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another side of tennis

Scene 185 [audience]

テニスはもっともっと語られていいスポーツだ。
テニスは当たり前だけどノンフィクションで、ドキュメンタリー的要素に満ち溢れている。

フェデラーが2006年の全豪で見せた涙。
同じく2006年全豪の女子決勝のエナンのDEF。
ジャパンオープンの鈴木貴男vsフェデラーの6-4,5-7, (3)6-7 。

ジャーナリスティックな視点でその試合の前後も深く追求したルポが読んでみたい。

マーケットのでかさの違いだが、音楽、野球にはその手の本が多い。
実際家の本棚には沢山並んでる。
今も読み返す本も多い。
勿論テニスの本もあるけど10冊あるかどうか。

俺はガキの頃、テニスも音楽もグッド・オーデイエンスだった。
チケットを眺めながら、(早く観たいなあ)とワクワクして当日を待ったものだ。
そりゃあいつまでも客でいるタイプじゃないから、観るよりは演る方が好きだったが。

そこで話は身近なところに戻る。
【テニスの日】が10周年ということで、俺の周りは喧しい。
日本最南端の波照間島でボレーボレーして来る奴等までいる。
「テニス」に対する共通のシンパシーで、10万人がボレーボレー。
いいね、カーニバルみたいで。

これに元テニスフリーク=元テニス部員?が、学生の時以来にラケットを持つ様な企画があったらいいねえ。
「一年に一回、【テニスの日】だけはテニスをしよう!」
いやっ、ラケットは持たなくてもいいんだ。
Live観戦、TV観戦、そして読書。
いろんなタイミングでテニスに触れられるといいね。

そういう意味で言うと今のテニス誌は、各誌共に“読み物”としての魅力に乏しくないか?
技術解説もいいけど、ウィンブルドンの記事位は巻頭に持って来たらどうかね?と憤っていたら、某テニス誌の奴がアポなしで訪ねて来た。
「ダメじゃん、あの誌面の作り!“テニスプレーヤー”の為だけでなく“テニスファン”の為の記事も頼むよ!」「確かにアメリカのテニス誌は技術解説はないんですけど、英語がわからない僕がペラペラ捲ってるだけでも楽しいんですよねえ」

するとやっぱり、鈴木貴男vsフェデラーの話になった。
あの時2ndで、(貴男が勝つかも!?)というトキメキよりも(貴男が勝つかも…フェデラーがここで負けちゃう?)という戸惑いの方が、明らかにコロシアム内に多かった(念の為言っておくと、俺は準決勝のロイヤルボックスも持ってたけど、横須賀で独りでテニススクールを切り盛りしてるテニスコーチと、大声で鈴木選手を応援してたよ)。
「これであなたもバックハンドの達人!」もいいけど、ああいう場面こそ、きっちり記事にするべきだ。

奴は「すぐには難しいけど、記事の配置を変えるのは確かにいいんで考えてみます」と帰って行った。
まあ期待せずに待つとしよう。
その代りと言っちゃなんだが、奴から聞いたいい情報を。

「11月の全日本は、男子は国内のそうそうたる面子がエントリーするみたいですよ」

ほらっ、そこのあんた!学生の頃部活でヒーヒー言ってたあんた!代返を頼んで試合に出てたあんた!俺等がやって来たテニスの今を一回呑みに行くのを我慢して、ちょいと覗きに行かないかい?

2007.9.20
Iidabashi3


カテゴリー:Tennis
2007/09/20 14:28

筆者紹介:坂東海


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