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another side of tennis

Scene 257 [How to be a good tennis parents]

「“困難が立ちはだかった時に、それを解決する為には自分から行動する事が大事なんだ”と必ず気付いてくれますよ。声をかけることよりも心をかけることが大事なんですよね」
話をしてる女の先生の目は若干潤んで見える。
たまたまスケジュールが空いて行けた面談の席。

つい先日も似た様な話を聞いた。
ゴルフの森口祐子プロの講演。
と言ってもゴルフ関係の場でなく、日本テニス協会のコーチャーズカンファレンスの基調講演で、だ。
そこで彼女は、師である故・井上清次プロの事を「声はかけてくれないけど、ずっと見ていてくれた」と感謝の意を示していた。

やっぱり最後は人だ。
目の前に相対する人だ。
そしてそこから発せられるメッセージを受け取るアンテナの感度、理解するイマジネーションの広がりが子供、選手にとって重要な能力なんだろう。

「テニスパパ、テニスママのための手引書-How to be a good tennis parents-今、光るテニスキッズになってほしい?それとも、将来光るプレーヤーになってほしい?」と名付けられたテニス誌の記事。
(いい記事だなあ)と感心していたら、その第2回目分の取材に立ち会う事になった。
話は変わるが、この記事を掲載しているテニス誌[S]は頭デッカチな技術解説メインから、読み物としてのクオリティが上がって来ていて好感が持てる。
それはまあいいとして、インタビューでは取材する側とされる側に共通するテニスキッズへのアタタカイ・ハートを感じた。
「最後まであきらめない。失敗しても勇気を持って起ち上がろう」
いいね、応援するよ。

どんなジュニア・トーナメントに行っても、「おいおい!」と言いたくなるステージ・ママならぬ、コート・ママ、コート・パパ、そして「お前はコーチなんだろ-!」と言いたくなる輩を見かける。
これはテニスだけじゃなく、野球もサッカー、そして学校でも同じだ。
子供の頃から失敗する恐怖心を植え付けたり、被害者意識を逆手に取って相手を貶めさせたり、そんな歪みを与えてどうする?
「テニスパパ、テニスママのための手引書」を読んで、ちょっとクールダウンしたらどうだい?
あんたらの子供達へのエネルギーは多分素晴らしい。
ただベクトルの向きが違うだけなんだからさ。

2009.4.9
Kyonancho2


カテゴリー:word
2009/04/10 15:13

筆者紹介:坂東海


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