Scene 224 [EQ(equalizer)]
以前よりセミオープン気味のスタンスが目立つ。
あの“ライジングサン”のカウンターは炸裂していたが、試合そのものは凡戦だった。
有明国際女子でのクルム伊達公子選手のプレー。
そりゃそうだ、1万$の大会なんだから仕方ない。
(観とかないと!)という妙な使命感で有明に行ったが、セミオープンのスタンスが、12年の間に増したスピード、パワーに対抗する為なのか、復帰後の二大会で砂入り人工芝コート特有のフットワークをして来たからなのかは正直わからなかった。
もう一ヶ月位前だろうか、古館伊知郎氏のニュース番組(ニュース・バラエティ?)に伊達選手が出演してた。
久留米の試合が終って一連の“復帰騒動”が一息ついた感のある時で興味が湧いた。
気がついたら、家人も後ろで立ち止まって画面に釘付けになってる。
話が古館氏独特の語り口、ペースで進んで行く中、伊達選手が復帰会見の時同様に、唐突に選手育成における砂入り人工芝の弊害について言及した。
岐阜、久留米と砂入り人工芝での連戦の後の有明国際女子への出場は、そこに更に踏み込んで行くプロセス?と考えたくもなる。
どんなスポーツでも、誠実なプロコーチなら「俺が育てた」みたいな言い方はしない。
プレーヤーの才能、努力へのリスペクトがまずあるし、施設、メニュー、その他諸々を工夫する事によって出来上がる“環境”でプレーヤーが伸びて行く事を知っているからだ。
有明国際女子では、若手選手のプレーのテンポがかなり間延びして見えて、伊達選手と同じく日本の“テニス環境”への危惧を感じた。
タイガー・ウッズのトリプルグランドスラムで幕を閉じたゴルフ全米オープンでは、片山晋呉選手が予選敗退時に、「こっちは難しすぎる。今田竜二選手に任せる」という内容のコメントを残してた。
ツアーの厳しさ、ベースを異国に置く困難さは勿論理解出来るが、正直聞きたくなかった。
でもこれも“環境”の大事さを如実に物語っている。
比較する訳ではないが、おそらく今田竜二選手も錦織圭選手も、この手のコメントはしないだろう。
オセロをひっくり返すみたいに、砂入り人工芝コートやゴルフ場を変える訳には行かない。
でもハードはそうそう変えられなくてもソフトはいくらでも変えられる。
“普及”という広い裾野の先は頂上に向う“育成”、“強化”だ。
今の自分とトップまでの繋がりを意識出来ているかい?
陽のあたる場所でも陽のあたらない場所でも、プレーヤーはもっと強くなる為に、コーチももっといいレッスンになる様に工夫している。
好きな事を「あーでもない」「こーでもない」って考えるのって最高だからね。
ちょいとEQを効かせれば、マンネリも閉塞感もその瞬間に消える。
素敵なアイデアを閃かせる為にまずは動いてみようぜ。
2007.6.14
Yurakucho
あの“ライジングサン”のカウンターは炸裂していたが、試合そのものは凡戦だった。
有明国際女子でのクルム伊達公子選手のプレー。
そりゃそうだ、1万$の大会なんだから仕方ない。
(観とかないと!)という妙な使命感で有明に行ったが、セミオープンのスタンスが、12年の間に増したスピード、パワーに対抗する為なのか、復帰後の二大会で砂入り人工芝コート特有のフットワークをして来たからなのかは正直わからなかった。
もう一ヶ月位前だろうか、古館伊知郎氏のニュース番組(ニュース・バラエティ?)に伊達選手が出演してた。
久留米の試合が終って一連の“復帰騒動”が一息ついた感のある時で興味が湧いた。
気がついたら、家人も後ろで立ち止まって画面に釘付けになってる。
話が古館氏独特の語り口、ペースで進んで行く中、伊達選手が復帰会見の時同様に、唐突に選手育成における砂入り人工芝の弊害について言及した。
岐阜、久留米と砂入り人工芝での連戦の後の有明国際女子への出場は、そこに更に踏み込んで行くプロセス?と考えたくもなる。
どんなスポーツでも、誠実なプロコーチなら「俺が育てた」みたいな言い方はしない。
プレーヤーの才能、努力へのリスペクトがまずあるし、施設、メニュー、その他諸々を工夫する事によって出来上がる“環境”でプレーヤーが伸びて行く事を知っているからだ。
有明国際女子では、若手選手のプレーのテンポがかなり間延びして見えて、伊達選手と同じく日本の“テニス環境”への危惧を感じた。
タイガー・ウッズのトリプルグランドスラムで幕を閉じたゴルフ全米オープンでは、片山晋呉選手が予選敗退時に、「こっちは難しすぎる。今田竜二選手に任せる」という内容のコメントを残してた。
ツアーの厳しさ、ベースを異国に置く困難さは勿論理解出来るが、正直聞きたくなかった。
でもこれも“環境”の大事さを如実に物語っている。
比較する訳ではないが、おそらく今田竜二選手も錦織圭選手も、この手のコメントはしないだろう。
オセロをひっくり返すみたいに、砂入り人工芝コートやゴルフ場を変える訳には行かない。
でもハードはそうそう変えられなくてもソフトはいくらでも変えられる。
“普及”という広い裾野の先は頂上に向う“育成”、“強化”だ。
今の自分とトップまでの繋がりを意識出来ているかい?
陽のあたる場所でも陽のあたらない場所でも、プレーヤーはもっと強くなる為に、コーチももっといいレッスンになる様に工夫している。
好きな事を「あーでもない」「こーでもない」って考えるのって最高だからね。
ちょいとEQを効かせれば、マンネリも閉塞感もその瞬間に消える。
素敵なアイデアを閃かせる為にまずは動いてみようぜ。
2007.6.14
Yurakucho
カテゴリー:Tennis
2008/06/19 22:09














