Scene 238 [21th Century Boy]
「お父さん!KeiがTVに出てるよ!」
娘が階下から大声で呼んでる。
二週間程前。
「お前等そのうち世界一になるかもしれないテニスの強いお兄ちゃんに会いたいか?」
「えっ!?錦織選手に会えるの?!」
なんて会話があって3日前の木曜日。
[K]-Impactと名付けられたWilson Junior Tennis Academy。
日航東京のバンケットルームには小学生以下のジュニアテニスプレーヤー約30名とその付添い、そしてプレス。
付添いには顔見知りのテニス関係者もいるが、あくまで子供達がメインで、受付のリストには子供の名前だけで付添いの名前はない。
定時きっかりに暗転して錦織選手のプロモが流れ、そして入口にピンスポットが当たった。
緑色のadidasにGパンで目一杯はにかんだ表情の少年が入って来た。
子供達の羨望の眼差し。
錦織圭。
トークショーでは、
「自分としてもテニスを楽しみたいし、見ている人にも楽しんでもらいたい。テニスが好きなので色々なショットを使うのだけれど、一定のプレーをするのが本当に好きじゃない」
という言葉や、それを受けてナビゲーター氏が、
「確かに圭は飽きっぽい。でも練習を始めたら圭はどんなボールでも追いかけていた。それは本当にテニスの基本だと思う。僕と打ち合っている時も少々アウトでもとにかく追いかけていたし、そこからどこにでも打てる体勢を作って、その中で色々なショットを選択してた」
と言い、更に錦織選手が、
「やっぱり勝つのが1番の目標で、1番に置いておかないといけない事だと思う。その中で我武者羅にプレーをするのが1番大事だと思うし、出来る事をやろうと思ってた」
と締めた辺りに、(こいつやっぱやるなあ)と舌を巻かされた。
トークショーの後、子供達は一人づつ壇上に上がり、特製ポートレートに直々にサインをもらい、更にツーショット撮影。
錦織選手を前にしているのと沢山のカメラで緊張しているのか、撮影が終るとお礼も言わず、恥ずかしそうにそそくさとひな壇から降りる子供が多い。
そんな子供達の反応に毎回照れたり戸惑う錦織選手の初々しさが微笑ましい。
更に子供達には終演後沢山のお土産。
“[Kei]錦織圭、81th。ドラマは、2008年8月ニューヨーク州フラッシング・メドウで始まった。男子シングルス3回戦で18歳の圭は、第4シードの選手にフルセットで競り勝ち、16強による4回戦に進んだ。実に71年ぶりの戦後初の快挙であった。グランドスラムベスト8入りは逃したが、世界ランキングも自己最高位の81位に浮上した。圭の進化はさらに続く。”
と、正しく今の錦織選手のことがクレジットされた大判のポスター。
2009年の”錦織圭カレンダー”に、錦織選手愛用の[K]TOUR 95のフィギュアの携帯ストラップ(そのうち[K]シリーズの[K]は[圭]を象徴する事になるんだろうか?)、そしてまだ発売前の10月10日上梓の「錦織 圭 フィフティーン・ラブ(神 仁司 著/実業之日本社)」。
大人達には勿論何もない。
トークショーのナビゲーターを務めていたジュニア時代から旧知のJrデ杯監督に声をかけ、会場を後にして歩いてると、子供達は「Kei、イケメンだったよね!」とか話してる。
呼び方が開演前の“錦織選手”から“Kei”に変ってる。
こうやって子供達にテニスが広まって行くんだろうな。
ついでだけど、その後お台場をぶらついてたら、水泳の北島康介選手、ソフトボールの上野由岐子選手、お笑いの山本高弘のトークショーに遭遇した。
2時間の間に3種目のオリンピック代表選手を観たって事が、ちょっと不思議な感じがする。
そして今日、Japan Open開幕前の前夜祭?のAIG SUNDAY。
車を駐めて娘とコロシアム前に着いてみて、入口からの列の長さに驚いた。
15時開始の13時開場で、まだ12時半だというのに、TDLの様に幾重にも折り畳まれた列だけでは足りず、気付けばコロシアムブリッジの上迄列が延びてる。
学生、特に小学生の姿が目立つ。
子供だけでなく、サイン用の特大ボールを持った大人達も多い。
みんな今迄どこに隠れていたんだい?
T.Rexのイカしたブギのイントロが流れて錦織選手が飛び出して来た。
曲は“20th Century Boy”。
この曲をチョイスした奴が、主題歌になってる映画“20世紀少年”のヒットを意識したのか、他に理由があったのかなんて知らない。
でも俺はイントロが流れた瞬間、勝手にこう勘違いしてた。
(おっ!“21th Century Boy”ね!いい選曲じゃん!)
2008.9.28
Ariake Colosseum
娘が階下から大声で呼んでる。
二週間程前。
「お前等そのうち世界一になるかもしれないテニスの強いお兄ちゃんに会いたいか?」
「えっ!?錦織選手に会えるの?!」
なんて会話があって3日前の木曜日。
[K]-Impactと名付けられたWilson Junior Tennis Academy。
日航東京のバンケットルームには小学生以下のジュニアテニスプレーヤー約30名とその付添い、そしてプレス。
付添いには顔見知りのテニス関係者もいるが、あくまで子供達がメインで、受付のリストには子供の名前だけで付添いの名前はない。
定時きっかりに暗転して錦織選手のプロモが流れ、そして入口にピンスポットが当たった。
緑色のadidasにGパンで目一杯はにかんだ表情の少年が入って来た。
子供達の羨望の眼差し。
錦織圭。
トークショーでは、
「自分としてもテニスを楽しみたいし、見ている人にも楽しんでもらいたい。テニスが好きなので色々なショットを使うのだけれど、一定のプレーをするのが本当に好きじゃない」
という言葉や、それを受けてナビゲーター氏が、
「確かに圭は飽きっぽい。でも練習を始めたら圭はどんなボールでも追いかけていた。それは本当にテニスの基本だと思う。僕と打ち合っている時も少々アウトでもとにかく追いかけていたし、そこからどこにでも打てる体勢を作って、その中で色々なショットを選択してた」
と言い、更に錦織選手が、
「やっぱり勝つのが1番の目標で、1番に置いておかないといけない事だと思う。その中で我武者羅にプレーをするのが1番大事だと思うし、出来る事をやろうと思ってた」
と締めた辺りに、(こいつやっぱやるなあ)と舌を巻かされた。
トークショーの後、子供達は一人づつ壇上に上がり、特製ポートレートに直々にサインをもらい、更にツーショット撮影。
錦織選手を前にしているのと沢山のカメラで緊張しているのか、撮影が終るとお礼も言わず、恥ずかしそうにそそくさとひな壇から降りる子供が多い。
そんな子供達の反応に毎回照れたり戸惑う錦織選手の初々しさが微笑ましい。
更に子供達には終演後沢山のお土産。
“[Kei]錦織圭、81th。ドラマは、2008年8月ニューヨーク州フラッシング・メドウで始まった。男子シングルス3回戦で18歳の圭は、第4シードの選手にフルセットで競り勝ち、16強による4回戦に進んだ。実に71年ぶりの戦後初の快挙であった。グランドスラムベスト8入りは逃したが、世界ランキングも自己最高位の81位に浮上した。圭の進化はさらに続く。”
と、正しく今の錦織選手のことがクレジットされた大判のポスター。
2009年の”錦織圭カレンダー”に、錦織選手愛用の[K]TOUR 95のフィギュアの携帯ストラップ(そのうち[K]シリーズの[K]は[圭]を象徴する事になるんだろうか?)、そしてまだ発売前の10月10日上梓の「錦織 圭 フィフティーン・ラブ(神 仁司 著/実業之日本社)」。
大人達には勿論何もない。
トークショーのナビゲーターを務めていたジュニア時代から旧知のJrデ杯監督に声をかけ、会場を後にして歩いてると、子供達は「Kei、イケメンだったよね!」とか話してる。
呼び方が開演前の“錦織選手”から“Kei”に変ってる。
こうやって子供達にテニスが広まって行くんだろうな。
ついでだけど、その後お台場をぶらついてたら、水泳の北島康介選手、ソフトボールの上野由岐子選手、お笑いの山本高弘のトークショーに遭遇した。
2時間の間に3種目のオリンピック代表選手を観たって事が、ちょっと不思議な感じがする。
そして今日、Japan Open開幕前の前夜祭?のAIG SUNDAY。
車を駐めて娘とコロシアム前に着いてみて、入口からの列の長さに驚いた。
15時開始の13時開場で、まだ12時半だというのに、TDLの様に幾重にも折り畳まれた列だけでは足りず、気付けばコロシアムブリッジの上迄列が延びてる。
学生、特に小学生の姿が目立つ。
子供だけでなく、サイン用の特大ボールを持った大人達も多い。
みんな今迄どこに隠れていたんだい?
T.Rexのイカしたブギのイントロが流れて錦織選手が飛び出して来た。
曲は“20th Century Boy”。
この曲をチョイスした奴が、主題歌になってる映画“20世紀少年”のヒットを意識したのか、他に理由があったのかなんて知らない。
でも俺はイントロが流れた瞬間、勝手にこう勘違いしてた。
(おっ!“21th Century Boy”ね!いい選曲じゃん!)
2008.9.28
Ariake Colosseum
カテゴリー:Tennis
2008/10/02 22:09















