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One Boy's TENNIS Diary カテゴリー:-全力打球-編

プロテニスコーチが素直な想いを綴るテニスダイアリーです。
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01

★第116試合『message from USA』

「僕らはショーの一部なのさ。」

これは、今年のUSオープンが、雨の影響を大きく受けて中止が続いてしまった時のナダルのコメント。

「彼らは選手のためじゃなく、ショーのために働いている。
彼らは雨が降っているのを承知の上で僕らをコートに呼び出したんだ。
プレーできる状態じゃなかったよ。
ファンがいるのは分かっているけど、
選手たちはこのショーの重要なパートだと思うし、尊重してほしいね。」

こう続いている。
このメッセージをどう取るかは、聞いた人によって違ってくるだろう。
それに、誰のためにするかって、それは人それぞれで。
だけど、何かをする時は、必ず誰かの支え、応援があるって事を忘れてはいけない。

俺たちテニス屋だって一緒。
俺たちのショーはどこで行われているんだ?
その主役は誰かわかってるだろう?
支えてくれている裏方の顔は、パッと思い浮かぶだろう?
そして、俺たちは、そのショーを最高のものにしているか?

誰でもいいから、今、近くにいる仲間に伝えて欲しい。

「俺たちはショーの一部なのさ。」

さ!最高のショーにしようぜ!
カテゴリー:-全力打球-編
09/10 18:05
02

★第115試合『HOME ADVANTAGE』

『どうってこと無いよ!』
そんなはずはないんだが、強がりなんだか、今は下を向く時じゃない。
大丈夫だろう、なんて勝手に思い込んで、ホントの所を見れずにいたんだろう。
「悪かったな」って思ったりする。
だけど、そこを曲げたら、信念を変えたら、全てが崩れてしまうような、そんな気がしてしまう。
いいんだ、今のままで、きっと。
少しだけ修正して、また進もう。

8月も終わりに近づき、USオープンの時期になった。
「お祭り」の舞台にトッププレーヤーが集う。
日本選手も上位進出目指してファイト!
皆、応援しよう。

で、9月になれば、有明コロシアム。
デビス杯「日本VSインド」
ワールドグループ昇格をするため、勝利を目指す。
ホームであること、また、ハードコートであることは日本にとって、最大のアドバンテージ。
何故なら、過去にインドとの対戦で勝利をしているのは、ハードコートでの一戦。
また、ホームでの応援は、選手にとって何よりのパワーになるからだ。
よし!やってやろうぜ!日本!
有明で応援しよう!

そうだよ、ホームだろ?
気持ち持ってるだろ?
下じゃない、上!上を見てこう!

さあ、今日も行ってみようぜ!
カテゴリー:-全力打球-編
08/25 17:30
03

★第114試合『Let's go camp!!』

「おはよう。体調は大丈夫?昨日は眠れた?」
「大丈夫、けど、あまり眠れなかったかな」
「みんな、車酔いは平気かな?」
「酔っちゃうかもしれないけど、平気ー」
「酔い止め、飲んできたんだ?」
「ううん、飲んでないよ」
「じゃ、何で平気なの?」
「何となく」
「・・・あ、そう・・・」
「ねぇ、コーチ。今日はバーベキューなんでしょ?」
「・・・そうなの?」
「明日は朝練スタートだよね!」
「たしか・・・そうだったかな?」
「コーチ、ちゃんと分かってるの?頼り無いなぁ!」
「ごめんごめん」

なんてやりとりをしながら、目的地へ向かう。
合宿と言えば、山中湖。
テニス合宿発祥の地、でしょう。
これから三日間、みっちりやろうぜ。

そういや、スクールを出発する前に、
「今回はジュニアキャンプだから、ビールは要らないよな?」
なんて意地悪?を言っていた人物がいたけど・・・・。
そんなに僻まないでね。
お土産は、ちょっとだけ買ってきますよ!

それでは、いってきます!!
カテゴリー:-全力打球-編
08/10 23:17
04

★第113試合『懸けているもの』

明日はスクールの定休日。
最終レッスンが終わり、週締めの報告をしたら、事務所内は優しく柔らかい空気に変わる。
ちょっとだけ、糸が緩む。

「あれ?今日はまだ平気なんですか?」
「うん。メシでも行こうか?」
「いいですね!ビール飲んでもいいっすか?」
「もちろん」

一週間、絞り出すように働いて、乾ききった身体を癒やす。
この瞬間に全てが報われる、なんて言い過ぎかな?
ちょっと摘んで、3杯目を注文した辺りから、いつもの展開。

「テニスを頑張るのは自分なんだよ」
長く育成に携わってきた人の言葉は、重く、そして響く。

この言葉もまた。
「テニスが上手くなるのも自分」
シンプルでいて、深い。

ジュニア育成は、人を育てること。
一番は人の話を聞くことや、その態度。
極端に言えば、テニスを教える事じゃない。
コーチは練習を真面目にやらない選手には、容赦してはいけない。
天狗になった選手は、そこで終わりだから。
今は負けたって良い。
何故なら、出来ている人間は、「勝てるようになる」から。

店を出る直前に、酔い醒ましのお冷やを一気に飲み干して、
「こっちは命懸けなんだからさ」

了解!
やっぱりこの瞬間だね!
明日から、また!
カテゴリー:-全力打球-編
07/25 00:02
05

★第112試合『宣誓』

今日は隣駅の蕎麦屋で、大先輩と昼間から。
「キミはビール?私はレモンサワーかな」
こんな昼から飲むことに、ちょっぴりだけ罪悪感を感じていたけど、一杯飲んだら吹き飛んだ。
「俺はきちんと仕事してるから、大丈夫だ」ってね。
関係各位がこれ見たら、怒って電話でも来るかな?
「何食べますか?天盛りかな?私には野菜天ぷら頂戴ね。貴方はエビ食べてね。そばは締めの一品だから、まだ頼むなよ」
んで、いやいや、飲むわ飲むわ、喋るわ喋るわ喋るわ。。
俺が知ってる3倍位飲んでたかな、大先輩。

帰る頃には、ちょっぴりフラフラになっちゃって、タクシー帰宅。
俺は、大先輩を見送ってから、酔い覚ましに一駅歩く。
大先輩の言葉を思いだしながら。
「・・・・」
ここで書いたら、みんなにバレちゃうから・・・。

大先輩。
俺は、やります。
いや、「俺が」やりますよ!

あれ?蕎麦屋に行ったのに、蕎麦食ってないよね?
食った?

また、行きましょう、大先輩!
カテゴリー:-全力打球-編
07/10 23:50
06

★第111試合『惜しくはないのだ』

「惜しかったよね」
「そう?もうちょいサーブが・・・じゃない?」
「ま、そうなんだけど。あれは、ダブルファースト?」
「勝負ってやつだね」
「俺でもやったかもな」
「一緒にしちゃ、ダメだろ」
「別にいいじゃないか。あっちは?1st取った時は、近所中、大騒ぎだったよ」
「ホントかよ?夜中だせ?真のテニスファンは、そんな事しないよ」
「わかってるよ、冗談冗談」
「けどさ、『惜しかったよね』は、もういいよなぁ」
「だね。けど、大丈夫だよ」
「何が?」
「夜明けは近い!と感じています!」
「お!いいね!」
「現に、まだ勝ってるだろ、彼女」
「時代はきちんと動いているってね」
「頑張ろう!日本!」

頑張れ!土居選手!
カテゴリー:-全力打球-編
06/25 16:12
07

★第110試合『努力はキミを・・・』

今の現状を受け入れられず、モヤモヤしている。

そんな時って、誰にでもあるよな。

自分のせい?周りのせい?どっちでもないよ。

ただ、ちょっとだけラッキーな奴がいたりとか、逆にキミがアンラッキーだったとか、さ。

だから、誰のせいでもないんだって。

必要なのは、曇りのない眼で、そこをきちんと見るってこと。

けどさ、今のキミの心の言葉は、とても正しいと、コーチは思っているよ。

“努力は決して結果を裏切らない!”

その通りさ!

毎日の筋トレと素振りが、キミに必ず最高の結果を持ってきてくれる!

で、今日は何回振るんだい?

もちろん一緒に、な!
カテゴリー:-全力打球-編
06/10 09:56
08

★第109試合『最高の眺め』

出来立ての施設。
敷きたてのコート。
真っ白な白滞。
眩しいくらい黄色いボール。
新鮮ってことだよな。

元気なコーチスタッフ。
張り裂けるような声。
溢れ出す情熱を、全身で表す。
気持ちだけは、どこにも負けてない。
親身なフロントスタッフ。
一生懸命な姿は・・・いや、そこが一番なんじゃないか。
それがあれば、大丈夫。
いいじゃん、いいじゃん。
良い眺めじゃん。
この景色が、これからの俺達の景色になる。

だけどな、一瞬たりとも油断するなよ。
最高の景色だって、見慣れれば普通の景色になってしまうんだ。
常に、常にGO!全力でGOだ!
そして、今、お前に出来る事は、全力でコートに立つこと。
そうだろ?

さぁ!いってこい!
カテゴリー:-全力打球-編
05/25 12:20
09

★第108試合『羽ばたくと言う事』

「いやぁ・・楽しかった!」
「どうしたの?」
「どうしたのって・・・楽しくないっすか、レッスン?」
「そりゃ、な」
「なんか、そっけない言い方・・・」
「だって俺は、初めから、そう思ってるから」
「俺もそうですけどね。だけど、2か月ぶりのレッスンですよ?!」
「待ちに待ったレッスンだもんな」
「体が軽くて鳥の様です」
「そう言えば、痩せたんじゃない?」
「ちょっと待って下さいよ!それじゃ、まるで太っていた様な言い方じゃないですか!」
「違うの?」
「・・・すいません。4キロ痩せました」
「だからそんなにテンション高いのか」
「ま、それもあるかも・・・」
「なんでもいいけどさ、休んでいた分、きっちりレッスンしてくれよな」
「任せてください!」
カテゴリー:-全力打球-編
05/10 11:20
10

★第107試合『船出だ、船出!』

「お前、緊張してたの?」
「ばれました?」
「そりゃ。司会者が、フルネームでって、言っただろ?」
「あれ?俺、苗字だけでした?」
「はぁ・・・。ほら、足にガムテープついてるしさぁ」
「あ!言ってくださいよ、早く!」
「お前が壇上に向かう時に気づいたんだよ」
「ちぇっ、だっせぇ、俺」
「まあ、大丈夫だよ。誰も見てないから、お前なんか」
「・・・ですよね」
「いじけるなよ、すぐ!」
「いじけてません!」

無事に済んだ?かどうかは分からないけど、お披露目式が終わった。
2次会から・・・いつまで続いたかは覚えてない。
ここまで祝ってもらえるなんて、ボスも嬉しいだろうな。
最後はカラオケで爆発して終了。

何故か、焼肉屋でさらに打ち上げ。

「ちょっとキタな、代表挨拶」
「はい、グッと」
「お前、涙目だったよ」
「そっすか?」
「ま、いいんだよ。家が出来たんだから、な」
「いい家にしましょう!」

兎に角、船出式は終わったんだから、後は漕ぎ続けるしかないよな。
カテゴリー:-全力打球-編
04/25 23:11
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