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another side of tennis

Scene 324 [ワガママ]

錦織圭選手の全豪3R。
お互いリアルタイムで観たかった娘と何回もレコーダーの予約を確認してから新宿へ。
新宿ピカデリー。
夜な夜なここの前で靖国通りを渡って、ゴールデン街へと遊歩道に入る。
遊歩道半ばのトイレは確か“新宿鮫”でクスリの取引先場所になってた。

そんな場所を見下ろす9階で観た映画は“怪物くん”。
いつもは恋人達や酔客を避けて足早に通り抜ける場所で、真っ昼間に3Dメガネをかけてスクリーンを眺めるというなかなかシュールなシチュエーション。

「ワガママとは自分の信念を貫くこと」
「そのワガママを貫くには強い力と周囲の人達への強い責任感がいる」

そう来たか。
映画を観た安直なお涙頂戴のセミナー講師クン、すぐにパクるなよ。
出所はすぐにバレるぜ。

iPhoneの全豪アプリで錦織選手の勝利を確認して一安心して帰宅。
ペプシでミニたい焼きをパクつきながらVTR観戦。
錦織選手も“ワガママ”だ。
正しくは“ワレガママ”か。
一時期オリンピック各種目で日本代表が無責任に浴びせられていた言葉。
“勝負弱さ”や、“過剰な迄の責任感によるプレッシャーの増幅”は微塵もない。
先行されても逆境に風穴を開け、相手をねじ伏せて行くフォアハンド。
カッコいい。

そして俺は相変わらず、“ままよ”と“なすがまま”。
続いて「パパがキュウリ」とは言わないのだけが救いだ。

“枯れたビルが街を舞う季節 お前は何が欲しかった 無いものねだり 都合のいい我儘だけじゃ 今日という日は最悪だ”

MacBookPro13にイヤフォンを差し込んでSIONの“ブーメラン”を聴いてみる。
TVの画面では、相変わらずのGUTSでヒューイットがコートを走り回ってる。


カテゴリー:SION
2012/01/25 14:27

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2008/11/20 Scene 245 [宝物]

筆者紹介:坂東海


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