Scene 275 [一月のクリスマス]
“Christmas in the Heart”
11月に出てたとは知らず、年も押し迫った12月29日に聴いた。
いつもの店のいつものカウンターで。
ディランがあのしゃがれ声でクリスマスソングを唄ってる。
「いいね、人気のない季節外れの海みたいでさ」
何て軽口を叩きながら聴いてたが、祝祭の浮かれ様ではなく、祝祭が表す、生きている事のはかなさ、切なさ、そしてちっぽけな日常のありふれた幸せのありがたさが、心の奥底に沁み入って来る。
家族と一緒に聴く気にはなれずアルバムはしばらくマスターに預ける事にした。
年が明けて同じカウンターで最初に聴いたのは、やっぱり“Christmas in the Heart”
最後はディランが“Amen”と唄ってアルバムが終る事に気付いた。
クリスチャンでも“infidels”でもない俺だが、その“祈り”の言葉がやっぱり沁みる。
新横浜駅前のホテルのチャペル。
シャイなプロテニスコーチの結婚式。
言い慣れない、聞き慣れない「アーメン」。
儀式の持つ意味が妙にリアルに感じられる式だった。
そして披露宴での新郎の会社の社長の祝辞が、俺のAfter the Xmasを締めくくった。
内容は確かこんな感じだった。
「俺がプロテニスコーチとして生きて行こうと決めた時、それじゃ一生続けて喰って行くのは絶対無理だからやめろと言われた。でも俺は今こうやって生きてる。一生テニスで喰って行ける会社になる様に誠実にやって来た。これからも一緒に走り続けよう」
絶対無理?
絶対・愛!
一月のクリスマス。
ありふれた日常のささやかな幸せに感謝。
2010.1.9
Shinyokohama
11月に出てたとは知らず、年も押し迫った12月29日に聴いた。
いつもの店のいつものカウンターで。
ディランがあのしゃがれ声でクリスマスソングを唄ってる。
「いいね、人気のない季節外れの海みたいでさ」
何て軽口を叩きながら聴いてたが、祝祭の浮かれ様ではなく、祝祭が表す、生きている事のはかなさ、切なさ、そしてちっぽけな日常のありふれた幸せのありがたさが、心の奥底に沁み入って来る。
家族と一緒に聴く気にはなれずアルバムはしばらくマスターに預ける事にした。
年が明けて同じカウンターで最初に聴いたのは、やっぱり“Christmas in the Heart”
最後はディランが“Amen”と唄ってアルバムが終る事に気付いた。
クリスチャンでも“infidels”でもない俺だが、その“祈り”の言葉がやっぱり沁みる。
新横浜駅前のホテルのチャペル。
シャイなプロテニスコーチの結婚式。
言い慣れない、聞き慣れない「アーメン」。
儀式の持つ意味が妙にリアルに感じられる式だった。
そして披露宴での新郎の会社の社長の祝辞が、俺のAfter the Xmasを締めくくった。
内容は確かこんな感じだった。
「俺がプロテニスコーチとして生きて行こうと決めた時、それじゃ一生続けて喰って行くのは絶対無理だからやめろと言われた。でも俺は今こうやって生きてる。一生テニスで喰って行ける会社になる様に誠実にやって来た。これからも一緒に走り続けよう」
絶対無理?
絶対・愛!
一月のクリスマス。
ありふれた日常のささやかな幸せに感謝。
2010.1.9
Shinyokohama
カテゴリー:DYLAN
2010/01/10 10:04














