[Another Side of Tennis] 坂東海
新宿ゴールデン街バーの片隅のテニスと音楽の与太話です。
01
Scene 170 [COOL BIZ]
『来年の全豪は新素材コート アクリル樹脂』
テニスの全豪オープンの主催者は30日、来年の大会からコート表面にアクリル樹脂の新素材を採用することを明らかにした。
ハードコートとしての特徴はあまり変わらないが、1988年から使用されている今の素材に比べて熱を持ちにくく、オーストラリアの気候により適しているという。(メルボルンAP=共同)
[共同通信社 2007年5月30日 20:59]
そりゃあ、そうだよなあ。
何たって“ヒートポリシー”何ていうルールがあるところから、もうおかしい。
“ヒートポリシー”の内容をちゃんと文面で読むとゾッとする。
【Extreme Heat Polycy】
コートの外の気温が35度以上、湿球黒球温度が28度を上回った際に、主審が試合開始時間を遅らせることができる。ただし、試合が既に行なわれている場合は続行する。その場合、女子なら第2セットと第3セットに10分間のヒートブレークが適用される。
気温が35度ってことは、ハードコート上の温度は50度は超える。
“Extreme”、ラケットの名前じゃあるまいし、極限の暑さでテニスなんて冗談じゃない。
とは言え、全豪は苦労してるんだよね。
ダウンアンダーと呼ばれる位、北半球から遠い地理的不利。
俺がテニスを始めた時は、グランドスラムのスタートだって言うのにメジャーな選手が出場せず、パッとしない大会だった。
翌年は、1月開催から12月開催に変って年2回開催されたけど、今度はクリスマスと重なり、バカンスが短くなる選手にこれまた不評だったらしい(でもこの1977年の1月の男子単優勝はタナー、そして12月はゲルレイテス!ついでに1978年と1979年はビラス!そう言えばタナーは2000年だかに、不渡り出して窃盗で捕まっちまったんだよなあ…)。
そして1985年で12月開催を終え、1987年から又1月開催に戻り(1986年は未開催)、でかいスタジアムを作ったりして今に至っている。
今回のコートの“クールビズ”も、大きく日程を動かせないなりの苦肉の策なんだろう。
運営側じゃなくて、地球温暖化を放っぽらかしてる奴等が問題だよな。
ここ日本じゃ、6月1日“クールビズ”スタート。
それなりに馴染んで来たのか、それとも団塊の世代の退職での入れ替わりか、お洒落なビジネスマンが増えて来た様な気がする。
雑誌じゃタイミングを合わして“クールビズ”の記事。
「イタリアンカラーは胸元を開けるのが常識。ネクタイはNG」
これを読んでこれ見よがしにウンチク垂れてる奴が沢山いるんだろうな。
いいんだよ、何でもマスコミの言いなりにならなくて。
日本人は“ナポリタン”見りゃわかる様に“和洋折衷”なんだからさ。
何て、からかいつつ、あまり興味がないんだが…。
さて、全豪は“クールビズ”で選手の体感温度は何度下がるんだろうか?
あそこまで行っちゃうと大して変らない気がする…。
この話を呑み屋でしたら、皆「カンガルーとコアラって偉いなあ、そんな暑さの中で毛皮着てさあ」って茶化すな。
でも誰かが次に会った時に、「俺あの話聞いてから、冷房の設定温度上げちゃったよ」って言うはずだ。
そう言えば明け方帰ったら、寝ている家人の枕元には枝折を挟んだ[不都合な真実]があった。
2007.6.7
Kita-sando
テニスの全豪オープンの主催者は30日、来年の大会からコート表面にアクリル樹脂の新素材を採用することを明らかにした。
ハードコートとしての特徴はあまり変わらないが、1988年から使用されている今の素材に比べて熱を持ちにくく、オーストラリアの気候により適しているという。(メルボルンAP=共同)
[共同通信社 2007年5月30日 20:59]
そりゃあ、そうだよなあ。
何たって“ヒートポリシー”何ていうルールがあるところから、もうおかしい。
“ヒートポリシー”の内容をちゃんと文面で読むとゾッとする。
【Extreme Heat Polycy】
コートの外の気温が35度以上、湿球黒球温度が28度を上回った際に、主審が試合開始時間を遅らせることができる。ただし、試合が既に行なわれている場合は続行する。その場合、女子なら第2セットと第3セットに10分間のヒートブレークが適用される。
気温が35度ってことは、ハードコート上の温度は50度は超える。
“Extreme”、ラケットの名前じゃあるまいし、極限の暑さでテニスなんて冗談じゃない。
とは言え、全豪は苦労してるんだよね。
ダウンアンダーと呼ばれる位、北半球から遠い地理的不利。
俺がテニスを始めた時は、グランドスラムのスタートだって言うのにメジャーな選手が出場せず、パッとしない大会だった。
翌年は、1月開催から12月開催に変って年2回開催されたけど、今度はクリスマスと重なり、バカンスが短くなる選手にこれまた不評だったらしい(でもこの1977年の1月の男子単優勝はタナー、そして12月はゲルレイテス!ついでに1978年と1979年はビラス!そう言えばタナーは2000年だかに、不渡り出して窃盗で捕まっちまったんだよなあ…)。
そして1985年で12月開催を終え、1987年から又1月開催に戻り(1986年は未開催)、でかいスタジアムを作ったりして今に至っている。
今回のコートの“クールビズ”も、大きく日程を動かせないなりの苦肉の策なんだろう。
運営側じゃなくて、地球温暖化を放っぽらかしてる奴等が問題だよな。
ここ日本じゃ、6月1日“クールビズ”スタート。
それなりに馴染んで来たのか、それとも団塊の世代の退職での入れ替わりか、お洒落なビジネスマンが増えて来た様な気がする。
雑誌じゃタイミングを合わして“クールビズ”の記事。
「イタリアンカラーは胸元を開けるのが常識。ネクタイはNG」
これを読んでこれ見よがしにウンチク垂れてる奴が沢山いるんだろうな。
いいんだよ、何でもマスコミの言いなりにならなくて。
日本人は“ナポリタン”見りゃわかる様に“和洋折衷”なんだからさ。
何て、からかいつつ、あまり興味がないんだが…。
さて、全豪は“クールビズ”で選手の体感温度は何度下がるんだろうか?
あそこまで行っちゃうと大して変らない気がする…。
この話を呑み屋でしたら、皆「カンガルーとコアラって偉いなあ、そんな暑さの中で毛皮着てさあ」って茶化すな。
でも誰かが次に会った時に、「俺あの話聞いてから、冷房の設定温度上げちゃったよ」って言うはずだ。
そう言えば明け方帰ったら、寝ている家人の枕元には枝折を挟んだ[不都合な真実]があった。
2007.6.7
Kita-sando
カテゴリー:Tennis
06/07 21:27
02
Scene 169 [P・A・T・R・O・L]
[Another Side of Tennis]
坂東海
Scene 169
[P・A・T・R・O・L]
「ウチのスクール生の大会観に来ない?」
「どこ?」
「東金」
「それ遠いなあ」
「美味い蕎麦屋があるんだよ」
“美味い蕎麦屋”で一杯…。
「これ裏メニューです」
鴨の石焼。
葱もトロトロで美味いのなんの。
皆同じ言葉を発する。
「正しく“鴨葱”!」
「そう言えばキヨシローが♪鴨鍋〜♪って歌ってたなあ。お前さあ笑ってるけど、“鴨鍋”が“Come on baby”とかけてるのわかってんの?その前に“鴨葱”は?」
「“鴨が葱背負って来る”ですよね?」
「だから、その意味は?」
「………」
「しょうがねえなあ。こうやって美味い鴨肉に葱が添えられていると最高だろ?だから、獲物が自分で勝手に更に美味くなってこっちに来るって感じで、ラッキーが重なった時に使う例えだよ!」
「るなほど!」
〆の蕎麦は確かに美味かった。
流石に皆みたいに、せいろと暖かいの両方は喰えなかったが、又喰いに行きたいよ。
翌日、試合開始。
今回は団体戦ってことで、試合前は仲間同士の楽しい雰囲気が溢れてる。
勿論心の中じゃ緊張しているんだろうな。
序盤は実力差が激しく、あっさりしたゲームが続く。
でも徐々に競り出して来て、団体戦特有の緊張感とトランスした故の凄いプレーが目立ちだす。
「ワーオ。俺二度とこんなプレー出来ないよ!っていうのをレコードの溝に刻みたいんだ」
[DIRTY WORK]を出した頃のキース・リチャーズの言葉(そう言えば、[パイレーツ・オブ・カリビアン]観に行かないとな)。
(運営スタッフの奴等は?)と見ると、忙しそうに動きながらもその合間をぬって試合を観てる。
随分前に観た、ある会社のアルバイトコーチ同士の対抗戦では、相手チームの選手を野次るバカな社員コーチがいたりして、(何で事業所が違うって事だけで、自分の会社のアルバイトにあんな事が言えるのか…。どこの事業所だろうが、全員自分の可愛いスタッフと思えないのかねえ)と呆れたが、流石に今回は違う。
スタッフは、全選手がリラックスしていいプレーが出来る様に配慮しているのが良くわかる。
自分が担当してたり、担当してた選手への思い入れを押し込めているのが後姿から伝わって来て、(いい奴等だなあ)と嬉しくなった。
だからか、二日目の試合は“しびれる”試合が続出した。
明らかに前日よりも上手くなってる選手、集中して思わぬ好プレーを連発する選手。
そしてそんな選手に足元をすくわれる選手。
何気なくのぞいた試合に引きつけられ、熱い気持ちに何度もさせられた。
一足先に帰る俺に、一番下っ端のスタッフが「帰りに読んで下さい!」と、[スポーツジャーナル]という小冊子をくれた。
電車の中で缶ビール片手にぱらぱら捲って行くと、新連載記事で<PATROLのススメ>。
造語(?)の“PATROL”は、Process(経過重視)、Acknowledgment(承認)、Together(プレイヤーと共に)、Respect(尊重)、Observation(観察)、Listening(傾聴) の頭文字からとって“PATROL”。
JASAが、指導者が心がけるポイントとしてあげた6つの指導理念。
いいじゃん、内容も語呂も語感も。
“協会”もたまにはやるな。
そうそう、鴨と蕎麦ごちそうさん!
これからも“P・A・T・R・O・L”を頼むよ!
2007.5.27
Ikka
坂東海
Scene 169
[P・A・T・R・O・L]
「ウチのスクール生の大会観に来ない?」
「どこ?」
「東金」
「それ遠いなあ」
「美味い蕎麦屋があるんだよ」
“美味い蕎麦屋”で一杯…。
「これ裏メニューです」
鴨の石焼。
葱もトロトロで美味いのなんの。
皆同じ言葉を発する。
「正しく“鴨葱”!」
「そう言えばキヨシローが♪鴨鍋〜♪って歌ってたなあ。お前さあ笑ってるけど、“鴨鍋”が“Come on baby”とかけてるのわかってんの?その前に“鴨葱”は?」
「“鴨が葱背負って来る”ですよね?」
「だから、その意味は?」
「………」
「しょうがねえなあ。こうやって美味い鴨肉に葱が添えられていると最高だろ?だから、獲物が自分で勝手に更に美味くなってこっちに来るって感じで、ラッキーが重なった時に使う例えだよ!」
「るなほど!」
〆の蕎麦は確かに美味かった。
流石に皆みたいに、せいろと暖かいの両方は喰えなかったが、又喰いに行きたいよ。
翌日、試合開始。
今回は団体戦ってことで、試合前は仲間同士の楽しい雰囲気が溢れてる。
勿論心の中じゃ緊張しているんだろうな。
序盤は実力差が激しく、あっさりしたゲームが続く。
でも徐々に競り出して来て、団体戦特有の緊張感とトランスした故の凄いプレーが目立ちだす。
「ワーオ。俺二度とこんなプレー出来ないよ!っていうのをレコードの溝に刻みたいんだ」
[DIRTY WORK]を出した頃のキース・リチャーズの言葉(そう言えば、[パイレーツ・オブ・カリビアン]観に行かないとな)。
(運営スタッフの奴等は?)と見ると、忙しそうに動きながらもその合間をぬって試合を観てる。
随分前に観た、ある会社のアルバイトコーチ同士の対抗戦では、相手チームの選手を野次るバカな社員コーチがいたりして、(何で事業所が違うって事だけで、自分の会社のアルバイトにあんな事が言えるのか…。どこの事業所だろうが、全員自分の可愛いスタッフと思えないのかねえ)と呆れたが、流石に今回は違う。
スタッフは、全選手がリラックスしていいプレーが出来る様に配慮しているのが良くわかる。
自分が担当してたり、担当してた選手への思い入れを押し込めているのが後姿から伝わって来て、(いい奴等だなあ)と嬉しくなった。
だからか、二日目の試合は“しびれる”試合が続出した。
明らかに前日よりも上手くなってる選手、集中して思わぬ好プレーを連発する選手。
そしてそんな選手に足元をすくわれる選手。
何気なくのぞいた試合に引きつけられ、熱い気持ちに何度もさせられた。
一足先に帰る俺に、一番下っ端のスタッフが「帰りに読んで下さい!」と、[スポーツジャーナル]という小冊子をくれた。
電車の中で缶ビール片手にぱらぱら捲って行くと、新連載記事で<PATROLのススメ>。
造語(?)の“PATROL”は、Process(経過重視)、Acknowledgment(承認)、Together(プレイヤーと共に)、Respect(尊重)、Observation(観察)、Listening(傾聴) の頭文字からとって“PATROL”。
JASAが、指導者が心がけるポイントとしてあげた6つの指導理念。
いいじゃん、内容も語呂も語感も。
“協会”もたまにはやるな。
そうそう、鴨と蕎麦ごちそうさん!
これからも“P・A・T・R・O・L”を頼むよ!
2007.5.27
Ikka
カテゴリー:word
05/31 19:17
03
Scene 168 [Go Ahead!]
「この一球は絶対無二の一球なり」
テニスを通じて己の弱さ、心の闇を覗き見た末のテニスに対する最大のリスペクト。
とても軽々しく口に出来ない言葉。
ドラマ[エースをねらえ!]でシリアスなシーンで主人公が何度も呪文の様に唱えていたが、ウィンブルドンのベスト8がかかった試合でマッチポイントを握った松岡修造氏が、思わず 「この一球は絶対無二の一球なり」と叫んだあのリアルさには到底及ばなかった。
短く力強い言葉が好きだ。
そして思わず口をついた言葉、思わずこぼれた言葉が好きだ。
口って奴は勝手に喋り捲るけど、それらしい言葉はいらない。
「武士に二言はない」
親父さんに教えられたこの言葉を胸に、ヨットで世界一周を成し遂げたという人を取り上げた記事を読んだ。
ただのヨット世界一周じゃないんだよ。
1970年6月に33才で休職して、姫路から世界一周の航路に出て、途中のオーストラリアで仲間3人と対立して独り下船。
そこで出発前に「世界一周するまで戻らない」と宣言した意地で、イギリスに渡って働いて金を貯めて1991年に再挑戦。
でもそれも船体に欠陥が見つかって失敗。
それでも「武士に二言はない」という言葉に支えられ、2004年10月にサンディエゴから3回目の出航。
そして2007年5月8日、銚子港に“帰還”。
今回もサンディエゴから、南アフリカ、パナマ運河、太平洋と抜け、小笠原で嵐に遭い、帆はちぎれエンジンも故障、黒潮に流さるといった苦難があり、その末の世界一周達成。
33才で始まった“旅”を70才で完結。
「日本から遠く離れた場所で、“夢”の為に働き金を貯め、諦めずにチャレンジして成功」
言葉にすれば簡単だけど、航海の失敗だけじゃなくて、動き出す為の準備期間のハードさは物凄いものだったんじゃないかな。
「金にもならないことを…」って言う奴はやっぱりいるんだろう。
そんな奴には一生わからないよ。
「金が全てじゃない」なんて言う気はこれっぽっちもない。
全てのものは金と言葉に置き換えられてしまっているんだから。
でもね、本当は全てじゃない。
どんなに俺等が俗世間の垢にまみれて薄汚くなっても、心って奴は数字には換算出来ない。
その“心”が掴もうとする“夢”も数字には表せない。
そしてその“夢”の為に俺達は這いつくばって、端金を稼いでいる。
これがピンと来ないなら仕方ない。
左の手のひらに電卓を埋め込んで頑張ってくれ。
どうせならビル・ゲイツみたいに6兆2千億円稼いでみろよ。
「若者に『道はある』と呼びかけたい」
37年間の旅路を終えた70才のDreamerの言葉。
OK!行こうぜ!Go Ahead!
2007.5.23
Southern-terrace
テニスを通じて己の弱さ、心の闇を覗き見た末のテニスに対する最大のリスペクト。
とても軽々しく口に出来ない言葉。
ドラマ[エースをねらえ!]でシリアスなシーンで主人公が何度も呪文の様に唱えていたが、ウィンブルドンのベスト8がかかった試合でマッチポイントを握った松岡修造氏が、思わず 「この一球は絶対無二の一球なり」と叫んだあのリアルさには到底及ばなかった。
短く力強い言葉が好きだ。
そして思わず口をついた言葉、思わずこぼれた言葉が好きだ。
口って奴は勝手に喋り捲るけど、それらしい言葉はいらない。
「武士に二言はない」
親父さんに教えられたこの言葉を胸に、ヨットで世界一周を成し遂げたという人を取り上げた記事を読んだ。
ただのヨット世界一周じゃないんだよ。
1970年6月に33才で休職して、姫路から世界一周の航路に出て、途中のオーストラリアで仲間3人と対立して独り下船。
そこで出発前に「世界一周するまで戻らない」と宣言した意地で、イギリスに渡って働いて金を貯めて1991年に再挑戦。
でもそれも船体に欠陥が見つかって失敗。
それでも「武士に二言はない」という言葉に支えられ、2004年10月にサンディエゴから3回目の出航。
そして2007年5月8日、銚子港に“帰還”。
今回もサンディエゴから、南アフリカ、パナマ運河、太平洋と抜け、小笠原で嵐に遭い、帆はちぎれエンジンも故障、黒潮に流さるといった苦難があり、その末の世界一周達成。
33才で始まった“旅”を70才で完結。
「日本から遠く離れた場所で、“夢”の為に働き金を貯め、諦めずにチャレンジして成功」
言葉にすれば簡単だけど、航海の失敗だけじゃなくて、動き出す為の準備期間のハードさは物凄いものだったんじゃないかな。
「金にもならないことを…」って言う奴はやっぱりいるんだろう。
そんな奴には一生わからないよ。
「金が全てじゃない」なんて言う気はこれっぽっちもない。
全てのものは金と言葉に置き換えられてしまっているんだから。
でもね、本当は全てじゃない。
どんなに俺等が俗世間の垢にまみれて薄汚くなっても、心って奴は数字には換算出来ない。
その“心”が掴もうとする“夢”も数字には表せない。
そしてその“夢”の為に俺達は這いつくばって、端金を稼いでいる。
これがピンと来ないなら仕方ない。
左の手のひらに電卓を埋め込んで頑張ってくれ。
どうせならビル・ゲイツみたいに6兆2千億円稼いでみろよ。
「若者に『道はある』と呼びかけたい」
37年間の旅路を終えた70才のDreamerの言葉。
OK!行こうぜ!Go Ahead!
2007.5.23
Southern-terrace
カテゴリー:word
05/24 16:03
04
Scene 167 [I DON’T LIKE MYSELF]
ちょっと前の、新聞のトップは「野球特待生373校」。
いつもの黒字に白抜きの文字が、まるで弔いの装飾に見えて来た。
勿論「野球特待生0校」じゃなかったことをがっかりしてるんじゃあない。
俺の通ってた高校は、野球部は毎日午後の授業は免除で、専用バスで郊外のグラウンドに練習しに行ってたからね。
授業をサボれる事は羨ましかったけど、まあ悪い事とは感じなかったな。
ただ学校からの部費の配分が酷くて、その手の会議の時に「何で野球部には-」と、先生に突っかかって喧嘩した事はあった。
前々から言ってるが、高校野球を取り巻く“大人”が、ガキの頃から嫌いだ。
野球部の連中はバカな大人に関係なく、野球に打ち込み、そして俺達同様に背伸びして“年相応”の悪い事をしてるいい奴等ばっかりだった。
間違っても高野連の連中が言ってる“清く正しい学生”でも“清く正しい世界”でもなかった。
でもそれが“普通”の感覚で、ましてガキの頃にスポーツや音楽に秀でてる奴は、大人になって仕事が出来るって事以上に優遇されても不思議はないもんなんだよ。
大体何なんだよ! 野球の初めての全国大会が1915年、テニスとかサッカーは1918年と3年しか変らないのに、「高校野球は他のスポーツと違って歴史がある」って言うのは!
まあ1915年の4年前に「野球害毒論」をぶち上げてた組織が主催じゃ仕方ない。
気持ちのいい話をしよう。
呑み友達のテニスコーチの奥さんが少年野球の応援に行った時の話。
監督が子供達を集めてこう言ったそうだ。
「今年も監督は授業参観行くからな!野球やってる時だけじゃなくて、学校にいる時どんな感じかも見ないとな!」
子供達は「え-っ-!」とブーイングしながらも楽しそうだったってさ。
そのコーチも休みの日には一人で授業参観に行ったり、自分が教えてるジュニアのサッカーの試合を観に行ったりもしてるけど、やっぱりこうじゃなきゃね。
そいつのガキは練習の合間なんかすぐふざけ過ぎちゃうらしいんだけど、監督は奥さんにこう言ったってさ。
「このチーム入って良かった、野球やって良かった、って思わせてやりたいんだよ!」
そんな会話の後に他チームが来て練習試合。
相手チームの監督とコーチ達が自分達の選手に発した言葉。
「ちんたら走ってんじゃねえよ!みっともねえなあ!」
「あ-あ-、あ-あ-、もったいねえなあ!」
「みっともない」、「もったいない」、大人の対面、大人の打算、大人の驕りが一杯の罵声を聞いて、(ウチは監督もコーチも親身でいいチームだな)と安心してたら、“母の会”とやらで幅を利かせてるオバサンが、「試合に出れない子はふざけてばかりだし、連れて行きたくない」………。
「最近の子供は-」。
その後には「元気がない」、「悪くなった」、いろんな言葉が続く。
でも誠実に子供に接してるテニスコーチ達は皆こう言う。
「昔も今もジュニアの子達は素直で元気だ」
「最近の子供は-」ってのは、子供を導く力のない、魅力ない大人の言葉だ。
問題は常に大人にある。
ジュニアテニス界では、試合が終った子供に「何であのポイントはアウトって言わなかったの!」と、セルフジャッジで故意に自分に有利な判定をしなかった事を叱る親、コーチが多々いると聞く。
知り合いが居合わせた大会じゃ、自分の子供が負けた相手の事を「不正なジャッジをしてる。マナーが悪い」と抗議した親が、その相手の子の次の試合になったら、露骨にその子のミスに拍手をしていたらしい。
「いい」「悪い」が、自分の都合にとって「いい」「悪い」になってる大人は醜い。
子供達はそんな大人を良く見ている。
そしてその薄っぺらさにいつか気付いて、そんな大人じゃ扱いきれない“都合の悪い子供”になる。
あんたは大丈夫か?見透かされていないか?
今は、「明日を生きる力」が強い子供達が、あんたが傲慢な態度をとった事で傷ついても、すぐに次の楽しみを見つけて、それを忘れてくれてるだけだぜ。
でもな、わかってる、その前にこの俺だよな。
毎日、毎晩、外から自分を見る度に悪寒に襲われてるよ。
“いい話”に切り替えたのに、何か又戻っちゃったな。
今夜はまっすぐ帰って、“実録!関東昭和軍”読んで、笑ってから寝るか。
いやその前にあの店で、1曲聴いてから帰ろう。
“わかってんのか 優しいって事は 機嫌のいいこととは違うぜ” だからこんな俺がきらいだ/シオン
2007.5.16
Sendagaya3
いつもの黒字に白抜きの文字が、まるで弔いの装飾に見えて来た。
勿論「野球特待生0校」じゃなかったことをがっかりしてるんじゃあない。
俺の通ってた高校は、野球部は毎日午後の授業は免除で、専用バスで郊外のグラウンドに練習しに行ってたからね。
授業をサボれる事は羨ましかったけど、まあ悪い事とは感じなかったな。
ただ学校からの部費の配分が酷くて、その手の会議の時に「何で野球部には-」と、先生に突っかかって喧嘩した事はあった。
前々から言ってるが、高校野球を取り巻く“大人”が、ガキの頃から嫌いだ。
野球部の連中はバカな大人に関係なく、野球に打ち込み、そして俺達同様に背伸びして“年相応”の悪い事をしてるいい奴等ばっかりだった。
間違っても高野連の連中が言ってる“清く正しい学生”でも“清く正しい世界”でもなかった。
でもそれが“普通”の感覚で、ましてガキの頃にスポーツや音楽に秀でてる奴は、大人になって仕事が出来るって事以上に優遇されても不思議はないもんなんだよ。
大体何なんだよ! 野球の初めての全国大会が1915年、テニスとかサッカーは1918年と3年しか変らないのに、「高校野球は他のスポーツと違って歴史がある」って言うのは!
まあ1915年の4年前に「野球害毒論」をぶち上げてた組織が主催じゃ仕方ない。
気持ちのいい話をしよう。
呑み友達のテニスコーチの奥さんが少年野球の応援に行った時の話。
監督が子供達を集めてこう言ったそうだ。
「今年も監督は授業参観行くからな!野球やってる時だけじゃなくて、学校にいる時どんな感じかも見ないとな!」
子供達は「え-っ-!」とブーイングしながらも楽しそうだったってさ。
そのコーチも休みの日には一人で授業参観に行ったり、自分が教えてるジュニアのサッカーの試合を観に行ったりもしてるけど、やっぱりこうじゃなきゃね。
そいつのガキは練習の合間なんかすぐふざけ過ぎちゃうらしいんだけど、監督は奥さんにこう言ったってさ。
「このチーム入って良かった、野球やって良かった、って思わせてやりたいんだよ!」
そんな会話の後に他チームが来て練習試合。
相手チームの監督とコーチ達が自分達の選手に発した言葉。
「ちんたら走ってんじゃねえよ!みっともねえなあ!」
「あ-あ-、あ-あ-、もったいねえなあ!」
「みっともない」、「もったいない」、大人の対面、大人の打算、大人の驕りが一杯の罵声を聞いて、(ウチは監督もコーチも親身でいいチームだな)と安心してたら、“母の会”とやらで幅を利かせてるオバサンが、「試合に出れない子はふざけてばかりだし、連れて行きたくない」………。
「最近の子供は-」。
その後には「元気がない」、「悪くなった」、いろんな言葉が続く。
でも誠実に子供に接してるテニスコーチ達は皆こう言う。
「昔も今もジュニアの子達は素直で元気だ」
「最近の子供は-」ってのは、子供を導く力のない、魅力ない大人の言葉だ。
問題は常に大人にある。
ジュニアテニス界では、試合が終った子供に「何であのポイントはアウトって言わなかったの!」と、セルフジャッジで故意に自分に有利な判定をしなかった事を叱る親、コーチが多々いると聞く。
知り合いが居合わせた大会じゃ、自分の子供が負けた相手の事を「不正なジャッジをしてる。マナーが悪い」と抗議した親が、その相手の子の次の試合になったら、露骨にその子のミスに拍手をしていたらしい。
「いい」「悪い」が、自分の都合にとって「いい」「悪い」になってる大人は醜い。
子供達はそんな大人を良く見ている。
そしてその薄っぺらさにいつか気付いて、そんな大人じゃ扱いきれない“都合の悪い子供”になる。
あんたは大丈夫か?見透かされていないか?
今は、「明日を生きる力」が強い子供達が、あんたが傲慢な態度をとった事で傷ついても、すぐに次の楽しみを見つけて、それを忘れてくれてるだけだぜ。
でもな、わかってる、その前にこの俺だよな。
毎日、毎晩、外から自分を見る度に悪寒に襲われてるよ。
“いい話”に切り替えたのに、何か又戻っちゃったな。
今夜はまっすぐ帰って、“実録!関東昭和軍”読んで、笑ってから寝るか。
いやその前にあの店で、1曲聴いてから帰ろう。
“わかってんのか 優しいって事は 機嫌のいいこととは違うぜ” だからこんな俺がきらいだ/シオン
2007.5.16
Sendagaya3
カテゴリー:word
05/17 12:46
05
Scene 166 [MUSIC DAY]
チケットの座席番号はSA列31番。
(A〜Zのその後ろかあ…)と座席図を見ると、何と最前列。
ちょっと後ろからのプレッシャーを感じつつ、ビールを呑みながら開演を待つ。
殆ど演出がないままフラッとバンドが出て来た。
そして上手にいる俺の目の前で、66才のギタリストが軽快なイントロを弾き出した。
[傷だらけの天使]!そして間を入れずに[太陽にほえろ!]。
ギターが唄ってる。
かっこいい…。
井上尭之バンドが一旦退き、ステージ上には押尾コータローだけ残る。
彼は今一緒にプレーしたギタリストと、これから出て来るシンガーに対する敬愛たっぷりのコメントをした後、アコギ一本で凄いパフォーマンスをやってのけた。
ベースは勿論、ドラム、パーカッションとあらゆる音が鳴ってた。
そして彼が高校生時代に大阪城ホールで、「甲斐〜!」とこぶしを突き上げ叫んでいたというシンガーを招き入れる。
二人で[安奈]と[翼あるもの]。
甲斐が押尾コータローのギターに刺激されているのがわかる。
[翼あるもの]で押尾コータローは、アコギ一本で甲斐バンドを再演してみせた。
井上尭之が入って来て、甲斐は彼がギターを鳴らす姿をファンだったという少年時代に戻ったかの様に横で見つめ、感嘆の仕草を繰り返す。
更にバンドが加わって、一気にステージは加速して行く。
ラストの曲のイントロの泣きのギターが始まった瞬間、客席のあちこちからため息があがった。
[時の過ぎゆくままに]。
‘79年頃だったか、「今一番曲を書いて欲しいのは誰?」との問いに、ジュリーが「甲斐よしひろ。でも無理だろうなあ」と答えたという話を思い出す。
最後のサビの前の上り詰める様なソロを井上尭之が目の前で引いてる。
涙がにじむ。
エンディングで客席に背を向けて井上尭之と抱き合った甲斐のサングラスの下は、泣いている様にも見えた。
上手の俺からは下手に下がったバンドがそのまま会場を出て行く感じに見えた。
アンコールの拍手は延々と鳴り止まない。
しばらくすると下手の袖が慌しくなり、バンドが缶ビール片手に戻って来て、今日2回目の[HERO]。
物凄いエネルギーとリスペクトが交差してる。
正しく“音を楽しむ”=“音楽”。
ここまで来て今更だが、5/4は[MUSIC DAY]なのは知ってた?
毎年この日は主だったライヴハウスが、一斉に[音楽の日]としてイベントを組んでる。
元祖はフランスで、何でも30年以上前から夏至の日に、老若男女で1日中音楽を楽しむらしい。
日本の[MUSIC DAY]は今年で10周年。
で、もうわかったよね-
[TENNIS DAY]=[テニスの日]だよ。
奇しくも[テニスの日]も今年、区切りの10周年。
9/23は[MUSIC DAY]みたいないかしたコラボが生まれるといいな。
皆のテニスへのリスペクトで、いい祭りにしようぜ。
2007.5.4
Jingumae
(A〜Zのその後ろかあ…)と座席図を見ると、何と最前列。
ちょっと後ろからのプレッシャーを感じつつ、ビールを呑みながら開演を待つ。
殆ど演出がないままフラッとバンドが出て来た。
そして上手にいる俺の目の前で、66才のギタリストが軽快なイントロを弾き出した。
[傷だらけの天使]!そして間を入れずに[太陽にほえろ!]。
ギターが唄ってる。
かっこいい…。
井上尭之バンドが一旦退き、ステージ上には押尾コータローだけ残る。
彼は今一緒にプレーしたギタリストと、これから出て来るシンガーに対する敬愛たっぷりのコメントをした後、アコギ一本で凄いパフォーマンスをやってのけた。
ベースは勿論、ドラム、パーカッションとあらゆる音が鳴ってた。
そして彼が高校生時代に大阪城ホールで、「甲斐〜!」とこぶしを突き上げ叫んでいたというシンガーを招き入れる。
二人で[安奈]と[翼あるもの]。
甲斐が押尾コータローのギターに刺激されているのがわかる。
[翼あるもの]で押尾コータローは、アコギ一本で甲斐バンドを再演してみせた。
井上尭之が入って来て、甲斐は彼がギターを鳴らす姿をファンだったという少年時代に戻ったかの様に横で見つめ、感嘆の仕草を繰り返す。
更にバンドが加わって、一気にステージは加速して行く。
ラストの曲のイントロの泣きのギターが始まった瞬間、客席のあちこちからため息があがった。
[時の過ぎゆくままに]。
‘79年頃だったか、「今一番曲を書いて欲しいのは誰?」との問いに、ジュリーが「甲斐よしひろ。でも無理だろうなあ」と答えたという話を思い出す。
最後のサビの前の上り詰める様なソロを井上尭之が目の前で引いてる。
涙がにじむ。
エンディングで客席に背を向けて井上尭之と抱き合った甲斐のサングラスの下は、泣いている様にも見えた。
上手の俺からは下手に下がったバンドがそのまま会場を出て行く感じに見えた。
アンコールの拍手は延々と鳴り止まない。
しばらくすると下手の袖が慌しくなり、バンドが缶ビール片手に戻って来て、今日2回目の[HERO]。
物凄いエネルギーとリスペクトが交差してる。
正しく“音を楽しむ”=“音楽”。
ここまで来て今更だが、5/4は[MUSIC DAY]なのは知ってた?
毎年この日は主だったライヴハウスが、一斉に[音楽の日]としてイベントを組んでる。
元祖はフランスで、何でも30年以上前から夏至の日に、老若男女で1日中音楽を楽しむらしい。
日本の[MUSIC DAY]は今年で10周年。
で、もうわかったよね-
[TENNIS DAY]=[テニスの日]だよ。
奇しくも[テニスの日]も今年、区切りの10周年。
9/23は[MUSIC DAY]みたいないかしたコラボが生まれるといいな。
皆のテニスへのリスペクトで、いい祭りにしようぜ。
2007.5.4
Jingumae
カテゴリー:KAI
05/10 20:39
06
Scene 165 [タリヒナ・スカイ]
「もらったこのCDすげえいいんだけどさ、最後の方の曲の前に3、4分ブランクあるのがちょっとねえ。おまけにそのブランクの後の曲がいい曲だし」
「そうなんだよね、11曲目迄しかインデックスがないけど、11曲目はブランク含めて15分以上あって3曲入ってるもんね」
iTunesで調整して3曲に分けたけど、12曲目と13曲目のタイトルがわからない。
ネットで調べたら[タリヒナ・スカイ]と[ウィッカー・チェア]で、これを英字に直そうとしたら問題発生。
どっちも簡単な綴りと思いきや、[タリヒナ]、こいつが怪しい。
【tarihina】?【talihina】?
又ネットで調べたら、「オクラホマ州タリヒナ」とは出るんだけど英字では出て来ない。
オクラホマの地図上から探そうとしたけど、余りに広過ぎるのと、当たり前だが土地勘がないんでさっぱり。
ずっと向うに住んでた奴に聞いても「ちょっとわからないなあ」って答え。
日本で言えば東京でも新宿でもなく吉祥寺、あるいはもっと小さな街?いや大きな街なんだけど、アメリカそのものがデカ過ぎて、俺等的には目立たない街なんだろう。
そんな事をしてる最中も[タリヒナ・スカイ]を何回も聴くもんだから、俺の頭の中では曲のイメージ通りの[タリヒナ]が出来上がって行く。
しまいには(行ってみてえなあ…)なんて考えたりもしたが、そんな旅はいいよね。
丁度ゴールデンウィーク真っ最中。
皆「N.Y.に行きたい」、「5番街で買い物したい」って感じなんだろうなあ。
金は天下の回り物って言いながら、俺にはちっとも回って来やしねえから、そうやってもっともっと回して俺の方にも来る様にしてくれよ。
まあ「金と仕事は淋しがりやだから、ある所にしか行かない」っていう名言(迷言?)もあるから、こればっかりは呑みネタで笑い飛ばすしかないな。
ところで「N.Y.へ行きたい」をテニスに置き換えてみようか。
行き先はウィンブルドン。
テニスフリークが「ウィンブルドンに行きたい」と言うのは観戦。
「一度は訪れてみたい」とウィンブルドン開催期間以外に行く観光もあるだろう。
選手が「ウィンブルドンに行きたい」って言えば、「ウィンブルドンに出たい」。
これが更に「ウィンブルドンの満員のセンターコートでプレーしたい」となると、グッと盛り上がって来る。
そして「ウィンブルドンの満員のセンターコートでプレーしたら楽しいんだろうなあ」と来れば、もうその選手の未来を想像してワクワクしてしまう。
「選手なら誰でもウィンブルドン優勝を夢見るんじゃないの?」
なんて揶揄しないでくれよ。
そりゃあそうだし、あんただってフェデラーやナダルを観て、(凄いなあ)って感嘆だけじゃなくて、(もし自分がフェデラーだったら…)っていう羨望や可愛い嫉妬があるだろ?
そうなんだよ、俺等はプレーを楽しんでる故のポジティブなエネルギーを感じたいんだ。
「ウィンブルドンに出る」っていうステイタスを充たすことが目的でなく、その誰もが憧れる「ウィンブルドン」ステイタスを楽しむポジティブなエネルギー。
それでもかかるプレッシャーを乗り越えるタフネス。
俺は自分じゃ想像もつかない境地で戦い続ける選手達を心の底からリスペクトする。
フレンチ、ウィンブルドン、フェドカップ、USオープン、デ杯、Japan Openと楽しみが続く。
これに夏のジュニアの大会も加わる。
コロシアムに、コートサイドに足を運ぼう。
一昨日、松岡修造氏が「世界一テニスが好きで、世界一テニスの試合を見ている方であるのは間違いありません!」とコメントを寄せた本の筆者である女史が、今度のフレンチの観戦に行くと人伝に聞いた。
ここのところ体調が優れないと聞いていただけに安心した。
そんな女史のもとでガキの頃一緒にテニスをしていたバンドマンがいる。
お互いジュニア時代の終りと共にコートを離れて、気がつけばいつも一緒に朝まで酒を呑んでたが、あの夜以来とんとご無沙汰だし、暫く会えそうにもない。
今日は奴の誕生日。
一生隣にいることになった彼女を大切にな。
晴れて良かったよ。
俺が頭の中に描いてた[タリヒナ]は、こんな青空の朝だった。
2007.5.3
Kotakibashi St
追記
[タリヒナ]のスペルはITMSで発見した。【talihina】。
それと同じ位に調べてくれた友人からメールがあった。
人口1,396人の小さな町らしい。
「そうなんだよね、11曲目迄しかインデックスがないけど、11曲目はブランク含めて15分以上あって3曲入ってるもんね」
iTunesで調整して3曲に分けたけど、12曲目と13曲目のタイトルがわからない。
ネットで調べたら[タリヒナ・スカイ]と[ウィッカー・チェア]で、これを英字に直そうとしたら問題発生。
どっちも簡単な綴りと思いきや、[タリヒナ]、こいつが怪しい。
【tarihina】?【talihina】?
又ネットで調べたら、「オクラホマ州タリヒナ」とは出るんだけど英字では出て来ない。
オクラホマの地図上から探そうとしたけど、余りに広過ぎるのと、当たり前だが土地勘がないんでさっぱり。
ずっと向うに住んでた奴に聞いても「ちょっとわからないなあ」って答え。
日本で言えば東京でも新宿でもなく吉祥寺、あるいはもっと小さな街?いや大きな街なんだけど、アメリカそのものがデカ過ぎて、俺等的には目立たない街なんだろう。
そんな事をしてる最中も[タリヒナ・スカイ]を何回も聴くもんだから、俺の頭の中では曲のイメージ通りの[タリヒナ]が出来上がって行く。
しまいには(行ってみてえなあ…)なんて考えたりもしたが、そんな旅はいいよね。
丁度ゴールデンウィーク真っ最中。
皆「N.Y.に行きたい」、「5番街で買い物したい」って感じなんだろうなあ。
金は天下の回り物って言いながら、俺にはちっとも回って来やしねえから、そうやってもっともっと回して俺の方にも来る様にしてくれよ。
まあ「金と仕事は淋しがりやだから、ある所にしか行かない」っていう名言(迷言?)もあるから、こればっかりは呑みネタで笑い飛ばすしかないな。
ところで「N.Y.へ行きたい」をテニスに置き換えてみようか。
行き先はウィンブルドン。
テニスフリークが「ウィンブルドンに行きたい」と言うのは観戦。
「一度は訪れてみたい」とウィンブルドン開催期間以外に行く観光もあるだろう。
選手が「ウィンブルドンに行きたい」って言えば、「ウィンブルドンに出たい」。
これが更に「ウィンブルドンの満員のセンターコートでプレーしたい」となると、グッと盛り上がって来る。
そして「ウィンブルドンの満員のセンターコートでプレーしたら楽しいんだろうなあ」と来れば、もうその選手の未来を想像してワクワクしてしまう。
「選手なら誰でもウィンブルドン優勝を夢見るんじゃないの?」
なんて揶揄しないでくれよ。
そりゃあそうだし、あんただってフェデラーやナダルを観て、(凄いなあ)って感嘆だけじゃなくて、(もし自分がフェデラーだったら…)っていう羨望や可愛い嫉妬があるだろ?
そうなんだよ、俺等はプレーを楽しんでる故のポジティブなエネルギーを感じたいんだ。
「ウィンブルドンに出る」っていうステイタスを充たすことが目的でなく、その誰もが憧れる「ウィンブルドン」ステイタスを楽しむポジティブなエネルギー。
それでもかかるプレッシャーを乗り越えるタフネス。
俺は自分じゃ想像もつかない境地で戦い続ける選手達を心の底からリスペクトする。
フレンチ、ウィンブルドン、フェドカップ、USオープン、デ杯、Japan Openと楽しみが続く。
これに夏のジュニアの大会も加わる。
コロシアムに、コートサイドに足を運ぼう。
一昨日、松岡修造氏が「世界一テニスが好きで、世界一テニスの試合を見ている方であるのは間違いありません!」とコメントを寄せた本の筆者である女史が、今度のフレンチの観戦に行くと人伝に聞いた。
ここのところ体調が優れないと聞いていただけに安心した。
そんな女史のもとでガキの頃一緒にテニスをしていたバンドマンがいる。
お互いジュニア時代の終りと共にコートを離れて、気がつけばいつも一緒に朝まで酒を呑んでたが、あの夜以来とんとご無沙汰だし、暫く会えそうにもない。
今日は奴の誕生日。
一生隣にいることになった彼女を大切にな。
晴れて良かったよ。
俺が頭の中に描いてた[タリヒナ]は、こんな青空の朝だった。
2007.5.3
Kotakibashi St
追記
[タリヒナ]のスペルはITMSで発見した。【talihina】。
それと同じ位に調べてくれた友人からメールがあった。
人口1,396人の小さな町らしい。
カテゴリー:word
05/03 10:21
07
Scene 164 [Spicy Life]
頼まれ物で入ったスーパー。
何気なく通ったカレーコーナー。
[LEE(辛さ×20倍)]。
殆ど無意識に5箱位買い物籠に入れる。
(30倍はまだ出てないかなあ)と探したけど、夏限定だけにやっぱりまだない。
家に帰って箱を見ると、パッケージがちょっと違う。
良く見ると昔から変らないデザインに、勲章の様な吹き出しで「2006激辛激ウマ日本一決定戦ホームカレー部門優勝」。
(おお-っ、皆わかってんじゃん!)と嬉しくなった。
食べ歩き何て大げさなもんじゃないが、美味くて辛いカレーは探したもんだ。
[ボルツ]から始まり、今は[プーさん]一筋(たまにココイチやリトルスプーンにも行くけど)。
[ボルツ]時代?はほぼ毎日朝まで呑んでたから、昼は刺激を求めて辛いカレーって感じで、[ボルツ]は辛さMaxまで制覇。
食べ終えて「俺も大人になった気がするぜ!」とバカな事を言った覚えがある。
[プーさん]はね、もうFuckin’Great!で、一番辛いのじゃなくても大満足!
むしろ一歩手前でゆっくり味わいたいなんて気になる。
そしてこの店を出ると、俺と奴は必ずこう言う…「幸せ!」。
[激辛激ウマ日本一決定戦]のホームページを覗いたら、[LEE]の発売開始は1986年。
発売当初はどこでも売ってる訳じゃなくて、見つけたら買いだめ。
ある時なんて見つけたその足で、同じく[LEE]ファンのギタリストの家に向かって、途中のホカ弁で白飯を調達して、クーラーのない部屋で汗をダラダラ流して喰ったっけなあ。
バイト先のスクールでも、電気ポットの中に[LEE]を放り込んで喰ったよ。
[LEE]の30倍は暫く販売されていなかったのが、1996年に復活して夏のスペシャルアイテムとなってる…なんだかどっかのB級グルメっぽくなって来ちゃったな…。
1986年と1996年?甲斐バンドの解散と復活だ。
武道館5日間連続での解散ライヴ。
毎日通って毎晩呑んで、あげくの果ては最終日、甲斐バンドがビッグイベントをやった都有5号地(現都庁)に入り込んで呑んで…武道館の後の黒澤フィルムスタジオでのスペシャルライヴのチケットはダフ屋に電話して5万で買って(俺のすぐ後に電話した奴は10万、その次は15万って上がって行ったのは笑った)、あれが1986年。
ライヴは超満だったけど、働き出した奴が多くていつも一緒だったメンツが揃わなかった1996年。
そうそうこの年、俺と奴はハワイでちょいとしたセレモニーをしたっけな。
そして去年、2006年、10年後の2016年…。
何て、演歌歌手みたいに10年周期で物思いにふけってどうする!
とにかく“辛いものは残る”ってことだ!-
さてさてこの先俺はどこへ行くんだか、何をしでかすんだか…。
OK!OK!エネルギッシュにやって行くしかないよな!
俺にはまだ自分の心の中の声が聴こえる。
今夜は嬉しいメールが入ったから、もう1杯だけ呑んでから帰るかな。
おめでとう。
いつも通りフォアローゼスのジンジャエール割で乾杯しといたよ。
これからもお互いスパイスの効いた人生を楽しもうぜ。
2007.4.25
Hanazono3
何気なく通ったカレーコーナー。
[LEE(辛さ×20倍)]。
殆ど無意識に5箱位買い物籠に入れる。
(30倍はまだ出てないかなあ)と探したけど、夏限定だけにやっぱりまだない。
家に帰って箱を見ると、パッケージがちょっと違う。
良く見ると昔から変らないデザインに、勲章の様な吹き出しで「2006激辛激ウマ日本一決定戦ホームカレー部門優勝」。
(おお-っ、皆わかってんじゃん!)と嬉しくなった。
食べ歩き何て大げさなもんじゃないが、美味くて辛いカレーは探したもんだ。
[ボルツ]から始まり、今は[プーさん]一筋(たまにココイチやリトルスプーンにも行くけど)。
[ボルツ]時代?はほぼ毎日朝まで呑んでたから、昼は刺激を求めて辛いカレーって感じで、[ボルツ]は辛さMaxまで制覇。
食べ終えて「俺も大人になった気がするぜ!」とバカな事を言った覚えがある。
[プーさん]はね、もうFuckin’Great!で、一番辛いのじゃなくても大満足!
むしろ一歩手前でゆっくり味わいたいなんて気になる。
そしてこの店を出ると、俺と奴は必ずこう言う…「幸せ!」。
[激辛激ウマ日本一決定戦]のホームページを覗いたら、[LEE]の発売開始は1986年。
発売当初はどこでも売ってる訳じゃなくて、見つけたら買いだめ。
ある時なんて見つけたその足で、同じく[LEE]ファンのギタリストの家に向かって、途中のホカ弁で白飯を調達して、クーラーのない部屋で汗をダラダラ流して喰ったっけなあ。
バイト先のスクールでも、電気ポットの中に[LEE]を放り込んで喰ったよ。
[LEE]の30倍は暫く販売されていなかったのが、1996年に復活して夏のスペシャルアイテムとなってる…なんだかどっかのB級グルメっぽくなって来ちゃったな…。
1986年と1996年?甲斐バンドの解散と復活だ。
武道館5日間連続での解散ライヴ。
毎日通って毎晩呑んで、あげくの果ては最終日、甲斐バンドがビッグイベントをやった都有5号地(現都庁)に入り込んで呑んで…武道館の後の黒澤フィルムスタジオでのスペシャルライヴのチケットはダフ屋に電話して5万で買って(俺のすぐ後に電話した奴は10万、その次は15万って上がって行ったのは笑った)、あれが1986年。
ライヴは超満だったけど、働き出した奴が多くていつも一緒だったメンツが揃わなかった1996年。
そうそうこの年、俺と奴はハワイでちょいとしたセレモニーをしたっけな。
そして去年、2006年、10年後の2016年…。
何て、演歌歌手みたいに10年周期で物思いにふけってどうする!
とにかく“辛いものは残る”ってことだ!-
さてさてこの先俺はどこへ行くんだか、何をしでかすんだか…。
OK!OK!エネルギッシュにやって行くしかないよな!
俺にはまだ自分の心の中の声が聴こえる。
今夜は嬉しいメールが入ったから、もう1杯だけ呑んでから帰るかな。
おめでとう。
いつも通りフォアローゼスのジンジャエール割で乾杯しといたよ。
これからもお互いスパイスの効いた人生を楽しもうぜ。
2007.4.25
Hanazono3
カテゴリー:KAI
04/26 12:14
08
Scene 163 [三軒目の店ごと]
若干お付き合い気分で行った、協会の“勉強会”。
開始10分前に会場に着くと、席が指定されていて僕は何と最前列。
これが武道館でのライヴなら嬉しいけど、“勉強会”ではちょっと気が引ける。
今日の講師はウチの社長と“義兄弟”と呼ばれている他テニススクールの社長。
社長と“義兄弟”だけあって、僕もやたら一緒に呑む機会が多い。
最近の呑みはどこでも焼酎が多いけど、“義兄弟”は大のウィスキー好き。
僕もウィスキー好きだから、皆が焼酎を呑んでいる中二人でウィスキーを呑むことになったりもする。
社長もウィスキー好きで、三人で呑むとウィスキーのソーダ割り、ハイボール。
今夜もそうなるのかな。
“勉強会”が始まる。
テーマは、“義兄弟”の「会社誕生秘話」。
“出会い”=“縁”をキーワードに話が進んで行く。
テニスを生業とした正しくその時に、郷里でお父様が亡くなっていた話、会社独立の時に社員が奔走して資金を掻き集めた話で、“義兄弟”は目を真っ赤にする。
僕もグッと来る。
泪にグッと来た訳じゃあない。
そういう遠い絆の話をしているこの今に泣ける“義兄弟”にグッと来たんだ。
そしてこういう“機会”ってやつの大切さを感じる。
照れくさくて言えないこと、改めて今更言えないこと、そんなことを人に話す、人から聴ける“機会”。
まあこんなことを感じるってことは、僕も歳をとったってことかな。
当たり前の様にそのまま西口の呑み屋に流れる。
当然ウィスキー。
いつもの優しさに泪の裏打ちが加わった“義兄弟”に感動と感謝を伝える。
とは言え、いつも通り皆でデカイ声で話をして、わんこそばの様にグラスを空けて行く。
そして又当たり前の様に二軒目になだれ込む。
つまみは玉子焼きだけで神戸牛の様に呑む。
仕方ないよ、いい夜なんだから。
って、それは呑んべの言い訳か。
三軒目を出たところで24時ちょっと前。
流石に解散となって皆で新宿駅へ歩く。
僕はまだ夜を泳ぎたくて東口へ。
あれっ-!そう言えば主役の“義兄弟”はいつ帰ったんだろう?
失敗したなあ。
今夜こそ朝まで道連れにしようとしてたのに。
次は目を離さないぞ。
2007.4.18
Nishi-shinjuku1-8-3
開始10分前に会場に着くと、席が指定されていて僕は何と最前列。
これが武道館でのライヴなら嬉しいけど、“勉強会”ではちょっと気が引ける。
今日の講師はウチの社長と“義兄弟”と呼ばれている他テニススクールの社長。
社長と“義兄弟”だけあって、僕もやたら一緒に呑む機会が多い。
最近の呑みはどこでも焼酎が多いけど、“義兄弟”は大のウィスキー好き。
僕もウィスキー好きだから、皆が焼酎を呑んでいる中二人でウィスキーを呑むことになったりもする。
社長もウィスキー好きで、三人で呑むとウィスキーのソーダ割り、ハイボール。
今夜もそうなるのかな。
“勉強会”が始まる。
テーマは、“義兄弟”の「会社誕生秘話」。
“出会い”=“縁”をキーワードに話が進んで行く。
テニスを生業とした正しくその時に、郷里でお父様が亡くなっていた話、会社独立の時に社員が奔走して資金を掻き集めた話で、“義兄弟”は目を真っ赤にする。
僕もグッと来る。
泪にグッと来た訳じゃあない。
そういう遠い絆の話をしているこの今に泣ける“義兄弟”にグッと来たんだ。
そしてこういう“機会”ってやつの大切さを感じる。
照れくさくて言えないこと、改めて今更言えないこと、そんなことを人に話す、人から聴ける“機会”。
まあこんなことを感じるってことは、僕も歳をとったってことかな。
当たり前の様にそのまま西口の呑み屋に流れる。
当然ウィスキー。
いつもの優しさに泪の裏打ちが加わった“義兄弟”に感動と感謝を伝える。
とは言え、いつも通り皆でデカイ声で話をして、わんこそばの様にグラスを空けて行く。
そして又当たり前の様に二軒目になだれ込む。
つまみは玉子焼きだけで神戸牛の様に呑む。
仕方ないよ、いい夜なんだから。
って、それは呑んべの言い訳か。
三軒目を出たところで24時ちょっと前。
流石に解散となって皆で新宿駅へ歩く。
僕はまだ夜を泳ぎたくて東口へ。
あれっ-!そう言えば主役の“義兄弟”はいつ帰ったんだろう?
失敗したなあ。
今夜こそ朝まで道連れにしようとしてたのに。
次は目を離さないぞ。
2007.4.18
Nishi-shinjuku1-8-3
カテゴリー:word
04/19 12:37
09
Scene 162 [新宿の歩き方]
週1回の本社勤務の日。
新学期が始まってラッシュ時の電車は超満。
近くの学生さんが行商のおばさんみたいにしょってるラケバが、周りの人を圧迫している感じでテニス関係者としては気が気じゃない。
いつもは神奈川の事業所に行く為に早朝の電車に乗る。
それでも“これよりは酷くない”というだけで、6時半でも急行は座れるどころかギュウギュウ詰め手前。
今朝の混み具合は、高田馬場で乗り換えて更に混んでる山手線に乗り換える事を考えると、その場で失神しそうな位。
高田馬場で降りるのはパスして、もう一駅我慢して西武新宿で下車。
小滝橋通りを代々木方面に歩き出す。
赤でも誰も立ち止まらない小便横丁の横断歩道を渡ると、途端にポケットティッシュ、フリーペーパー、サンプル配布のラッシュが始まる。
小田急百貨店前の宝くじ屋が簡易売場を組み立ててる。
宝のありかがこんなに簡単に組み立てられるなら、宝も簡単に手に入ればいいのに。
京王百貨店前のリムジンバス、新宿周回バスの乗り場辺りは観光客だらけ。
最近はアジアの人達が目立つ。
肌寒い朝だってのに、白人観光客が半袖のTシャツで歩いて来る。
「Have a nice day!」と声はかけずに、(新宿ってそんなに面白いかな…俺等にとっての42ndみたいなもんなんだろうな)と通り過ぎる。
甲州街道を渡って鳥茂の前。
真新しいネイビーのスーツ、今流行りのトップを立てて襟足を長くした若い男が歩いて来た。
(このパターン多過ぎだなあ)とすれ違った時、彼が右手に持っていた小さな本の指を挟んでるページが、どうやら新宿の地図だって事に気付いた。
(地方から就職して来たのか!そっかあ、頑張れよ!)
そう言えば、昨日小便横丁の横断歩道が点滅した時、皆気にしないで歩いている中、二人位点滅に煽られて小走りになってけど、同じ類いだったんだろうな。
マインズタワーの前迄来ると、左手にサザンテラスがありながらも目の前の小田急線の踏み切りを見てると、もう新宿って気はせず代々木って雰囲気。
住所が代々木って事だけじゃない。
イメージが湧かないなら、サザンテラスと東急ハンズを結ぶ連絡橋から、右に代々木駅、左に新宿駅と見て距離を比べるといい。
埼京線ホームが代々木寄りに張り出してる新宿駅が、そのうち代々木に達するんじゃないかって気がしてくるから。
さて着いた。
ウチの本社は代々木の中の“新宿”。
今日の夕方はここで、いくつかの事業所の責任者との月例会議。
それが終ったら当然呑み。
レッスンが終ってから駆け付けて来る皆を今夜は美味い空芯菜炒めを出すチャイニーズに連れて行ってあげよう。
新入社員クンも、早く新宿でいい店見つけろよ。
2007.4.11
Yoyogi2
新学期が始まってラッシュ時の電車は超満。
近くの学生さんが行商のおばさんみたいにしょってるラケバが、周りの人を圧迫している感じでテニス関係者としては気が気じゃない。
いつもは神奈川の事業所に行く為に早朝の電車に乗る。
それでも“これよりは酷くない”というだけで、6時半でも急行は座れるどころかギュウギュウ詰め手前。
今朝の混み具合は、高田馬場で乗り換えて更に混んでる山手線に乗り換える事を考えると、その場で失神しそうな位。
高田馬場で降りるのはパスして、もう一駅我慢して西武新宿で下車。
小滝橋通りを代々木方面に歩き出す。
赤でも誰も立ち止まらない小便横丁の横断歩道を渡ると、途端にポケットティッシュ、フリーペーパー、サンプル配布のラッシュが始まる。
小田急百貨店前の宝くじ屋が簡易売場を組み立ててる。
宝のありかがこんなに簡単に組み立てられるなら、宝も簡単に手に入ればいいのに。
京王百貨店前のリムジンバス、新宿周回バスの乗り場辺りは観光客だらけ。
最近はアジアの人達が目立つ。
肌寒い朝だってのに、白人観光客が半袖のTシャツで歩いて来る。
「Have a nice day!」と声はかけずに、(新宿ってそんなに面白いかな…俺等にとっての42ndみたいなもんなんだろうな)と通り過ぎる。
甲州街道を渡って鳥茂の前。
真新しいネイビーのスーツ、今流行りのトップを立てて襟足を長くした若い男が歩いて来た。
(このパターン多過ぎだなあ)とすれ違った時、彼が右手に持っていた小さな本の指を挟んでるページが、どうやら新宿の地図だって事に気付いた。
(地方から就職して来たのか!そっかあ、頑張れよ!)
そう言えば、昨日小便横丁の横断歩道が点滅した時、皆気にしないで歩いている中、二人位点滅に煽られて小走りになってけど、同じ類いだったんだろうな。
マインズタワーの前迄来ると、左手にサザンテラスがありながらも目の前の小田急線の踏み切りを見てると、もう新宿って気はせず代々木って雰囲気。
住所が代々木って事だけじゃない。
イメージが湧かないなら、サザンテラスと東急ハンズを結ぶ連絡橋から、右に代々木駅、左に新宿駅と見て距離を比べるといい。
埼京線ホームが代々木寄りに張り出してる新宿駅が、そのうち代々木に達するんじゃないかって気がしてくるから。
さて着いた。
ウチの本社は代々木の中の“新宿”。
今日の夕方はここで、いくつかの事業所の責任者との月例会議。
それが終ったら当然呑み。
レッスンが終ってから駆け付けて来る皆を今夜は美味い空芯菜炒めを出すチャイニーズに連れて行ってあげよう。
新入社員クンも、早く新宿でいい店見つけろよ。
2007.4.11
Yoyogi2
カテゴリー:word
04/12 13:10
10
Scene 161 [ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)]
スポーツ番組のコメンテーターに、そのスポーツと関係ないタレントが起用される様になったのはいつからだろう?
プロ野球のオールスター?まああれはお祭りだから正しい。
やっぱりプロ野球の副音声?これも副音声ならではの雰囲気で面白かったからOK。
ちょっといつからってのは思い出せないけど、とにかく陸上、バレーボールと「感動しました!」系のオンパレードの押し売りに辟易してチャンネルを変えてしまった。
プレーの最中の陳腐なコメントはまだ我慢出来る。
エンターテイメントとしてショー・アップするのもいい。
到底我慢出来ないのは、その競技の専門知識のない奴がするインタビュー。
専門知識って言うよりは愛のないって言う方が正しいか。
そんな奴等が出来る事と言ったら、ワイドショーの冠婚葬祭レポート並みのインタビュー。
最近だと某民放の世界フィギュア。
優勝して涙ぐんでいる安藤美姫選手に「今のお気持ちは?」………。
そして最後はお決まりの「これをご覧になっている皆さんへ一言!」。
勘弁してくれよ…。
お前は視聴者の代表でも何でもない、単なる野次馬の代表なんだからさ、「今の気持ちは?」と頭の悪い場違いな質問は仕方ないけど、いかにも「皆の代表です」みたいな態度をとるなよな。
何て、インタビューアー君だけを責めても仕方ない。
日本にはスポーツ文化ってものがないんだから。
“運動部”と文化部”、 “体育の日”に“文化の日”。
ガキの頃からこれじゃ、確かにスポーツ文化なんて理解出来ない。
そうでなきゃ“世界一”のアスリート達に、あれだけリスペクトのない態度をとれないよな。
でもなあ、グラミー賞とかアカデミー賞の授賞式のスピーチ位観てないもんかなあ。
(そう考えるとテニスって、マナー的にもプレー中はコメントし辛いし、タレントのコメンテーターっていないな…)と考えていたら、思い出した。
元阪神の掛布が引退したばかりの頃に、確か全豪オープンのコメンテーターをしてた。
そこで彼が言った言葉は、
「グラフは“おっぱい”が大きいからフォアハンドストロークのフィニッシュが
人と違って右肩の上に行くんです」
これは皆で大うけした!素晴らしい!
何てくだらない話をする前に、テニス中継事情の今は、タレントコメンテーターどころかグランドスラムの中継だって怪しいんだから、そっちの方が問題だが。
そう言えば世界フィギュア男子フリーのゲストは松岡修造氏。
テニス番組のゲストに他のスポーツ選手が出てるもんなら、「何だよ、あいつ関係ないじやん!」とでも毒づくだろうに、修造氏がスケート番組に出てると、「スケートだけにコメントが滑ってるねえ」とギャグ飛ばす程度なんだから、全く現金なもんだ。
でも今回の世界フィギュアは、そんな周りの事は関係なく良かった。
俺はたまたま数場面観ただけだったが、いずれも選手のパフォーマンスは素晴らしく、モチベーションの高さとガッツが伝わって来た。
電波の悪い車の中の荒れた画面で観た高橋大輔選手のフリー。
浅田真央選手の凄い滑りの後の安藤美姫選手の滑り。
家族からは、日本人選手の出番を待っている時の期待感をたっぷり感じた。
“まぶしく輝く瞳だけが 夜の闇に穴を開ける 二人だけの橋をかけよう ラン・フリー スワン・ダンスを滑るように ラン・フリー ふるえだす生命のまま ラン・フリー スワン・ソングを奏でるように ラン・フリー 光 渡っていこう 愛しい人よ”ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)/TOKIO
スポーツ番組に関わる人達、今度のフレンチとウィンブルドンのウィナースピーチは、是非観てくれよ。
2007.4.3
Suidobashi
プロ野球のオールスター?まああれはお祭りだから正しい。
やっぱりプロ野球の副音声?これも副音声ならではの雰囲気で面白かったからOK。
ちょっといつからってのは思い出せないけど、とにかく陸上、バレーボールと「感動しました!」系のオンパレードの押し売りに辟易してチャンネルを変えてしまった。
プレーの最中の陳腐なコメントはまだ我慢出来る。
エンターテイメントとしてショー・アップするのもいい。
到底我慢出来ないのは、その競技の専門知識のない奴がするインタビュー。
専門知識って言うよりは愛のないって言う方が正しいか。
そんな奴等が出来る事と言ったら、ワイドショーの冠婚葬祭レポート並みのインタビュー。
最近だと某民放の世界フィギュア。
優勝して涙ぐんでいる安藤美姫選手に「今のお気持ちは?」………。
そして最後はお決まりの「これをご覧になっている皆さんへ一言!」。
勘弁してくれよ…。
お前は視聴者の代表でも何でもない、単なる野次馬の代表なんだからさ、「今の気持ちは?」と頭の悪い場違いな質問は仕方ないけど、いかにも「皆の代表です」みたいな態度をとるなよな。
何て、インタビューアー君だけを責めても仕方ない。
日本にはスポーツ文化ってものがないんだから。
“運動部”と文化部”、 “体育の日”に“文化の日”。
ガキの頃からこれじゃ、確かにスポーツ文化なんて理解出来ない。
そうでなきゃ“世界一”のアスリート達に、あれだけリスペクトのない態度をとれないよな。
でもなあ、グラミー賞とかアカデミー賞の授賞式のスピーチ位観てないもんかなあ。
(そう考えるとテニスって、マナー的にもプレー中はコメントし辛いし、タレントのコメンテーターっていないな…)と考えていたら、思い出した。
元阪神の掛布が引退したばかりの頃に、確か全豪オープンのコメンテーターをしてた。
そこで彼が言った言葉は、
「グラフは“おっぱい”が大きいからフォアハンドストロークのフィニッシュが
人と違って右肩の上に行くんです」
これは皆で大うけした!素晴らしい!
何てくだらない話をする前に、テニス中継事情の今は、タレントコメンテーターどころかグランドスラムの中継だって怪しいんだから、そっちの方が問題だが。
そう言えば世界フィギュア男子フリーのゲストは松岡修造氏。
テニス番組のゲストに他のスポーツ選手が出てるもんなら、「何だよ、あいつ関係ないじやん!」とでも毒づくだろうに、修造氏がスケート番組に出てると、「スケートだけにコメントが滑ってるねえ」とギャグ飛ばす程度なんだから、全く現金なもんだ。
でも今回の世界フィギュアは、そんな周りの事は関係なく良かった。
俺はたまたま数場面観ただけだったが、いずれも選手のパフォーマンスは素晴らしく、モチベーションの高さとガッツが伝わって来た。
電波の悪い車の中の荒れた画面で観た高橋大輔選手のフリー。
浅田真央選手の凄い滑りの後の安藤美姫選手の滑り。
家族からは、日本人選手の出番を待っている時の期待感をたっぷり感じた。
“まぶしく輝く瞳だけが 夜の闇に穴を開ける 二人だけの橋をかけよう ラン・フリー スワン・ダンスを滑るように ラン・フリー ふるえだす生命のまま ラン・フリー スワン・ソングを奏でるように ラン・フリー 光 渡っていこう 愛しい人よ”ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)/TOKIO
スポーツ番組に関わる人達、今度のフレンチとウィンブルドンのウィナースピーチは、是非観てくれよ。
2007.4.3
Suidobashi
カテゴリー:KAI
04/05 10:47
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