Scene 279 [ショートカット]
Macなら[Command]Key、Winなら[Control]Key。
コンピュータで作業している時、ショートカットキーは欠かせない。
車で走ってても近道、抜け道を知ってるか知らないかで、男なら沽券に関わったりもする。
ただこれらはあくまで作業の効率化UPや移動時間の短縮が目的で、それによって質がどうのって話じゃあない。
最近子供にショートカットばかりさせたがる親が増えてる。
小さい子が身支度するのに時間がかかったりすると見兼ねて手を貸したり、あるいはイライラして叱って、子供の成長を邪魔する例は昔から多々語られて来たが、それがエスカレートした感じだろうか。
「俺は会社で厳しい競争を勝ち抜いて来たんだ!」と先生を社会的に甘い人間だと見下す男親もいるらしい。
そういう親の子が学校で振りかざす理屈はとても子供の言葉とは思えず、親が家庭内で学校や友人を馬鹿にした言葉の受け売り。
子は親の鏡とは良く言ったもんだ。
進学塾では相変わらず「皆がライバル」だの「周りを蹴落とさないと受からない」とやってると聞く。
競争心、緊張感を高めたいのはわかるが、自分に力をつければいい事で、他人を敵視したり、自分だけ良ければいいみたいな気持ちを煽る事はないんじゃないかね。
「牛丼がいくら安くなってもそれで金持ちが喰う様になる訳じゃなくてさ、今まで通りの客層が安く食べられる様になっただけで、結局は働いてる奴等に廻る金が減るだけなんだよな」
そうなんだよな。
冷静に見れば好況だろうが不況だろうが、金持ちは金持ちの世界の中で暮らしてる。
街の底にいる俺の周りの面子もそう変らない。
ついでに言えば俺の今日の昼飯は、すき家の高菜明太マヨ牛丼……。
「いくら他人を蹴落として行っても元々の育ちが違うのにさ、少しばかり偉くなった親が出し抜くこと、身勝手な自己主張の方法とか、汚いテクニックばかり教えてどうすんだよ!本当に偉かったり金持ってる奴は受験や就職じゃ苦労しないっつうの。大抵そういう奴って金持ちとか力のある奴に弱いしね。そんな親の子供がデカクなって親を大切に想う訳はないんだから、まあ自業自得だけどな」
はいはい、お前は本当に良く観察してるねえ、流石美容師だ。
おまけに中1の時と変らず良く喋る!
振り返ってテニス界。
やっぱり頭に浮かぶのは、セルフジャッジで相手の際どいボールをインとジャッジしたジュニア選手に、「何でアウトって言わなかったんだ!」と怒る親とコーチの話。
「相手のミスを期待するのでなく、相手のいいプレーを願い、更にそれよりいいプレーをしようと自分をコントロールした」というウィナーズ・スピーチを種目を問わず何人ものトップ選手がしているのを見てないのか。
そこまで行かないにしても相手のミスを願った自分を恥じたり、そういうもんだろ、人生って。
経過を大事にしない、成長の仕方を大事にしない。
そんな奴とはテニスだろうがビジネスだろうが井戸端会議だろうが関わりたくない。
でもね、子供にショートカットさせようと力んでる奴も、近道が後から思えば遠回りだったり、抜け駆けしようとして痛い目にあったり、本当はわかっているはずだ。
ただね、ちょっと熱くなり過ぎて前が見えなくなっているんだろ。
「いい試合だったな!」「いい仕事したな!」と心の底から笑って握手したい。
出来ればそれでもうちょっと美味いもんが喰える様になれば最高だ。
2010.3.10
Kamikiyoto
コンピュータで作業している時、ショートカットキーは欠かせない。
車で走ってても近道、抜け道を知ってるか知らないかで、男なら沽券に関わったりもする。
ただこれらはあくまで作業の効率化UPや移動時間の短縮が目的で、それによって質がどうのって話じゃあない。
最近子供にショートカットばかりさせたがる親が増えてる。
小さい子が身支度するのに時間がかかったりすると見兼ねて手を貸したり、あるいはイライラして叱って、子供の成長を邪魔する例は昔から多々語られて来たが、それがエスカレートした感じだろうか。
「俺は会社で厳しい競争を勝ち抜いて来たんだ!」と先生を社会的に甘い人間だと見下す男親もいるらしい。
そういう親の子が学校で振りかざす理屈はとても子供の言葉とは思えず、親が家庭内で学校や友人を馬鹿にした言葉の受け売り。
子は親の鏡とは良く言ったもんだ。
進学塾では相変わらず「皆がライバル」だの「周りを蹴落とさないと受からない」とやってると聞く。
競争心、緊張感を高めたいのはわかるが、自分に力をつければいい事で、他人を敵視したり、自分だけ良ければいいみたいな気持ちを煽る事はないんじゃないかね。
「牛丼がいくら安くなってもそれで金持ちが喰う様になる訳じゃなくてさ、今まで通りの客層が安く食べられる様になっただけで、結局は働いてる奴等に廻る金が減るだけなんだよな」
そうなんだよな。
冷静に見れば好況だろうが不況だろうが、金持ちは金持ちの世界の中で暮らしてる。
街の底にいる俺の周りの面子もそう変らない。
ついでに言えば俺の今日の昼飯は、すき家の高菜明太マヨ牛丼……。
「いくら他人を蹴落として行っても元々の育ちが違うのにさ、少しばかり偉くなった親が出し抜くこと、身勝手な自己主張の方法とか、汚いテクニックばかり教えてどうすんだよ!本当に偉かったり金持ってる奴は受験や就職じゃ苦労しないっつうの。大抵そういう奴って金持ちとか力のある奴に弱いしね。そんな親の子供がデカクなって親を大切に想う訳はないんだから、まあ自業自得だけどな」
はいはい、お前は本当に良く観察してるねえ、流石美容師だ。
おまけに中1の時と変らず良く喋る!
振り返ってテニス界。
やっぱり頭に浮かぶのは、セルフジャッジで相手の際どいボールをインとジャッジしたジュニア選手に、「何でアウトって言わなかったんだ!」と怒る親とコーチの話。
「相手のミスを期待するのでなく、相手のいいプレーを願い、更にそれよりいいプレーをしようと自分をコントロールした」というウィナーズ・スピーチを種目を問わず何人ものトップ選手がしているのを見てないのか。
そこまで行かないにしても相手のミスを願った自分を恥じたり、そういうもんだろ、人生って。
経過を大事にしない、成長の仕方を大事にしない。
そんな奴とはテニスだろうがビジネスだろうが井戸端会議だろうが関わりたくない。
でもね、子供にショートカットさせようと力んでる奴も、近道が後から思えば遠回りだったり、抜け駆けしようとして痛い目にあったり、本当はわかっているはずだ。
ただね、ちょっと熱くなり過ぎて前が見えなくなっているんだろ。
「いい試合だったな!」「いい仕事したな!」と心の底から笑って握手したい。
出来ればそれでもうちょっと美味いもんが喰える様になれば最高だ。
2010.3.10
Kamikiyoto
カテゴリー:word
2010/03/10 23:45













