[Another Side of Tennis] 坂東海
新宿ゴールデン街バーの片隅のテニスと音楽の与太話です。
01
Scene 238 [21th Century Boy]
「お父さん!KeiがTVに出てるよ!」
娘が階下から大声で呼んでる。
二週間程前。
「お前等そのうち世界一になるかもしれないテニスの強いお兄ちゃんに会いたいか?」
「えっ!?錦織選手に会えるの?!」
なんて会話があって3日前の木曜日。
[K]-Impactと名付けられたWilson Junior Tennis Academy。
日航東京のバンケットルームには小学生以下のジュニアテニスプレーヤー約30名とその付添い、そしてプレス。
付添いには顔見知りのテニス関係者もいるが、あくまで子供達がメインで、受付のリストには子供の名前だけで付添いの名前はない。
定時きっかりに暗転して錦織選手のプロモが流れ、そして入口にピンスポットが当たった。
緑色のadidasにGパンで目一杯はにかんだ表情の少年が入って来た。
子供達の羨望の眼差し。
錦織圭。
トークショーでは、
「自分としてもテニスを楽しみたいし、見ている人にも楽しんでもらいたい。テニスが好きなので色々なショットを使うのだけれど、一定のプレーをするのが本当に好きじゃない」
という言葉や、それを受けてナビゲーター氏が、
「確かに圭は飽きっぽい。でも練習を始めたら圭はどんなボールでも追いかけていた。それは本当にテニスの基本だと思う。僕と打ち合っている時も少々アウトでもとにかく追いかけていたし、そこからどこにでも打てる体勢を作って、その中で色々なショットを選択してた」
と言い、更に錦織選手が、
「やっぱり勝つのが1番の目標で、1番に置いておかないといけない事だと思う。その中で我武者羅にプレーをするのが1番大事だと思うし、出来る事をやろうと思ってた」
と締めた辺りに、(こいつやっぱやるなあ)と舌を巻かされた。
トークショーの後、子供達は一人づつ壇上に上がり、特製ポートレートに直々にサインをもらい、更にツーショット撮影。
錦織選手を前にしているのと沢山のカメラで緊張しているのか、撮影が終るとお礼も言わず、恥ずかしそうにそそくさとひな壇から降りる子供が多い。
そんな子供達の反応に毎回照れたり戸惑う錦織選手の初々しさが微笑ましい。
更に子供達には終演後沢山のお土産。
“[Kei]錦織圭、81th。ドラマは、2008年8月ニューヨーク州フラッシング・メドウで始まった。男子シングルス3回戦で18歳の圭は、第4シードの選手にフルセットで競り勝ち、16強による4回戦に進んだ。実に71年ぶりの戦後初の快挙であった。グランドスラムベスト8入りは逃したが、世界ランキングも自己最高位の81位に浮上した。圭の進化はさらに続く。”
と、正しく今の錦織選手のことがクレジットされた大判のポスター。
2009年の”錦織圭カレンダー”に、錦織選手愛用の[K]TOUR 95のフィギュアの携帯ストラップ(そのうち[K]シリーズの[K]は[圭]を象徴する事になるんだろうか?)、そしてまだ発売前の10月10日上梓の「錦織 圭 フィフティーン・ラブ(神 仁司 著/実業之日本社)」。
大人達には勿論何もない。
トークショーのナビゲーターを務めていたジュニア時代から旧知のJrデ杯監督に声をかけ、会場を後にして歩いてると、子供達は「Kei、イケメンだったよね!」とか話してる。
呼び方が開演前の“錦織選手”から“Kei”に変ってる。
こうやって子供達にテニスが広まって行くんだろうな。
ついでだけど、その後お台場をぶらついてたら、水泳の北島康介選手、ソフトボールの上野由岐子選手、お笑いの山本高弘のトークショーに遭遇した。
2時間の間に3種目のオリンピック代表選手を観たって事が、ちょっと不思議な感じがする。
そして今日、Japan Open開幕前の前夜祭?のAIG SUNDAY。
車を駐めて娘とコロシアム前に着いてみて、入口からの列の長さに驚いた。
15時開始の13時開場で、まだ12時半だというのに、TDLの様に幾重にも折り畳まれた列だけでは足りず、気付けばコロシアムブリッジの上迄列が延びてる。
学生、特に小学生の姿が目立つ。
子供だけでなく、サイン用の特大ボールを持った大人達も多い。
みんな今迄どこに隠れていたんだい?
T.Rexのイカしたブギのイントロが流れて錦織選手が飛び出して来た。
曲は“20th Century Boy”。
この曲をチョイスした奴が、主題歌になってる映画“20世紀少年”のヒットを意識したのか、他に理由があったのかなんて知らない。
でも俺はイントロが流れた瞬間、勝手にこう勘違いしてた。
(おっ!“21th Century Boy”ね!いい選曲じゃん!)
2008.9.28
Ariake Colosseum
娘が階下から大声で呼んでる。
二週間程前。
「お前等そのうち世界一になるかもしれないテニスの強いお兄ちゃんに会いたいか?」
「えっ!?錦織選手に会えるの?!」
なんて会話があって3日前の木曜日。
[K]-Impactと名付けられたWilson Junior Tennis Academy。
日航東京のバンケットルームには小学生以下のジュニアテニスプレーヤー約30名とその付添い、そしてプレス。
付添いには顔見知りのテニス関係者もいるが、あくまで子供達がメインで、受付のリストには子供の名前だけで付添いの名前はない。
定時きっかりに暗転して錦織選手のプロモが流れ、そして入口にピンスポットが当たった。
緑色のadidasにGパンで目一杯はにかんだ表情の少年が入って来た。
子供達の羨望の眼差し。
錦織圭。
トークショーでは、
「自分としてもテニスを楽しみたいし、見ている人にも楽しんでもらいたい。テニスが好きなので色々なショットを使うのだけれど、一定のプレーをするのが本当に好きじゃない」
という言葉や、それを受けてナビゲーター氏が、
「確かに圭は飽きっぽい。でも練習を始めたら圭はどんなボールでも追いかけていた。それは本当にテニスの基本だと思う。僕と打ち合っている時も少々アウトでもとにかく追いかけていたし、そこからどこにでも打てる体勢を作って、その中で色々なショットを選択してた」
と言い、更に錦織選手が、
「やっぱり勝つのが1番の目標で、1番に置いておかないといけない事だと思う。その中で我武者羅にプレーをするのが1番大事だと思うし、出来る事をやろうと思ってた」
と締めた辺りに、(こいつやっぱやるなあ)と舌を巻かされた。
トークショーの後、子供達は一人づつ壇上に上がり、特製ポートレートに直々にサインをもらい、更にツーショット撮影。
錦織選手を前にしているのと沢山のカメラで緊張しているのか、撮影が終るとお礼も言わず、恥ずかしそうにそそくさとひな壇から降りる子供が多い。
そんな子供達の反応に毎回照れたり戸惑う錦織選手の初々しさが微笑ましい。
更に子供達には終演後沢山のお土産。
“[Kei]錦織圭、81th。ドラマは、2008年8月ニューヨーク州フラッシング・メドウで始まった。男子シングルス3回戦で18歳の圭は、第4シードの選手にフルセットで競り勝ち、16強による4回戦に進んだ。実に71年ぶりの戦後初の快挙であった。グランドスラムベスト8入りは逃したが、世界ランキングも自己最高位の81位に浮上した。圭の進化はさらに続く。”
と、正しく今の錦織選手のことがクレジットされた大判のポスター。
2009年の”錦織圭カレンダー”に、錦織選手愛用の[K]TOUR 95のフィギュアの携帯ストラップ(そのうち[K]シリーズの[K]は[圭]を象徴する事になるんだろうか?)、そしてまだ発売前の10月10日上梓の「錦織 圭 フィフティーン・ラブ(神 仁司 著/実業之日本社)」。
大人達には勿論何もない。
トークショーのナビゲーターを務めていたジュニア時代から旧知のJrデ杯監督に声をかけ、会場を後にして歩いてると、子供達は「Kei、イケメンだったよね!」とか話してる。
呼び方が開演前の“錦織選手”から“Kei”に変ってる。
こうやって子供達にテニスが広まって行くんだろうな。
ついでだけど、その後お台場をぶらついてたら、水泳の北島康介選手、ソフトボールの上野由岐子選手、お笑いの山本高弘のトークショーに遭遇した。
2時間の間に3種目のオリンピック代表選手を観たって事が、ちょっと不思議な感じがする。
そして今日、Japan Open開幕前の前夜祭?のAIG SUNDAY。
車を駐めて娘とコロシアム前に着いてみて、入口からの列の長さに驚いた。
15時開始の13時開場で、まだ12時半だというのに、TDLの様に幾重にも折り畳まれた列だけでは足りず、気付けばコロシアムブリッジの上迄列が延びてる。
学生、特に小学生の姿が目立つ。
子供だけでなく、サイン用の特大ボールを持った大人達も多い。
みんな今迄どこに隠れていたんだい?
T.Rexのイカしたブギのイントロが流れて錦織選手が飛び出して来た。
曲は“20th Century Boy”。
この曲をチョイスした奴が、主題歌になってる映画“20世紀少年”のヒットを意識したのか、他に理由があったのかなんて知らない。
でも俺はイントロが流れた瞬間、勝手にこう勘違いしてた。
(おっ!“21th Century Boy”ね!いい選曲じゃん!)
2008.9.28
Ariake Colosseum
カテゴリー:Tennis
10/02 22:09
02
Scene 237 [足りない数ばかり数えてる]
嫌なニュースばかり目に入るし、耳に入る。
それは別にマスコミっていう魑魅魍魎としたブラックボックスが作り上げた劇的な話だけじゃない。
俺達の抱えてる自意識過剰、被害者意識って奴が生み出すちんけな話の方が山盛りだ。
好きなことで集まった仲間。
ましてその好きなことを生業に選んだ仲間。
テニスをしてれば勝者、敗者はある。
先輩、後輩もある。
でも最後はみんな、It’s Only Tennis(But I Like It)だろ。
シンプルに、ポジティヴに、そしてアグレッシヴに前に進みたいんだ。
「いつかモノにしてやろうぜ!」っていうロングレンジの話。
「これはたったこの今からやんなきゃ!」っていうショートレンジの話。
本当は皆わかっているんだよな?
ガキみたいに、ないものねだりで自分の都合のいい悪いだけで、笑ったり泣いたりする為の仲間でもないし、ましてそんな時間は更々ないのもわかっているんだよな?
俺はここんところ、iPodをリピートにしてずっとこんな曲を聴いてるよ。
死にそうになるまでは 生きてることを忘れてる 感謝はむずかしい
ちっぽけな並の暮らしに ちっぽけな忙しい日々に 感謝はむずかしい
喜びは すぐに当たり前になり 新しい悲しみにぶつかるたびに
足りない数ばかり数えてる 足りない数ばかり数えてる
お日さまみたいな顔して暮らしてたら お日さまにやかれてしまう 感謝はむずかしい
暑い夏は 冬の方がいいと言い 寒い冬は まだ夏の方がましと言う
足りない数ばかり数えてる また足りない数ばかり数えてる
足りない数ばかり数えてる また足りない数ばかり数えてる
死にそうになるまでは 生きてることを忘れてる 感謝はむずかしい 感謝はむずかしい
“足りない数ばかり数えてる/SION”
2008.9.22
Kabukicho1
それは別にマスコミっていう魑魅魍魎としたブラックボックスが作り上げた劇的な話だけじゃない。
俺達の抱えてる自意識過剰、被害者意識って奴が生み出すちんけな話の方が山盛りだ。
好きなことで集まった仲間。
ましてその好きなことを生業に選んだ仲間。
テニスをしてれば勝者、敗者はある。
先輩、後輩もある。
でも最後はみんな、It’s Only Tennis(But I Like It)だろ。
シンプルに、ポジティヴに、そしてアグレッシヴに前に進みたいんだ。
「いつかモノにしてやろうぜ!」っていうロングレンジの話。
「これはたったこの今からやんなきゃ!」っていうショートレンジの話。
本当は皆わかっているんだよな?
ガキみたいに、ないものねだりで自分の都合のいい悪いだけで、笑ったり泣いたりする為の仲間でもないし、ましてそんな時間は更々ないのもわかっているんだよな?
俺はここんところ、iPodをリピートにしてずっとこんな曲を聴いてるよ。
死にそうになるまでは 生きてることを忘れてる 感謝はむずかしい
ちっぽけな並の暮らしに ちっぽけな忙しい日々に 感謝はむずかしい
喜びは すぐに当たり前になり 新しい悲しみにぶつかるたびに
足りない数ばかり数えてる 足りない数ばかり数えてる
お日さまみたいな顔して暮らしてたら お日さまにやかれてしまう 感謝はむずかしい
暑い夏は 冬の方がいいと言い 寒い冬は まだ夏の方がましと言う
足りない数ばかり数えてる また足りない数ばかり数えてる
足りない数ばかり数えてる また足りない数ばかり数えてる
死にそうになるまでは 生きてることを忘れてる 感謝はむずかしい 感謝はむずかしい
“足りない数ばかり数えてる/SION”
2008.9.22
Kabukicho1
カテゴリー:SION
09/25 22:10
03
Scene 236 [Tennis Court Fighting Man]
「あいつ、辞めるって言い出したんだって?!」
「ええ、それは単なる甘えだと思うんですけど。このままご迷惑がかかるなら、来年の新チームの編成の前に退団させようかなと……」
「そんな必要ないよ。子供ってそんなもんでしょ。真面目にやる様になったし、上手くもなってるし、まあ確かに他の子に比べるとやる時とやらない時の波が激しいけどね。ウチのチームで上手いからってプロになれる訳じゃないし、ウチで野球を続ける事で、例えば“挨拶をきっちり出来る様になる”とかさ、何か一つでも出来る様になればいいじゃないですか。辞めるのは簡単だけど、これから大きくなっていろんな事が起きた時に、“苦しいから”、“辛いから”、“嫌だから”って辞める癖がついちゃうよ。思い通りに行かなくてもやらなきゃいけない時の方が多いんだからさ」
少年野球の練習開始前。
道具が入ってる倉庫の前でのお父さんコーチ同士の会話。
子供=選手=チームへの熱い想いに溢れてる。
選手を上手くする、そして強くするにはこんな会話が必要だ。
ふとプロテニスコーチの集まりである僕達は大丈夫かと不安になる。
子供達だけでなく、女子連の試合に出てる方、草トーに出てる方を選手=“Player”として導いているのだろうか。
テニスだけでなくスポーツスクール業界では一時期、「スポーツコーチとはサービス業で、会員は生徒でなくお客様である」という事がやたら言われていた時期がある。
スポーツ産業主催のセミナーでは、ディズニーランドのお子様ライスの話、リッツ・カールトンのクレドの話を何回聞いたことだろう。
それらは今でも正しい。
実際以前は、偉そうに先生面してるコーチを何人も見て来た。
大体が僕達より年上で、もはや彼等は僕等のチームにはいない。
そうやって僕達は進化して来た。
でもプロコーチとして、一テニスプレーヤーとしての、武骨な野生の本能は退化してしまってないだろうか。
“俺達みたいな金のないガキに出来るのは、ロックンロールバンドで唄うこと位さ”
Street Fighting Man/Rolling Stones
僕達に最後に残るのはテニスだ。
それしかない。
そう、僕達は“Tennis Court Fighting Man”!
“俺達みたいな不器用な野郎に出来るのは、テニスコートで闘い続けること位さ”
2008.9.17
Funado2
「ええ、それは単なる甘えだと思うんですけど。このままご迷惑がかかるなら、来年の新チームの編成の前に退団させようかなと……」
「そんな必要ないよ。子供ってそんなもんでしょ。真面目にやる様になったし、上手くもなってるし、まあ確かに他の子に比べるとやる時とやらない時の波が激しいけどね。ウチのチームで上手いからってプロになれる訳じゃないし、ウチで野球を続ける事で、例えば“挨拶をきっちり出来る様になる”とかさ、何か一つでも出来る様になればいいじゃないですか。辞めるのは簡単だけど、これから大きくなっていろんな事が起きた時に、“苦しいから”、“辛いから”、“嫌だから”って辞める癖がついちゃうよ。思い通りに行かなくてもやらなきゃいけない時の方が多いんだからさ」
少年野球の練習開始前。
道具が入ってる倉庫の前でのお父さんコーチ同士の会話。
子供=選手=チームへの熱い想いに溢れてる。
選手を上手くする、そして強くするにはこんな会話が必要だ。
ふとプロテニスコーチの集まりである僕達は大丈夫かと不安になる。
子供達だけでなく、女子連の試合に出てる方、草トーに出てる方を選手=“Player”として導いているのだろうか。
テニスだけでなくスポーツスクール業界では一時期、「スポーツコーチとはサービス業で、会員は生徒でなくお客様である」という事がやたら言われていた時期がある。
スポーツ産業主催のセミナーでは、ディズニーランドのお子様ライスの話、リッツ・カールトンのクレドの話を何回聞いたことだろう。
それらは今でも正しい。
実際以前は、偉そうに先生面してるコーチを何人も見て来た。
大体が僕達より年上で、もはや彼等は僕等のチームにはいない。
そうやって僕達は進化して来た。
でもプロコーチとして、一テニスプレーヤーとしての、武骨な野生の本能は退化してしまってないだろうか。
“俺達みたいな金のないガキに出来るのは、ロックンロールバンドで唄うこと位さ”
Street Fighting Man/Rolling Stones
僕達に最後に残るのはテニスだ。
それしかない。
そう、僕達は“Tennis Court Fighting Man”!
“俺達みたいな不器用な野郎に出来るのは、テニスコートで闘い続けること位さ”
2008.9.17
Funado2
カテゴリー:STONES
09/18 09:58
04
Scene 235 [Rough Diamond]
久し振りに会った友人が開口一番にこう言った。
「錦織凄いね!」
テニスフリークにとってはここ2週間、「おはよう」に匹敵する挨拶代わりの一言。
奴は今テニスから離れているが、それなりにテニス界の真ん中にいた男。
「あの褒めない人が、“凄い小学6年生がいる。必ず世界のトップに行く”って言ってたもんね。あの人って引退してる“あの3人”が現役の時に、“あいつらに才能はない。でも勝つ星の下に生まれて来てるから勝つ”なんて言ってたんだけど、錦織だけは本当に認めてたよ」
全米オープン開幕前、バーで呑んでた時のこと。
「錦織って本当に凄いんですか?やる気あるんだかないんだかわからなかったですよ」
北京帰りのスポーツ紙記者の言葉。
彼も常連で早朝野球のチームメイト。
野球出身でテニスは殆どわからないらしい。
「う~ん、腹筋のこともあっただろうし、 テニス選手は試合中ポーカーフェイスが多いからね」 と答えたけど、団体競技しかやって来てないとその辺りはわからないのかなあ。
全米オープンが始まってからは会ってないから、 今度会ったら「錦織凄いだろ!?」と言ってやろう。
ついでにもっとテニスを取り上げる様に脅しておくかな。
話は前後して数日前のTOKIOの番組の話。
ゲストの市原悦子さんは、テニス番組は全て録画する程のテニス観戦マニアとのこと。
「テニスってお芝居と一緒でどんなにお稽古してても、本番で実力が発揮出来るとは 限らないし、思い通りには行かないでしょ?その時に皆いろんな表情や仕草を するんだけど、上手く行ってない時に美しく見える選手を見るのが好き」 といった感じのコメントをしていた。
いいね、思わぬ所でテニスに出くわすと本当に嬉しい。
そして誰かが“テニス好き”とわかると、すぐにシンパシーを感じてしまう。
市原さんは、「どの選手が好きなんですか?」と何回も聞かれてたけど、 おそらくいろんな面での配慮からか答えなかった。
誰が好きなんだろうなあ。
えっ?!「渡哲也と錦織圭は親戚だった」???
8/10付の日刊スポーツの報道。
わおっ、高校の頃から渡哲也好きだったんだよなあ。
定期入れには甲斐バンドと渡哲也の写真入れてたもんね。
って、俺は何の話をしてるんだ……。
2008.9.8
Koganei Park
「錦織凄いね!」
テニスフリークにとってはここ2週間、「おはよう」に匹敵する挨拶代わりの一言。
奴は今テニスから離れているが、それなりにテニス界の真ん中にいた男。
「あの褒めない人が、“凄い小学6年生がいる。必ず世界のトップに行く”って言ってたもんね。あの人って引退してる“あの3人”が現役の時に、“あいつらに才能はない。でも勝つ星の下に生まれて来てるから勝つ”なんて言ってたんだけど、錦織だけは本当に認めてたよ」
全米オープン開幕前、バーで呑んでた時のこと。
「錦織って本当に凄いんですか?やる気あるんだかないんだかわからなかったですよ」
北京帰りのスポーツ紙記者の言葉。
彼も常連で早朝野球のチームメイト。
野球出身でテニスは殆どわからないらしい。
「う~ん、腹筋のこともあっただろうし、 テニス選手は試合中ポーカーフェイスが多いからね」 と答えたけど、団体競技しかやって来てないとその辺りはわからないのかなあ。
全米オープンが始まってからは会ってないから、 今度会ったら「錦織凄いだろ!?」と言ってやろう。
ついでにもっとテニスを取り上げる様に脅しておくかな。
話は前後して数日前のTOKIOの番組の話。
ゲストの市原悦子さんは、テニス番組は全て録画する程のテニス観戦マニアとのこと。
「テニスってお芝居と一緒でどんなにお稽古してても、本番で実力が発揮出来るとは 限らないし、思い通りには行かないでしょ?その時に皆いろんな表情や仕草を するんだけど、上手く行ってない時に美しく見える選手を見るのが好き」 といった感じのコメントをしていた。
いいね、思わぬ所でテニスに出くわすと本当に嬉しい。
そして誰かが“テニス好き”とわかると、すぐにシンパシーを感じてしまう。
市原さんは、「どの選手が好きなんですか?」と何回も聞かれてたけど、 おそらくいろんな面での配慮からか答えなかった。
誰が好きなんだろうなあ。
えっ?!「渡哲也と錦織圭は親戚だった」???
8/10付の日刊スポーツの報道。
わおっ、高校の頃から渡哲也好きだったんだよなあ。
定期入れには甲斐バンドと渡哲也の写真入れてたもんね。
って、俺は何の話をしてるんだ……。
2008.9.8
Koganei Park
カテゴリー:Tennis
09/11 11:28
05
Scene 234 [捨てポン]
「“捨てポン”のあいつが勝ったのにさ、Oneのお前が負けちゃうんだもんなあ……」
“捨てポン”、テニスプレーヤーにとっての団体戦用語?!
テニスだけでなく野球とかの団体競技、そして会社とかの組織にもそれはある。
家族、バンドには流石にないか。
少年野球の大会。
先発に選ばれなかったガキがふてくされてる。
優勝した予選大会でそれなりに打ったもんで、図に乗ってたんだろう。
学生スポーツは、上級生がごそっと抜けてレギュラーの座が転がり込んで来る事が多い。
プロスポーツだって誰かの怪我で不意に出番が廻って来る事がある。
そのチャンスをどれだけ活かせるかがポイントだ。
お前はどうだったんだい。
実社会じゃ、やる気もないのに人手不足で雇用される奴、たまたま空いたポストに入れた奴、いつまでたってもペーペーの奴と、人それぞれ。
俺は人を使っていた時、やる気はあるけど力が足りない奴を採る時にいつもこう言ってた。
「“質”ではなく“量”で必要だから採用する。でも“量”で採用されるというのも“運”だ。少しでも早く“質”で必要とされる人間になってくれ」
はいはい、「てめえの事は棚に上げて、何偉そうな事言ってんだよ!」って言いたくなるのはわかるよ。
でもね、今でも“質”と“量”の話はその通りだと感じる事が多々あるよ。
少年野球のグラウンドに戻ろうか。
あのガキは、悔しかったのか、それともただ自分の思い通りにいかない苛立ちでふてくされたんだろうか。
悔しかったのなら、いつかお前は又先発になれるさ。
自分の都合いい悪いだけで笑ったり怒ってるのなら、お前はまだ一回も上のステージに上がった事のない時から成長してないって事だ。
ガキの頃はスポーツをしてりゃあ、ただ背が高くなっただけで、腕っぷしが強くなっただけで、そして学年が上がっただけで、チャンスが来る時がある。
いいか、“量”で掴んだチャンスだろうが、カッコ良く“質”で選ばれたチャンスだろうが、どんな理由でも上のステージでプレーし続けろ。
「楽しめばいい」なんてのは、下のステージの奴等の慰めだ。
勝つ喜びを楽しめ。
そして勝つ事を信じろ。
2007.8.27
Kanda-Jinbocho3
“捨てポン”、テニスプレーヤーにとっての団体戦用語?!
テニスだけでなく野球とかの団体競技、そして会社とかの組織にもそれはある。
家族、バンドには流石にないか。
少年野球の大会。
先発に選ばれなかったガキがふてくされてる。
優勝した予選大会でそれなりに打ったもんで、図に乗ってたんだろう。
学生スポーツは、上級生がごそっと抜けてレギュラーの座が転がり込んで来る事が多い。
プロスポーツだって誰かの怪我で不意に出番が廻って来る事がある。
そのチャンスをどれだけ活かせるかがポイントだ。
お前はどうだったんだい。
実社会じゃ、やる気もないのに人手不足で雇用される奴、たまたま空いたポストに入れた奴、いつまでたってもペーペーの奴と、人それぞれ。
俺は人を使っていた時、やる気はあるけど力が足りない奴を採る時にいつもこう言ってた。
「“質”ではなく“量”で必要だから採用する。でも“量”で採用されるというのも“運”だ。少しでも早く“質”で必要とされる人間になってくれ」
はいはい、「てめえの事は棚に上げて、何偉そうな事言ってんだよ!」って言いたくなるのはわかるよ。
でもね、今でも“質”と“量”の話はその通りだと感じる事が多々あるよ。
少年野球のグラウンドに戻ろうか。
あのガキは、悔しかったのか、それともただ自分の思い通りにいかない苛立ちでふてくされたんだろうか。
悔しかったのなら、いつかお前は又先発になれるさ。
自分の都合いい悪いだけで笑ったり怒ってるのなら、お前はまだ一回も上のステージに上がった事のない時から成長してないって事だ。
ガキの頃はスポーツをしてりゃあ、ただ背が高くなっただけで、腕っぷしが強くなっただけで、そして学年が上がっただけで、チャンスが来る時がある。
いいか、“量”で掴んだチャンスだろうが、カッコ良く“質”で選ばれたチャンスだろうが、どんな理由でも上のステージでプレーし続けろ。
「楽しめばいい」なんてのは、下のステージの奴等の慰めだ。
勝つ喜びを楽しめ。
そして勝つ事を信じろ。
2007.8.27
Kanda-Jinbocho3
カテゴリー:word
08/28 20:52
06
Scene 233 [Ball Game]
新聞には五輪ソフトボール日本代表の記事がデカデカと載ってる。
(野球って日本人に愛されているんだな)と感じる。
「野球>ソフトボール」って意味じゃあない。
巨人戦の圧倒的な観客動員力に翳りが見えて久しいが、それでもスポーツ紙の一面、一般紙のスポーツ面も大きく占める野球。
呑み屋でのお決まりトークじゃないが、攻守交代のタイミングが、取組みと取組みの合間がある相撲と似ているのがいいのかな。
球場でも家でも、チェンジに合わせて飲み物用意したり、トイレ行ったり、俄評論家になったりね。
ソフトボールは、当たり前だが野球を知っていれば充分楽しめる。
勿論軟式野球も同じだ。
その軟式野球は日本に野球が伝来した後、子供達が硬球でなくテニスボールで野球を楽しみ出した事が発端らしい。
軟式テニスは
硬式テニスは日本国内において、軟式テニス、軟式野球という二つのスポーツを生み出した事になる。
この話になると、「軟式がなければなあ」とぼやく、“硬式”テニス関係者が必ず一人二人いるんだが、野球はどうなんだろう。
軟式野球〜甲子園での金属バットでのプレー〜プロ野球と、素人目には強化、育成の“流れ”がある様に見えるのだが。
テニス関係者の“ぼやき”は強化、育成の点からだが、テニスの競技人口は硬式の方が多い。
野球は軟式の方が圧倒的に多いとのこと。
改めて考えると納得だが、不思議な気もする。
プロ、少年野球、草野球と、野球関係者は周りに多いけれど、それらの話はした事がない。
今度聞いてみよう。
学生野球とプロ野球の間の融通の利かなさを(何してるんだか)とシラケて見てたが、何か“こっち側”を再考したくなって来た。
まずは現状を知らないとだな。
2007.8.21
Shiei-Ground
(野球って日本人に愛されているんだな)と感じる。
「野球>ソフトボール」って意味じゃあない。
巨人戦の圧倒的な観客動員力に翳りが見えて久しいが、それでもスポーツ紙の一面、一般紙のスポーツ面も大きく占める野球。
呑み屋でのお決まりトークじゃないが、攻守交代のタイミングが、取組みと取組みの合間がある相撲と似ているのがいいのかな。
球場でも家でも、チェンジに合わせて飲み物用意したり、トイレ行ったり、俄評論家になったりね。
ソフトボールは、当たり前だが野球を知っていれば充分楽しめる。
勿論軟式野球も同じだ。
その軟式野球は日本に野球が伝来した後、子供達が硬球でなくテニスボールで野球を楽しみ出した事が発端らしい。
軟式テニスは
硬式テニスは日本国内において、軟式テニス、軟式野球という二つのスポーツを生み出した事になる。
この話になると、「軟式がなければなあ」とぼやく、“硬式”テニス関係者が必ず一人二人いるんだが、野球はどうなんだろう。
軟式野球〜甲子園での金属バットでのプレー〜プロ野球と、素人目には強化、育成の“流れ”がある様に見えるのだが。
テニス関係者の“ぼやき”は強化、育成の点からだが、テニスの競技人口は硬式の方が多い。
野球は軟式の方が圧倒的に多いとのこと。
改めて考えると納得だが、不思議な気もする。
プロ、少年野球、草野球と、野球関係者は周りに多いけれど、それらの話はした事がない。
今度聞いてみよう。
学生野球とプロ野球の間の融通の利かなさを(何してるんだか)とシラケて見てたが、何か“こっち側”を再考したくなって来た。
まずは現状を知らないとだな。
2007.8.21
Shiei-Ground
カテゴリー:word
08/21 20:41
07
Scene 232 [確信犯]
どうも観る気がしない。
新聞一面にはキナ臭いBad News。
「スポーツと政治は別」というコメントを聞く度に、逆のイメージがますます強くなる。
とは言え、目に耳に飛び込んで来る選手達のパフォーマンスには惹きつけられて、そのまま見入ってしまう。
でも自分からはTVのスイッチは入れないし、勿論チャンネルも合わせない。
白山通り沿いで暑さに喘ぎながら、(つけ麺でも喰うか)と歩いていたら、“鰹節屋の自慢のつゆ”という看板が目に入って、誘われたままに立ち喰いそば。
注文して待ってると、気っ風のいいおばちゃんがそばを茹でながら、「北島は大したもんだねえ!」と話しかけて来た。
「えっ、優勝したの?」「そうよ!たった今ラジオで言ってたよ。世界新!世界新!」「凄いねえ、期待背負っての有言実行だもんね。男らしいなあ」
スタジオに戻るや否やスタッフに、「北島優勝!世界新!」と伝える。
スタッフも「わあっ、凄いですね!」と喜ぶ。
そうなんだ、プレーしてるアリーナ内は最高で、そこだけにフォーカスしてるTV画面を見てる分にはいいんだ。
それは新聞でも、トップをすっ飛ばしてスポーツ面だけ読めばいいって事だろうけど、やっぱりそんな訳には行かず、政治面、社会面、国際面を見てはブルーなってしまう。
都合良く見猿聞か猿言わ猿は使い分けられない。
新聞をテーブルに置いて、“テニス”というキーワードがあれば録画する様に設定してあるHDDレコーダーを起ち上げたら、杉山愛vsハンチュコバがメニューに入っていた。
(おっ!?いいじゃん)と再生開始。
打点を高く取り、深いボールを打ち込んで行く、杉山選手のいつもよりアグレッシヴなプレーに引き込まれて、応援に力が入る。
隣にいるスタッフに、「いいか、メダル獲るか獲らないかで報奨金が全然違うんだからよ。今後の強化費とか、日本テニスの未来がかかってるんだぜ」、なんて薀蓄をたれてふと気付く。
(そんなインサイダー的な阿漕な見方してどうするんだよ)
どこかで腐って行く。
どこかで鈍くなって行く。
頭を振って振り払おうとしても、今までの自分がまとわり付く。
そして今日も明日も、そう代わり映えしないだろう。
でも俺はまだ“一瞬”に賭けれるはずだ。
この人生って名の“DIRTY WORK”を楽しんでやる。
2007.8.11
Nishi-kanda2
新聞一面にはキナ臭いBad News。
「スポーツと政治は別」というコメントを聞く度に、逆のイメージがますます強くなる。
とは言え、目に耳に飛び込んで来る選手達のパフォーマンスには惹きつけられて、そのまま見入ってしまう。
でも自分からはTVのスイッチは入れないし、勿論チャンネルも合わせない。
白山通り沿いで暑さに喘ぎながら、(つけ麺でも喰うか)と歩いていたら、“鰹節屋の自慢のつゆ”という看板が目に入って、誘われたままに立ち喰いそば。
注文して待ってると、気っ風のいいおばちゃんがそばを茹でながら、「北島は大したもんだねえ!」と話しかけて来た。
「えっ、優勝したの?」「そうよ!たった今ラジオで言ってたよ。世界新!世界新!」「凄いねえ、期待背負っての有言実行だもんね。男らしいなあ」
スタジオに戻るや否やスタッフに、「北島優勝!世界新!」と伝える。
スタッフも「わあっ、凄いですね!」と喜ぶ。
そうなんだ、プレーしてるアリーナ内は最高で、そこだけにフォーカスしてるTV画面を見てる分にはいいんだ。
それは新聞でも、トップをすっ飛ばしてスポーツ面だけ読めばいいって事だろうけど、やっぱりそんな訳には行かず、政治面、社会面、国際面を見てはブルーなってしまう。
都合良く見猿聞か猿言わ猿は使い分けられない。
新聞をテーブルに置いて、“テニス”というキーワードがあれば録画する様に設定してあるHDDレコーダーを起ち上げたら、杉山愛vsハンチュコバがメニューに入っていた。
(おっ!?いいじゃん)と再生開始。
打点を高く取り、深いボールを打ち込んで行く、杉山選手のいつもよりアグレッシヴなプレーに引き込まれて、応援に力が入る。
隣にいるスタッフに、「いいか、メダル獲るか獲らないかで報奨金が全然違うんだからよ。今後の強化費とか、日本テニスの未来がかかってるんだぜ」、なんて薀蓄をたれてふと気付く。
(そんなインサイダー的な阿漕な見方してどうするんだよ)
どこかで腐って行く。
どこかで鈍くなって行く。
頭を振って振り払おうとしても、今までの自分がまとわり付く。
そして今日も明日も、そう代わり映えしないだろう。
でも俺はまだ“一瞬”に賭けれるはずだ。
この人生って名の“DIRTY WORK”を楽しんでやる。
2007.8.11
Nishi-kanda2
カテゴリー:word
08/14 13:39
08
Scene 231 [OH MY LOVE]
「山中湖の合宿手伝いに行かない?」
「田園組まない?」
懐かしい面子からのダイレクトコールにメールが続いた。
皆元気だ。
先輩も後輩もそれぞれ新聞記事的には、「あ~あ、いい歳こいてこんなバカな事しちゃって……」という歳なのに。
まあ、「あ~あ、いい歳こいてこんなバカな事しちゃって……」の正しい見本って事にしておこう。
今日はレンタサイクルで旧軽をフラフラ。
三笠通りからゴルフ橋を渡って、苔むした低い石垣が続く道を進んでいたが、小腹が減って旧軽銀座へ。
フランスベーカリーで、俺は“ジョン・レノンが食べてたフランスパン”の明太子版、娘はチョコレートパンを買って、バス停のベンチで一息。
当然ジョンゆかりの万平ホテルの方へペダルを漕ぎたくなって来る。
“あのテニスコート”が、さっき土屋写真店で見た“テニスコートのロマンス”を写したセピア色の写真そのままに、“あの時のままのたたずまい”で現れる。
手入れの行き届いたクレーコートは本当に美しい。
いつもに比べて今日は随分人が多くて、車道側からコートを覗いてる人の雰囲気で、トーナメントとわかる。
“夏は軽トー、冬は静トーとイメージ出来る世代”の男性達がダブルスをしてる。
(軽トーかな?)と知り合いの顔を探したが、そのまま通り過ぎた。
旧軽銀座の待ち合わせのカフェに行くと、家人が「一回戻って来たのに又行って、まだ帰って来ないよ」と教会通りの方に首を傾げる。
息子が去年同様に、“工房ものずきん”からなかなか戻って来ないらしい。
「まあいいじゃん」と腰を下ろすと、テーブルにはさっき買ってやった“ドア君”と、店の人が奴に「夏休みの自由研究用に」としこたまくれたコルクが置いてある。
ホテルへの帰りにホームセンターに寄って、太っとい針金とペンチにグルーガンを買って一緒に遊んでみるか。
そうそう、明日は早朝テニスだから、まっ、程々にだな。
2007.8.1
Kyugaru
「田園組まない?」
懐かしい面子からのダイレクトコールにメールが続いた。
皆元気だ。
先輩も後輩もそれぞれ新聞記事的には、「あ~あ、いい歳こいてこんなバカな事しちゃって……」という歳なのに。
まあ、「あ~あ、いい歳こいてこんなバカな事しちゃって……」の正しい見本って事にしておこう。
今日はレンタサイクルで旧軽をフラフラ。
三笠通りからゴルフ橋を渡って、苔むした低い石垣が続く道を進んでいたが、小腹が減って旧軽銀座へ。
フランスベーカリーで、俺は“ジョン・レノンが食べてたフランスパン”の明太子版、娘はチョコレートパンを買って、バス停のベンチで一息。
当然ジョンゆかりの万平ホテルの方へペダルを漕ぎたくなって来る。
“あのテニスコート”が、さっき土屋写真店で見た“テニスコートのロマンス”を写したセピア色の写真そのままに、“あの時のままのたたずまい”で現れる。
手入れの行き届いたクレーコートは本当に美しい。
いつもに比べて今日は随分人が多くて、車道側からコートを覗いてる人の雰囲気で、トーナメントとわかる。
“夏は軽トー、冬は静トーとイメージ出来る世代”の男性達がダブルスをしてる。
(軽トーかな?)と知り合いの顔を探したが、そのまま通り過ぎた。
旧軽銀座の待ち合わせのカフェに行くと、家人が「一回戻って来たのに又行って、まだ帰って来ないよ」と教会通りの方に首を傾げる。
息子が去年同様に、“工房ものずきん”からなかなか戻って来ないらしい。
「まあいいじゃん」と腰を下ろすと、テーブルにはさっき買ってやった“ドア君”と、店の人が奴に「夏休みの自由研究用に」としこたまくれたコルクが置いてある。
ホテルへの帰りにホームセンターに寄って、太っとい針金とペンチにグルーガンを買って一緒に遊んでみるか。
そうそう、明日は早朝テニスだから、まっ、程々にだな。
2007.8.1
Kyugaru
カテゴリー:word
08/07 14:21
09
Scene 230 [子供とテニスしてる?]
約束の店に行こうと、表参道から246を外苑前に曲がったところで、待ち合わせてた当人達とばったり会った。
「まだお店開いてなかったから、友達の店行こう」
悪友と俺等をずっと慕ってくれてる幾つか下の女の子。
奴等はカジュアルな恰好だけど、全身真っ黒。
俺も黒尽め。
「いい会だったよ」
表参道を原宿に向かいながら、今日の会の話を聞く。
暑い夏の日の夕方。
並木で日陰が多いこの道でも、今日は暑い。
表参道ヒルズの中の開店前のレストラン。
店のスタッフが彼女にフレンドリーに話しかけて来て、俺達にも絶妙な距離感で接して来る。
「とりあえずビール。世界で一番冷えてるやつね」
そして"乾杯"でなく"献杯"。
"献杯"といっても、捧げる相手がジメジメした事は嫌いだから、「う~ん、美味い!」と俺達は笑う。
「私、子供をテニススクールに入れたんだ。のんびりしたいい所だよ。いろいろ探したんだけど、絶対条件はアウトドア。暑かったり、寒かったり、風が吹いたりする中でプレーするのがテニスでしょ。雨が降ったら出来ないのも当たり前だし。そういう感じを味あわせたかったんだ」「そう!それなんだよ!全く俺も同感!サンサンと照りつける太陽の下で、水を撒いたクレーコートの上で必死にコーチのボールに食らいついたりさ、真冬の早朝、朝日が昇るのが待ち遠しくて、白い息をはきながら芝生の上をランニングしたあの感じ!あの感じ!」「みんなでテニスクラブ作りたいね」「宮城先生に全米オープンで会う度に、『子供とテニスしてる?』って聞かれてさ、『いや~忙しくて……』って答えると『こーんなに面白いテニスを子供にさせなきゃだめじゃない』って怒られてさ。そうやって会う人会う人に言ってたんだよね。今思えば、それはとても大切なメッセージだったんだなぁって感じるよ」「まずは私達が子供とテニスしないとね。みんなで家族連れて集まろうよ」
オムール貝を食べながら俺達はずっとテニスの話を続けた。
目をつぶれば、ログハウス、ガット張り機、鉄棒、軒下のバーベル、砂利、青々とした芝生が浮かび、その全てを愛おしく感じる。
そして彼女の声が聞こえて来る。
「子供とテニスしてるー?」
「だめじゃない!どんどんやってあげてぇ」
2007.7.25
Jingumae4
「まだお店開いてなかったから、友達の店行こう」
悪友と俺等をずっと慕ってくれてる幾つか下の女の子。
奴等はカジュアルな恰好だけど、全身真っ黒。
俺も黒尽め。
「いい会だったよ」
表参道を原宿に向かいながら、今日の会の話を聞く。
暑い夏の日の夕方。
並木で日陰が多いこの道でも、今日は暑い。
表参道ヒルズの中の開店前のレストラン。
店のスタッフが彼女にフレンドリーに話しかけて来て、俺達にも絶妙な距離感で接して来る。
「とりあえずビール。世界で一番冷えてるやつね」
そして"乾杯"でなく"献杯"。
"献杯"といっても、捧げる相手がジメジメした事は嫌いだから、「う~ん、美味い!」と俺達は笑う。
「私、子供をテニススクールに入れたんだ。のんびりしたいい所だよ。いろいろ探したんだけど、絶対条件はアウトドア。暑かったり、寒かったり、風が吹いたりする中でプレーするのがテニスでしょ。雨が降ったら出来ないのも当たり前だし。そういう感じを味あわせたかったんだ」「そう!それなんだよ!全く俺も同感!サンサンと照りつける太陽の下で、水を撒いたクレーコートの上で必死にコーチのボールに食らいついたりさ、真冬の早朝、朝日が昇るのが待ち遠しくて、白い息をはきながら芝生の上をランニングしたあの感じ!あの感じ!」「みんなでテニスクラブ作りたいね」「宮城先生に全米オープンで会う度に、『子供とテニスしてる?』って聞かれてさ、『いや~忙しくて……』って答えると『こーんなに面白いテニスを子供にさせなきゃだめじゃない』って怒られてさ。そうやって会う人会う人に言ってたんだよね。今思えば、それはとても大切なメッセージだったんだなぁって感じるよ」「まずは私達が子供とテニスしないとね。みんなで家族連れて集まろうよ」
オムール貝を食べながら俺達はずっとテニスの話を続けた。
目をつぶれば、ログハウス、ガット張り機、鉄棒、軒下のバーベル、砂利、青々とした芝生が浮かび、その全てを愛おしく感じる。
そして彼女の声が聞こえて来る。
「子供とテニスしてるー?」
「だめじゃない!どんどんやってあげてぇ」
2007.7.25
Jingumae4
カテゴリー:Tennis
07/31 16:10
10
Scene 229 [住人〜Jyunin]
「“音楽に生きる”のか、“音楽で生きる”のかって聞かれたら、“音楽に生きる”って答えたい。でもなかなか難しい」
言葉はうる覚えだが、確かシオンのモノクロのインタビュー記事。
これを自分に置き換えてみる。
「“テニスに生きる”のか、“テニスで生きる”のか」
テニスでなくてもいろんな種目、業種、そして自分自身の“仕事”を“生業”と考えた時に、そのバランスが大切なんだろうが、失っちまったら取り返しのつかないものがある。
“死んでもなりたくなかった奴に 生きたまま近づいちまってる なまけてる優しさを そこらじゅうにバラまいて”お前だけ見られたら/SION
炎天下のテニスコート。
数面並びのコートでジュニアレッスンが展開されてる。
パッと見ただけで、コーチそれぞれの“気持ち”が伝わって来る。
セミナー、マナー講習でやたら言われることらしいが、声のトーン、眼の表情は何よりも雄弁だ。
溢れ出る情熱、隠し通せない倦怠感。
マニュアル云々でどうにかなるもんじゃあなく、一コーチである自分という個が、公であるテニスにどう関わりたいのか、どう関わっているのか、どういうポジションに行きたいのか、どういうポジションにいるのか、テニス史の流れはどうなのか、テニス史の流れをどう意識しているのか、自分の目線と足元に自然と力が漲っていれば大丈夫だ。
確か昔は「西洋乞食」って名前のバーだった所に出来たライブハウス。
“嬉しいのはあなたに褒められることで 悲しいのはあなたに裏切られることで 好きだから嫌われたくなかったし 好きだから許せなかった”薄紫/SION
ハモニカ横丁でしこたま呑んでから入ったせいなのか、イントロだけで泣いた。
シオンの生き様だから出る声、伝わって来る想い。
“君が空の住人でも俺と同じ地に暮らす人でも そんなことはどうだっていいのさ きれいな心の君が好きだ それだけだ”住人/SION
“きれいな心の君が好きだ”
2007.7.21
Kichijoji ROCK JOINT JB
言葉はうる覚えだが、確かシオンのモノクロのインタビュー記事。
これを自分に置き換えてみる。
「“テニスに生きる”のか、“テニスで生きる”のか」
テニスでなくてもいろんな種目、業種、そして自分自身の“仕事”を“生業”と考えた時に、そのバランスが大切なんだろうが、失っちまったら取り返しのつかないものがある。
“死んでもなりたくなかった奴に 生きたまま近づいちまってる なまけてる優しさを そこらじゅうにバラまいて”お前だけ見られたら/SION
炎天下のテニスコート。
数面並びのコートでジュニアレッスンが展開されてる。
パッと見ただけで、コーチそれぞれの“気持ち”が伝わって来る。
セミナー、マナー講習でやたら言われることらしいが、声のトーン、眼の表情は何よりも雄弁だ。
溢れ出る情熱、隠し通せない倦怠感。
マニュアル云々でどうにかなるもんじゃあなく、一コーチである自分という個が、公であるテニスにどう関わりたいのか、どう関わっているのか、どういうポジションに行きたいのか、どういうポジションにいるのか、テニス史の流れはどうなのか、テニス史の流れをどう意識しているのか、自分の目線と足元に自然と力が漲っていれば大丈夫だ。
確か昔は「西洋乞食」って名前のバーだった所に出来たライブハウス。
“嬉しいのはあなたに褒められることで 悲しいのはあなたに裏切られることで 好きだから嫌われたくなかったし 好きだから許せなかった”薄紫/SION
ハモニカ横丁でしこたま呑んでから入ったせいなのか、イントロだけで泣いた。
シオンの生き様だから出る声、伝わって来る想い。
“君が空の住人でも俺と同じ地に暮らす人でも そんなことはどうだっていいのさ きれいな心の君が好きだ それだけだ”住人/SION
“きれいな心の君が好きだ”
2007.7.21
Kichijoji ROCK JOINT JB
カテゴリー:SION
07/24 21:28
レックテニススクールニュース
2008/09/16
オールCAトーナメント【レッスン&ゲーム】運営委員決定のお知らせ
オールCAトーナメント【レッスン&ゲーム】運営委員決定のお知らせ
2008/09/03
杉山愛選手、全米オープン女子複ベスト4入り!
杉山愛選手、全米オープン女子複ベスト4入り!
2008/08/31
速報!錦織圭選手、全米オープンで世界4位のフェレール選手を撃破!4回戦進出!
速報!錦織圭選手、全米オープンで世界4位のフェレール選手を撃破!4回戦進出!
2008/06/25
レックテニススクール・プロスタッフ研修会を実施しました
レックテニススクール・プロスタッフ研修会を実施しました
→ ニュース一覧
↓各テニススクールはこちら↓
東京のテニススクール
神奈川のテニススクール
埼玉のテニススクール













