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another side of tennis

Scene 287 [Maggie's Farm]

夕刊一面のカラー写真を見て瞬間的に、(ウソだろ?そんな訳ない!)と記事を読み、ウソじゃなかった事にガッカリした。
ウルグアイvsガーナ戦。
ゴール前でのハンドの決定的写真。
ハンドした選手はゴールキーパーが両手でしっかりセーブする様にボールを止めている。
それだけでなくもう一人の選手もPKに飛びつくキーパーの様に左手を高く差し出している。
まるでゴールキーパーが二人並んでプレーしていたみたいだ。
サッカーは遊びでしかやった事がないから、サッカー界故のダーティーな部分は全く知らない。
テニスの練習試合で、ボールを拾いに行く時間を省く為に明らかにアウトのボールをノーバウンドで「アウト!」と止める事があるが、それを公式試合のセルフジャッジで
明らかに入っているボールをノーバウンドで「アウト!」と止める感じなのか。
勿論それは失点になるが、それどころの酷さじゃやない気がする。
「ワールドカップ史上最高のセーブだと思う。退場する価値はあった」
寅さんだったら、「それを言っちゃあ、おしめえよ」と言ったことだろう。
まあ、これを差し引いても十分楽しませてもらっているのだが。

ウィンブルドンは開幕から微妙な揺れを見せながら終盤に入って行った。
オープニングの錦織圭選手とラファエル・ナダル選手の対決。
フレンチの時のクルム伊達公子選手とディナラ・サフィーナ選手の時の様な確信はなかったものの、ドローを見た時に(おおっ!もしかしたらやってくれるんじゃ……)と感じさせてくれた錦織選手の華。
やはり(やってくれそうだな)と感じさせていたノバク・ジョコビッチ選手の敗退と、ナダル選手の磐石さを演出してしまったアンディ・マレー選手の敗退。
見る角度で変わるいろんなコントラストがいろんな想いを生む。
マスコミは又勝手に、「フェデラー時代の終り」だの「ナダル時代の到来」だの、相変わらずテメエらの文責なしの無様なエレベーター現象。
2年前に同じ事を書き立てられた二人は気にもしないだろうが、“大衆”は見事にこの煽りに乗っちまうんだろう。

アメリカのニューポートって知ってるかな。
ロック・ファンならすぐに、「あ?、ニューポート・フォーク・フェスティバルね」という場所。
1975年の7月25日、ボブ・ディランがアコースティックギターでなく初めてエレキギターを抱えてステージに立ち、“マギーのところじゃもう働くもんか!”とフェンダーのストラトをかき鳴らして、「本当のロックが生まれた」と言われたイベントの開催場所。
そこでウィンブルドンが閉幕した翌日から始まった「Cambell’s Hall of Fame Tennis Championships」。
全米オープンの前身である大会らしく、サーフェスは芝。
1回戦で添田豪選手が第8シードのテーラー・デント選手にフルセットで勝利。
2回戦で惜しくも敗退してしまったが、何かとてもワクワクさせられた。

さっ、もうすぐ梅雨明けだ。

2010.7.10
Chofu


カテゴリー:Dylan
2010/07/10 23:25

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筆者紹介:坂東海


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