Scene 217 [光あるうちに行け]
「新聞記事の中でスポーツ選手だけは“呼び捨て”」という記事を読んだことがある。
(確かにその通りだよ)と目から鱗気分。
その記事は確か昔のオリンピックでのアナウンサーの絶叫を引き合いに出していた。
今もある「頑張れ!○○!頑張れ!○○!」って感じのやつだ。
勿論卑下しての“呼び捨て”じゃあない。
自分の身内の様に心の底から応援するが故の“呼び捨て”。
プロスポーツ選手への憧れは、他の職種とは比べ物にならない位の親近感を伴っている。
4/6、「伊達公子さん現役復帰」といった内容の記事が新聞各紙を賑わせた。
驚きつつも、(ああ、やっぱ“伊達公子さん”なんだなあ)と感じた。
そして復帰第一戦後の記事は“伊達公子さん”は姿を消して、「伊達勝利」といった感じで“伊達公子”一色。
ただ読売新聞はスポーツ面では全く取り上げず、三面記事でだった。
ローカル大会ということもあるけど、まだ本気の“呼び捨て”じゃないんだな。
その現役復帰第一戦の日はフェドカップの二日目。
残念ながら日本はモーレスモ擁するフランスに敗退。
夕方俺が見たスポーツニュースは、聖火、伊達選手の順に報道し、フェドカップには全く触れなかった。
伊達選手にスポットが当たって、フェドカップが取り上げられなかったことは良かったとは到底言えない。
更に翌日の錦織選手のバミューダ・オープン優勝による世界ランキング99位躍進もあって、今回のフェドカップは完全にかすんでしまった。
自分達が愛するスポーツの国別対抗戦がフォーカスされないのは淋しい。
伊達選手が復帰会見で、日本テニス界の今後を憂いたかなりシビアなコメントをしていたことをテニス誌の報道で知った。
彼女は、当初「ダブルスのみエントリー」としていたのは、試合勘を取り戻す為だけでなく「会場のサーフェスである砂入り人工芝が自分がシングルスを戦うのに不適」と判断してからと説明し、更に「砂入り人工芝の存在が日本選手が世界で活躍出来ない理由の一つ」と言い切っていた。
記事は「砂入り人工芝で獲ったポイントをでアメリカのハードコートに行っても役に立たない」という森上亜希子選手の言葉も添えている。
俺の悪友であるトップジュニア育成スクールの社長は、借り上げている施設の砂入り人工芝を自腹で剥がしてデコターフに変えようと、頭をかきむしりながら算盤をはじいてはため息をついてる。
でもナショナルトレーニングセンターでさえ、「近隣住民の為に」と砂入り人工芝が数面採用されそうになっていたという事実から、普及型スクールでは何をかや言わんだろう。
砂入り人工芝は日本でしか普及してないサーフェスなんだが……。
でもね、そんなことを言いながらも、やっぱり明日に期待出来る、悲壮ではなく明るい気分で応援したくなる今の感じはいい。
フレンチ、ウィンブルドンと続く、いつも通りのレッド&グリーンの華やかさに加え、今年は全米の前に五輪がある。
政治的なことは於いて置いて、やはり多くのスポーツの各国代表が競い、
世界中の目が集まる場所での、テニス選手の日本代表としての活躍を期待してしまう。
五輪のメダル数で各スポーツ団体への金の割り振りが決まるらしいし。
最近普及型スクールのコーチ数人と話をしていて気付いたことがある。
明らかに以前より頭数の話でなく、レッスン、特にジュニアの話をして来る。
前はコーディネーションの話に追いついて来るのがやっとだったのが、かなり長いスパンでジュニアレッスンを語ってる。
いいじゃん、いい感じじゃん。
普及型スクール故の悩みもあるみたいだけど、大丈夫だよ、あんたが親身になって
レッスンしているジュニアも着々とピラミッドの頂点に向かって進んでいるって。
どこまで上れるかは話が別なのは、ガキじゃないんだからわかってるよな。
でもとにかくファーストスクールのコーチとしてあんたは間違っていない。
どんなに迷っても、どんなに怯えても、振り返れば道は一つしかない。
行こうぜ!
2007.4.30
Shin-Misakibashi
(確かにその通りだよ)と目から鱗気分。
その記事は確か昔のオリンピックでのアナウンサーの絶叫を引き合いに出していた。
今もある「頑張れ!○○!頑張れ!○○!」って感じのやつだ。
勿論卑下しての“呼び捨て”じゃあない。
自分の身内の様に心の底から応援するが故の“呼び捨て”。
プロスポーツ選手への憧れは、他の職種とは比べ物にならない位の親近感を伴っている。
4/6、「伊達公子さん現役復帰」といった内容の記事が新聞各紙を賑わせた。
驚きつつも、(ああ、やっぱ“伊達公子さん”なんだなあ)と感じた。
そして復帰第一戦後の記事は“伊達公子さん”は姿を消して、「伊達勝利」といった感じで“伊達公子”一色。
ただ読売新聞はスポーツ面では全く取り上げず、三面記事でだった。
ローカル大会ということもあるけど、まだ本気の“呼び捨て”じゃないんだな。
その現役復帰第一戦の日はフェドカップの二日目。
残念ながら日本はモーレスモ擁するフランスに敗退。
夕方俺が見たスポーツニュースは、聖火、伊達選手の順に報道し、フェドカップには全く触れなかった。
伊達選手にスポットが当たって、フェドカップが取り上げられなかったことは良かったとは到底言えない。
更に翌日の錦織選手のバミューダ・オープン優勝による世界ランキング99位躍進もあって、今回のフェドカップは完全にかすんでしまった。
自分達が愛するスポーツの国別対抗戦がフォーカスされないのは淋しい。
伊達選手が復帰会見で、日本テニス界の今後を憂いたかなりシビアなコメントをしていたことをテニス誌の報道で知った。
彼女は、当初「ダブルスのみエントリー」としていたのは、試合勘を取り戻す為だけでなく「会場のサーフェスである砂入り人工芝が自分がシングルスを戦うのに不適」と判断してからと説明し、更に「砂入り人工芝の存在が日本選手が世界で活躍出来ない理由の一つ」と言い切っていた。
記事は「砂入り人工芝で獲ったポイントをでアメリカのハードコートに行っても役に立たない」という森上亜希子選手の言葉も添えている。
俺の悪友であるトップジュニア育成スクールの社長は、借り上げている施設の砂入り人工芝を自腹で剥がしてデコターフに変えようと、頭をかきむしりながら算盤をはじいてはため息をついてる。
でもナショナルトレーニングセンターでさえ、「近隣住民の為に」と砂入り人工芝が数面採用されそうになっていたという事実から、普及型スクールでは何をかや言わんだろう。
砂入り人工芝は日本でしか普及してないサーフェスなんだが……。
でもね、そんなことを言いながらも、やっぱり明日に期待出来る、悲壮ではなく明るい気分で応援したくなる今の感じはいい。
フレンチ、ウィンブルドンと続く、いつも通りのレッド&グリーンの華やかさに加え、今年は全米の前に五輪がある。
政治的なことは於いて置いて、やはり多くのスポーツの各国代表が競い、
世界中の目が集まる場所での、テニス選手の日本代表としての活躍を期待してしまう。
五輪のメダル数で各スポーツ団体への金の割り振りが決まるらしいし。
最近普及型スクールのコーチ数人と話をしていて気付いたことがある。
明らかに以前より頭数の話でなく、レッスン、特にジュニアの話をして来る。
前はコーディネーションの話に追いついて来るのがやっとだったのが、かなり長いスパンでジュニアレッスンを語ってる。
いいじゃん、いい感じじゃん。
普及型スクール故の悩みもあるみたいだけど、大丈夫だよ、あんたが親身になって
レッスンしているジュニアも着々とピラミッドの頂点に向かって進んでいるって。
どこまで上れるかは話が別なのは、ガキじゃないんだからわかってるよな。
でもとにかくファーストスクールのコーチとしてあんたは間違っていない。
どんなに迷っても、どんなに怯えても、振り返れば道は一つしかない。
行こうぜ!
2007.4.30
Shin-Misakibashi
カテゴリー:Tennis
2008/05/01 14:59














