しい時間は、これからもっとやってきますから。

さ、行こう!フラッグシップスクールとして。
俺達が歯を食いしばって、いや、下唇を噛みながら漕ぐんだぜ!

レックインドアテニススクール上石神井 4月23日オープン!
http://kamishakujii.rec-tennis.com/
カテゴリー:-全力打球-編
02/25 23:18
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