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【 レックテニススクールヘッドコーチ自己紹介!Vol.1】小林直樹

「皆さんの壁になりたい」ネオインドアテニススクールの小林です。

唐突ですが私もともとは運動がとても苦手で(幼少の時は少々ふくよかだったもので)、他のコーチが全国中学校大会だのインターハイなどという話が聞こえると途端に黙ります(まだ「高校時代はサッカー部です」とか「野球部で」とか言えるなら少しはね)。
多分世の職業コーチの中で高校でマンドリン部出身者は私だけなんじゃあないかな。

大学でも最初は音楽やろうと思っていたんですよ。でも最初に隣に座った奴がテニス部出身で、「一緒にやらないか」と・・・・。ただ誘われただけなら勿論やるはずもないのだけれど、新入生歓迎コンパは「タダ」で、そして「ミスキャンパス」がいると聞いたら行ってみようかと思うのは正しい日本の男の子の心理。そして行ってみれば本当に美人。「こりゃお近づきになりたいと」入部即決です。

さて、入部は決まったもののテニスの出来ないテニス部員ほど始末に終えないものは無く、コートでは全くの孤立。最初に私を誘った輩もラケットこそ「お古」を投げてよこしましたが相手はしてくれず。そもそも大学のテニスなんてのは新入生は基本的には球拾いで、夕方先輩の練習が終わって日没までのほんの僅かな時間しかボールを打つ機会はなく、そんな大事な時間を私の為に裂いてくれるはずなんかまったく無く、さらにはテニスの出来ない一年坊なんかミスキャンパスの目に留まる訳も無く、どうしようか悩んで、ふと目に付いたのが、校舎の事務所棟の壁。校舎の中庭と駐輪場の間に外灯があり、しかも埼玉の田園地帯にある敷地は忍び込むなんて簡単。
その日から「壁」君が私の練習相手になってくれたわけです。

なんたって目的がありますから(少々不純ですが)、それからは毎日夜10時からの回転すし屋でのアルバイトの時間までは必死に練習するわけですがね、これまたちっともつながらないから面白くないわけですよ。それで最初はポンとボールを地面について狙った場所に飛ばす練習から、次はラケットを長く持つと強くボールが飛びすぎてすごいボールが帰ってきちゃうから短くラケットを持ってね・・。工夫しました。
それでもやっぱり飽きますよね(なんせ相手は何もしゃべってくれないので)。
「今日は3回返せたら」とか、「今日は10回続くまで」とか目標を決めて、ほんと自分でも努力したと思います(ミスキャンパスの力ってすごいですね)。
初めて100回つながった時はやっぱり壁に握手に行きましたね。
勿論手は出してくれませんから、叩いただけですが、本当にうれしかったんですよ。

小林直樹
そんな日々からはや25年が経ちました。在学中からコーチのアルバイトを始め、そのままレックに入ってずっとです。さして実績のない私が生業としてこの仕事を選んだのは、レックの指導方法が私が「壁」に向かって工夫していたこととまったく一緒だったからです。レックではそれを「段階的指導方法」と言ってとても大切にしています。そして私は自分で実践しただけにその効果を身にしみて知っています。
私は初めてテニスをする方がとても好きです。難しさも感動もよく分かるからです。
初めての方のクラスを担当させていただく時いつも、私はあの時の「壁」になりたいと思っています。勿論100回続いた時には、握手をして一緒に喜び合える」です。

ちなみにミスキャンパスの先輩とは1回だけミックスダブルスに出たんですよ。
・・・・・それだけでしたがね。

【ネオインドアテニススクール西新井】http://nishiarai.rec-tennis.com/

この原稿は、無料メルマガ【レックテニスメールマガジン】2007.1.18号に掲載されました。

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カテゴリー:スタッフ紹介
2007/04/18 12:00

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