[Another Side of Tennis] 坂東海 カテゴリー:Tennis
新宿ゴールデン街バーの片隅のテニスと音楽の与太話です。
01
Scene 239 [祭りのあと]
東京はJapan Openの閉幕に合わせたかの様に雨が降り出した。
Japan Openは男子シングルスはベルディハ選手、女子はウォズニアッキ選手がそれぞれ初優勝。
「ベルディハ?あっ!アテネ五輪2回戦でフェデラーに勝った奴ね」と納得したテニスフリークが多かったんじゃないかな。
もしフェデラーの調子が悪かったとしても、それで勝てる奴が何人もいない。
そして突き詰めれば勝負にフロックはない。
ところで錦織選手はフェデラーに過去2回勝ったことがある。
スコアはどちらも6-4。
そう、練習試合の話だ。
「1週間ぐらい毎日練習しました。2〜3回センターコートでも練習しました。フェデラーは、軽く打っているのに、深いボールが来るんですよ。フェデラーと 1回対戦してみたいですね。練習の時は、ワンセットマッチを5〜6回ぐらいやったんですけど、6-4で2回勝っちゃったんですよ。フェデラーのために練習していたんで、何か気まずくて(苦笑い)。でも、すごい自信になりましたね。フェデラーのサーブは、すごくよかったです。スライスサーブは、早く低く飛んでくるので、打ちにくかったですね」【錦織 圭 フィフティーン・ラブ(神 仁司 著/実業之日本社)】より抜粋
勿論練習の中でのゲームはあくまでドリルの一部で、勝ち負けではない。
実際俺のジュニア時代には、練習試合では勝負を全く意識せず正しく練習としてプレーして、負けても全く気にしない全中チャンピオンの先輩がいた。
逆に「練習の時はいいのに……」なんて言葉も、子供の頃から今迄ずっとあらゆる場面で聞き続けてる。
そう言えば、AIG SUNDAYの公開練習「錦織vs添田」戦?では、添田選手が“Air Kei”が出る様にワザとチャンスボールを返したり、観客の「Kei!サービスダッシュ!」というかけ声に錦織選手が応えようとしたりしてたな。
とにかく「錦織は練習試合でフェデラーに2回勝ってる」という事実があるんだぜ。
さて、今回のJapan Openは、有明からメールが沢山来た。
まあ多くは<来てますか?>って感じの内容だが、なかなか面白いのもあるから、いくつか紹介しよう。
<ドナルド・ヤングが観たかったんだけど、雨でNTCか慶應のインドアで客無しマッチになるみたい……>
<Keiはガルシアとの試合前の練習コートでかなり激しいUPをしていて、これは頭から飛ばして来るなと思っていたらその通りでした。あの14回のデュースで22分間のロングゲームの第1ゲームを獲ったのはデカかった>
<あれっ-!結局モンフィス来てないんだ>
<貴男も2R勝ちましたよ!>
とまあ、なかなか正当な内容。
次は……。
<海さんの知り合いってロイヤルボックスのいつもの所ですよね?錦織が終ってロデッィクの時にはいませんでしたよ>
<あいつが奥さん以外の女性と観戦してた!>
テニス界の皆さん、有明での行動には気をつけましょう。
何ていう俺も行きつけのバーに行ったら……。
「東レ何とかっていう試合観に行った?有明で見かけたって客がいたよ」
う〜ん、俺もあの時は家人以外の女性と……って娘と息子連れてたけど、声位かけてくれりゃあいいのに。
あっ、俺もAIG SUNDAYで声をかけそこねた事があった。
夕闇迫る芝生広場。
上尾でジュニア育成をしてる人を見つけた。
電話で話したり、メールはしてたけど、なかなか会えなくて下手すれば数十年振り。
声をかけようとしたら、テーブルの反対には予選終了直後と思しき女子選手。
真剣に話ている知人と、恐らく負けてしまったのか思い詰めた表情の選手。
今しか話せないこと、今話すべきことを話している雰囲気にその場を離れた。
ちょっとして戻った時には二人の姿はなかった。
Fさん、今度ゆっくり話しましょう。
2008.10.9
Minamicho5
Japan Openは男子シングルスはベルディハ選手、女子はウォズニアッキ選手がそれぞれ初優勝。
「ベルディハ?あっ!アテネ五輪2回戦でフェデラーに勝った奴ね」と納得したテニスフリークが多かったんじゃないかな。
もしフェデラーの調子が悪かったとしても、それで勝てる奴が何人もいない。
そして突き詰めれば勝負にフロックはない。
ところで錦織選手はフェデラーに過去2回勝ったことがある。
スコアはどちらも6-4。
そう、練習試合の話だ。
「1週間ぐらい毎日練習しました。2〜3回センターコートでも練習しました。フェデラーは、軽く打っているのに、深いボールが来るんですよ。フェデラーと 1回対戦してみたいですね。練習の時は、ワンセットマッチを5〜6回ぐらいやったんですけど、6-4で2回勝っちゃったんですよ。フェデラーのために練習していたんで、何か気まずくて(苦笑い)。でも、すごい自信になりましたね。フェデラーのサーブは、すごくよかったです。スライスサーブは、早く低く飛んでくるので、打ちにくかったですね」【錦織 圭 フィフティーン・ラブ(神 仁司 著/実業之日本社)】より抜粋
勿論練習の中でのゲームはあくまでドリルの一部で、勝ち負けではない。
実際俺のジュニア時代には、練習試合では勝負を全く意識せず正しく練習としてプレーして、負けても全く気にしない全中チャンピオンの先輩がいた。
逆に「練習の時はいいのに……」なんて言葉も、子供の頃から今迄ずっとあらゆる場面で聞き続けてる。
そう言えば、AIG SUNDAYの公開練習「錦織vs添田」戦?では、添田選手が“Air Kei”が出る様にワザとチャンスボールを返したり、観客の「Kei!サービスダッシュ!」というかけ声に錦織選手が応えようとしたりしてたな。
とにかく「錦織は練習試合でフェデラーに2回勝ってる」という事実があるんだぜ。
さて、今回のJapan Openは、有明からメールが沢山来た。
まあ多くは<来てますか?>って感じの内容だが、なかなか面白いのもあるから、いくつか紹介しよう。
<ドナルド・ヤングが観たかったんだけど、雨でNTCか慶應のインドアで客無しマッチになるみたい……>
<Keiはガルシアとの試合前の練習コートでかなり激しいUPをしていて、これは頭から飛ばして来るなと思っていたらその通りでした。あの14回のデュースで22分間のロングゲームの第1ゲームを獲ったのはデカかった>
<あれっ-!結局モンフィス来てないんだ>
<貴男も2R勝ちましたよ!>
とまあ、なかなか正当な内容。
次は……。
<海さんの知り合いってロイヤルボックスのいつもの所ですよね?錦織が終ってロデッィクの時にはいませんでしたよ>
<あいつが奥さん以外の女性と観戦してた!>
テニス界の皆さん、有明での行動には気をつけましょう。
何ていう俺も行きつけのバーに行ったら……。
「東レ何とかっていう試合観に行った?有明で見かけたって客がいたよ」
う〜ん、俺もあの時は家人以外の女性と……って娘と息子連れてたけど、声位かけてくれりゃあいいのに。
あっ、俺もAIG SUNDAYで声をかけそこねた事があった。
夕闇迫る芝生広場。
上尾でジュニア育成をしてる人を見つけた。
電話で話したり、メールはしてたけど、なかなか会えなくて下手すれば数十年振り。
声をかけようとしたら、テーブルの反対には予選終了直後と思しき女子選手。
真剣に話ている知人と、恐らく負けてしまったのか思い詰めた表情の選手。
今しか話せないこと、今話すべきことを話している雰囲気にその場を離れた。
ちょっとして戻った時には二人の姿はなかった。
Fさん、今度ゆっくり話しましょう。
2008.10.9
Minamicho5
カテゴリー:Tennis
10/09 23:36
02
Scene 238 [21th Century Boy]
「お父さん!KeiがTVに出てるよ!」
娘が階下から大声で呼んでる。
二週間程前。
「お前等そのうち世界一になるかもしれないテニスの強いお兄ちゃんに会いたいか?」
「えっ!-錦織選手に会えるの-!」
なんて会話があって3日前の木曜日。
[K]-Impactと名付けられたWilson Junior Tennis Academy。
日航東京のバンケットルームには小学生以下のジュニアテニスプレーヤー約30名とその付添い、そしてプレス。
付添いには顔見知りのテニス関係者もいるが、あくまで子供達がメインで、受付のリストには子供の名前だけで付添いの名前はない。
定時きっかりに暗転して錦織選手のプロモが流れ、そして入口にピンスポットが当たった。
緑色のadidasにGパンで目一杯はにかんだ表情の少年が入って来た。
子供達の羨望の眼差し。
錦織圭。
トークショーでは、
「自分としてもテニスを楽しみたいし、見ている人にも楽しんでもらいたい。テニスが好きなので色々なショットを使うのだけれど、一定のプレーをするのが本当に好きじゃない」
という言葉や、それを受けてナビゲーター氏が、
「確かに圭は飽きっぽい。でも練習を始めたら圭はどんなボールでも追いかけていた。それは本当にテニスの基本だと思う。僕と打ち合っている時も少々アウトでもとにかく追いかけていたし、そこからどこにでも打てる体勢を作って、その中で色々なショットを選択してた」
と言い、更に錦織選手が、
「やっぱり勝つのが1番の目標で、1番に置いておかないといけない事だと思う。その中で我武者羅にプレーをするのが1番大事だと思うし、出来る事をやろうと思ってた」
と締めた辺りに、(こいつやっぱやるなあ)と舌を巻かされた。
トークショーの後、子供達は一人づつ壇上に上がり、特製ポートレートに直々にサインをもらい、更にツーショット撮影。
錦織選手を前にしているのと沢山のカメラで緊張しているのか、撮影が終るとお礼も言わず、恥ずかしそうにそそくさとひな壇から降りる子供が多い。
そんな子供達の反応に毎回照れたり戸惑う錦織選手の初々しさが微笑ましい。
更に子供達には終演後沢山のお土産。
“[Kei]錦織圭、81th。ドラマは、2008年8月ニューヨーク州フラッシング・メドウで始まった。男子シングルス3回戦で18歳の圭は、第4シードの選手にフルセットで競り勝ち、16強による4回戦に進んだ。実に71年ぶりの戦後初の快挙であった。グランドスラムベスト8入りは逃したが、世界ランキングも自己最高位の81位に浮上した。圭の進化はさらに続く。”
と、正しく今の錦織選手のことがクレジットされた大判のポスター。
2009年の”錦織圭カレンダー”に、錦織選手愛用の[K]TOUR 95のフィギュアの携帯ストラップ(そのうち[K]シリーズの[K]は[圭]を象徴する事になるんだろうか?)、そしてまだ発売前の10月10日上梓の「錦織 圭 フィフティーン・ラブ(神 仁司 著/実業之日本社)」。
大人達には勿論何もない。
トークショーのナビゲーターを務めていたジュニア時代から旧知のJrデ杯監督に声をかけ、会場を後にして歩いてると、子供達は「Kei、イケメンだったよね!」とか話してる。
呼び方が開演前の“錦織選手”から“Kei”に変ってる。
こうやって子供達にテニスが広まって行くんだろうな。
ついでだけど、その後お台場をぶらついてたら、水泳の北島康介選手、ソフトボールの上野由岐子選手、お笑いの山本高弘のトークショーに遭遇した。
2時間の間に3種目のオリンピック代表選手を観たって事が、ちょっと不思議な感じがする。
そして今日、Japan Open開幕前の前夜祭?のAIG SUNDAY。
車を駐めて娘とコロシアム前に着いてみて、入口からの列の長さに驚いた。
15時開始の13時開場で、まだ12時半だというのに、TDLの様に幾重にも折り畳まれた列だけでは足りず、気付けばコロシアムブリッジの上迄列が延びてる。
学生、特に小学生の姿が目立つ。
子供だけでなく、サイン用の特大ボールを持った大人達も多い。
みんな今迄どこに隠れていたんだい?
T.Rexのイカしたブギのイントロが流れて錦織選手が飛び出して来た。
曲は“20th Century Boy”。
この曲をチョイスした奴が、主題歌になってる映画“20世紀少年”のヒットを意識したのか、他に理由があったのかなんて知らない。
でも俺はイントロが流れた瞬間、勝手にこう勘違いしてた。
(おっ!“21th Century Boy”ね!いい選曲じゃん!)
2008.9.28
Ariake Colosseum
娘が階下から大声で呼んでる。
二週間程前。
「お前等そのうち世界一になるかもしれないテニスの強いお兄ちゃんに会いたいか?」
「えっ!-錦織選手に会えるの-!」
なんて会話があって3日前の木曜日。
[K]-Impactと名付けられたWilson Junior Tennis Academy。
日航東京のバンケットルームには小学生以下のジュニアテニスプレーヤー約30名とその付添い、そしてプレス。
付添いには顔見知りのテニス関係者もいるが、あくまで子供達がメインで、受付のリストには子供の名前だけで付添いの名前はない。
定時きっかりに暗転して錦織選手のプロモが流れ、そして入口にピンスポットが当たった。
緑色のadidasにGパンで目一杯はにかんだ表情の少年が入って来た。
子供達の羨望の眼差し。
錦織圭。
トークショーでは、
「自分としてもテニスを楽しみたいし、見ている人にも楽しんでもらいたい。テニスが好きなので色々なショットを使うのだけれど、一定のプレーをするのが本当に好きじゃない」
という言葉や、それを受けてナビゲーター氏が、
「確かに圭は飽きっぽい。でも練習を始めたら圭はどんなボールでも追いかけていた。それは本当にテニスの基本だと思う。僕と打ち合っている時も少々アウトでもとにかく追いかけていたし、そこからどこにでも打てる体勢を作って、その中で色々なショットを選択してた」
と言い、更に錦織選手が、
「やっぱり勝つのが1番の目標で、1番に置いておかないといけない事だと思う。その中で我武者羅にプレーをするのが1番大事だと思うし、出来る事をやろうと思ってた」
と締めた辺りに、(こいつやっぱやるなあ)と舌を巻かされた。
トークショーの後、子供達は一人づつ壇上に上がり、特製ポートレートに直々にサインをもらい、更にツーショット撮影。
錦織選手を前にしているのと沢山のカメラで緊張しているのか、撮影が終るとお礼も言わず、恥ずかしそうにそそくさとひな壇から降りる子供が多い。
そんな子供達の反応に毎回照れたり戸惑う錦織選手の初々しさが微笑ましい。
更に子供達には終演後沢山のお土産。
“[Kei]錦織圭、81th。ドラマは、2008年8月ニューヨーク州フラッシング・メドウで始まった。男子シングルス3回戦で18歳の圭は、第4シードの選手にフルセットで競り勝ち、16強による4回戦に進んだ。実に71年ぶりの戦後初の快挙であった。グランドスラムベスト8入りは逃したが、世界ランキングも自己最高位の81位に浮上した。圭の進化はさらに続く。”
と、正しく今の錦織選手のことがクレジットされた大判のポスター。
2009年の”錦織圭カレンダー”に、錦織選手愛用の[K]TOUR 95のフィギュアの携帯ストラップ(そのうち[K]シリーズの[K]は[圭]を象徴する事になるんだろうか?)、そしてまだ発売前の10月10日上梓の「錦織 圭 フィフティーン・ラブ(神 仁司 著/実業之日本社)」。
大人達には勿論何もない。
トークショーのナビゲーターを務めていたジュニア時代から旧知のJrデ杯監督に声をかけ、会場を後にして歩いてると、子供達は「Kei、イケメンだったよね!」とか話してる。
呼び方が開演前の“錦織選手”から“Kei”に変ってる。
こうやって子供達にテニスが広まって行くんだろうな。
ついでだけど、その後お台場をぶらついてたら、水泳の北島康介選手、ソフトボールの上野由岐子選手、お笑いの山本高弘のトークショーに遭遇した。
2時間の間に3種目のオリンピック代表選手を観たって事が、ちょっと不思議な感じがする。
そして今日、Japan Open開幕前の前夜祭?のAIG SUNDAY。
車を駐めて娘とコロシアム前に着いてみて、入口からの列の長さに驚いた。
15時開始の13時開場で、まだ12時半だというのに、TDLの様に幾重にも折り畳まれた列だけでは足りず、気付けばコロシアムブリッジの上迄列が延びてる。
学生、特に小学生の姿が目立つ。
子供だけでなく、サイン用の特大ボールを持った大人達も多い。
みんな今迄どこに隠れていたんだい?
T.Rexのイカしたブギのイントロが流れて錦織選手が飛び出して来た。
曲は“20th Century Boy”。
この曲をチョイスした奴が、主題歌になってる映画“20世紀少年”のヒットを意識したのか、他に理由があったのかなんて知らない。
でも俺はイントロが流れた瞬間、勝手にこう勘違いしてた。
(おっ!“21th Century Boy”ね!いい選曲じゃん!)
2008.9.28
Ariake Colosseum
カテゴリー:Tennis
10/02 22:09
03
Scene 235 [Rough Diamond]
久し振りに会った友人が開口一番にこう言った。
「錦織凄いね!」
テニスフリークにとってはここ2週間、「おはよう」に匹敵する挨拶代わりの一言。
奴は今テニスから離れているが、それなりにテニス界の真ん中にいた男。
「あの褒めない人が、“凄い小学6年生がいる。必ず世界のトップに行く”って言ってたもんね。あの人って引退してる“あの3人”が現役の時に、“あいつらに才能はない。でも勝つ星の下に生まれて来てるから勝つ”なんて言ってたんだけど、錦織だけは本当に認めてたよ」
全米オープン開幕前、バーで呑んでた時のこと。
「錦織って本当に凄いんですか?やる気あるんだかないんだかわからなかったですよ」
北京帰りのスポーツ紙記者の言葉。
彼も常連で早朝野球のチームメイト。
野球出身でテニスは殆どわからないらしい。
「う-ん、腹筋のこともあっただろうし、 テニス選手は試合中ポーカーフェイスが多いからね」 と答えたけど、団体競技しかやって来てないとその辺りはわからないのかなあ。
全米オープンが始まってからは会ってないから、 今度会ったら「錦織凄いだろ!-」と言ってやろう。
ついでにもっとテニスを取り上げる様に脅しておくかな。
話は前後して数日前のTOKIOの番組の話。
ゲストの市原悦子さんは、テニス番組は全て録画する程のテニス観戦マニアとのこと。
「テニスってお芝居と一緒でどんなにお稽古してても、本番で実力が発揮出来るとは 限らないし、思い通りには行かないでしょ?その時に皆いろんな表情や仕草を するんだけど、上手く行ってない時に美しく見える選手を見るのが好き」 といった感じのコメントをしていた。
いいね、思わぬ所でテニスに出くわすと本当に嬉しい。
そして誰かが“テニス好き”とわかると、すぐにシンパシーを感じてしまう。
市原さんは、「どの選手が好きなんですか?」と何回も聞かれてたけど、 おそらくいろんな面での配慮からか答えなかった。
誰が好きなんだろうなあ。
えっ-!「渡哲也と錦織圭は親戚だった」---
8/10付の日刊スポーツの報道。
わおっ、高校の頃から渡哲也好きだったんだよなあ。
定期入れには甲斐バンドと渡哲也の写真入れてたもんね。
って、俺は何の話をしてるんだ……。
2008.9.8
Koganei Park
「錦織凄いね!」
テニスフリークにとってはここ2週間、「おはよう」に匹敵する挨拶代わりの一言。
奴は今テニスから離れているが、それなりにテニス界の真ん中にいた男。
「あの褒めない人が、“凄い小学6年生がいる。必ず世界のトップに行く”って言ってたもんね。あの人って引退してる“あの3人”が現役の時に、“あいつらに才能はない。でも勝つ星の下に生まれて来てるから勝つ”なんて言ってたんだけど、錦織だけは本当に認めてたよ」
全米オープン開幕前、バーで呑んでた時のこと。
「錦織って本当に凄いんですか?やる気あるんだかないんだかわからなかったですよ」
北京帰りのスポーツ紙記者の言葉。
彼も常連で早朝野球のチームメイト。
野球出身でテニスは殆どわからないらしい。
「う-ん、腹筋のこともあっただろうし、 テニス選手は試合中ポーカーフェイスが多いからね」 と答えたけど、団体競技しかやって来てないとその辺りはわからないのかなあ。
全米オープンが始まってからは会ってないから、 今度会ったら「錦織凄いだろ!-」と言ってやろう。
ついでにもっとテニスを取り上げる様に脅しておくかな。
話は前後して数日前のTOKIOの番組の話。
ゲストの市原悦子さんは、テニス番組は全て録画する程のテニス観戦マニアとのこと。
「テニスってお芝居と一緒でどんなにお稽古してても、本番で実力が発揮出来るとは 限らないし、思い通りには行かないでしょ?その時に皆いろんな表情や仕草を するんだけど、上手く行ってない時に美しく見える選手を見るのが好き」 といった感じのコメントをしていた。
いいね、思わぬ所でテニスに出くわすと本当に嬉しい。
そして誰かが“テニス好き”とわかると、すぐにシンパシーを感じてしまう。
市原さんは、「どの選手が好きなんですか?」と何回も聞かれてたけど、 おそらくいろんな面での配慮からか答えなかった。
誰が好きなんだろうなあ。
えっ-!「渡哲也と錦織圭は親戚だった」---
8/10付の日刊スポーツの報道。
わおっ、高校の頃から渡哲也好きだったんだよなあ。
定期入れには甲斐バンドと渡哲也の写真入れてたもんね。
って、俺は何の話をしてるんだ……。
2008.9.8
Koganei Park
カテゴリー:Tennis
09/11 11:28
04
Scene 230 [子供とテニスしてる?]
約束の店に行こうと、表参道から246を外苑前に曲がったところで、待ち合わせてた当人達とばったり会った。
「まだお店開いてなかったから、友達の店行こう」
悪友と俺等をずっと慕ってくれてる幾つか下の女の子。
奴等はカジュアルな恰好だけど、全身真っ黒。
俺も黒尽め。
「いい会だったよ」
表参道を原宿に向かいながら、今日の会の話を聞く。
暑い夏の日の夕方。
並木で日陰が多いこの道でも、今日は暑い。
表参道ヒルズの中の開店前のレストラン。
店のスタッフが彼女にフレンドリーに話しかけて来て、俺達にも絶妙な距離感で接して来る。
「とりあえずビール。世界で一番冷えてるやつね」
そして"乾杯"でなく"献杯"。
"献杯"といっても、捧げる相手がジメジメした事は嫌いだから、「う-ん、美味い!」と俺達は笑う。
「私、子供をテニススクールに入れたんだ。のんびりしたいい所だよ。いろいろ探したんだけど、絶対条件はアウトドア。暑かったり、寒かったり、風が吹いたりする中でプレーするのがテニスでしょ。雨が降ったら出来ないのも当たり前だし。そういう感じを味あわせたかったんだ」「そう!それなんだよ!全く俺も同感!サンサンと照りつける太陽の下で、水を撒いたクレーコートの上で必死にコーチのボールに食らいついたりさ、真冬の早朝、朝日が昇るのが待ち遠しくて、白い息をはきながら芝生の上をランニングしたあの感じ!あの感じ!」「みんなでテニスクラブ作りたいね」「宮城先生に全米オープンで会う度に、『子供とテニスしてる?』って聞かれてさ、『いや-忙しくて……』って答えると『こーんなに面白いテニスを子供にさせなきゃだめじゃない』って怒られてさ。そうやって会う人会う人に言ってたんだよね。今思えば、それはとても大切なメッセージだったんだなぁって感じるよ」「まずは私達が子供とテニスしないとね。みんなで家族連れて集まろうよ」
オムール貝を食べながら俺達はずっとテニスの話を続けた。
目をつぶれば、ログハウス、ガット張り機、鉄棒、軒下のバーベル、砂利、青々とした芝生が浮かび、その全てを愛おしく感じる。
そして彼女の声が聞こえて来る。
「子供とテニスしてるー?」
「だめじゃない!どんどんやってあげてぇ」
2007.7.25
Jingumae4
「まだお店開いてなかったから、友達の店行こう」
悪友と俺等をずっと慕ってくれてる幾つか下の女の子。
奴等はカジュアルな恰好だけど、全身真っ黒。
俺も黒尽め。
「いい会だったよ」
表参道を原宿に向かいながら、今日の会の話を聞く。
暑い夏の日の夕方。
並木で日陰が多いこの道でも、今日は暑い。
表参道ヒルズの中の開店前のレストラン。
店のスタッフが彼女にフレンドリーに話しかけて来て、俺達にも絶妙な距離感で接して来る。
「とりあえずビール。世界で一番冷えてるやつね」
そして"乾杯"でなく"献杯"。
"献杯"といっても、捧げる相手がジメジメした事は嫌いだから、「う-ん、美味い!」と俺達は笑う。
「私、子供をテニススクールに入れたんだ。のんびりしたいい所だよ。いろいろ探したんだけど、絶対条件はアウトドア。暑かったり、寒かったり、風が吹いたりする中でプレーするのがテニスでしょ。雨が降ったら出来ないのも当たり前だし。そういう感じを味あわせたかったんだ」「そう!それなんだよ!全く俺も同感!サンサンと照りつける太陽の下で、水を撒いたクレーコートの上で必死にコーチのボールに食らいついたりさ、真冬の早朝、朝日が昇るのが待ち遠しくて、白い息をはきながら芝生の上をランニングしたあの感じ!あの感じ!」「みんなでテニスクラブ作りたいね」「宮城先生に全米オープンで会う度に、『子供とテニスしてる?』って聞かれてさ、『いや-忙しくて……』って答えると『こーんなに面白いテニスを子供にさせなきゃだめじゃない』って怒られてさ。そうやって会う人会う人に言ってたんだよね。今思えば、それはとても大切なメッセージだったんだなぁって感じるよ」「まずは私達が子供とテニスしないとね。みんなで家族連れて集まろうよ」
オムール貝を食べながら俺達はずっとテニスの話を続けた。
目をつぶれば、ログハウス、ガット張り機、鉄棒、軒下のバーベル、砂利、青々とした芝生が浮かび、その全てを愛おしく感じる。
そして彼女の声が聞こえて来る。
「子供とテニスしてるー?」
「だめじゃない!どんどんやってあげてぇ」
2007.7.25
Jingumae4
カテゴリー:Tennis
07/31 16:10
05
Scene 227 [The Best of 5set Match]
「男子テニスの5セットマッチが世界最強のスポーツだよ」だったのか、「テニスは男子の5セットマッチなら世界最強のスポーツだよ」だったのか、今となっちゃ思い出せないがテニス部OB同士の酒席での誰かの言葉。
その言葉通りの試合。
4時間48分、6-4、6-4、6-7(5-7)、6-7(8-10)、9-7。
ナダルとフェデラー。
「雨の中断で寝ちゃったよ」と言う奴が何人もいたけど、「中断がなければ……」、「基礎工事も終ってた開閉式の屋根が稼働する来年だったら……」。
ここまで凄いと「たられば」も「シュミレーション」に聞こえて来る。
ウィンブルドンと言えば正しく“時差ボケ”と言える睡眠不足だが、イギリスでは法令で決勝戦は必ず生中継で最後迄放送しなければならないらしい。
文化だね。
開催国でもない日本じゃ致し方ないが、かたやNHKのウィンブルドンの枠はどんどん減って、衛星放送権は今年WOWOWが獲得。
地デジになろうが何だろうが、全国各地津々浦々でずっとウィンブルドン観れる様にしてくれよ、日本放送協会!
ウィンブルドン翌日。
まだかなり明るい夕方。
でかいビルが建っても、世田谷独特ののんびりした感じが残る商店街の呑み屋。
「秀樹!還暦!」というギャグが出そうな面子に交じって呑んだ。
「僕さあ、初めてウィンブルドンに行った時ね、遠くからあの時計が見えた時、(おおっ!ウィンブルドン!)って感動したよ」
「しかしナダルがあれだけポジション前に取ってあのコートカバーだとねえ」
「しかもナダルのフォア、150km以上出てたんでしょ!-」
「でも俺、5分だけフェデラーになってみたい」
「トイレットブレークのフェデラーならなれるんじゃない」
「そうだね、フェデラーはウォッシュレットに感動してたしな」
「いや-、ウィンブルドンのセンターコートでもプレーしてみたいけど、それは絶対無理だからオーガスタ廻ってみたい」
気がついたらあっと言う間に焼酎のボトルが三本空いてた。
空はまだ明るい。
2007.7.7
Youga2
その言葉通りの試合。
4時間48分、6-4、6-4、6-7(5-7)、6-7(8-10)、9-7。
ナダルとフェデラー。
「雨の中断で寝ちゃったよ」と言う奴が何人もいたけど、「中断がなければ……」、「基礎工事も終ってた開閉式の屋根が稼働する来年だったら……」。
ここまで凄いと「たられば」も「シュミレーション」に聞こえて来る。
ウィンブルドンと言えば正しく“時差ボケ”と言える睡眠不足だが、イギリスでは法令で決勝戦は必ず生中継で最後迄放送しなければならないらしい。
文化だね。
開催国でもない日本じゃ致し方ないが、かたやNHKのウィンブルドンの枠はどんどん減って、衛星放送権は今年WOWOWが獲得。
地デジになろうが何だろうが、全国各地津々浦々でずっとウィンブルドン観れる様にしてくれよ、日本放送協会!
ウィンブルドン翌日。
まだかなり明るい夕方。
でかいビルが建っても、世田谷独特ののんびりした感じが残る商店街の呑み屋。
「秀樹!還暦!」というギャグが出そうな面子に交じって呑んだ。
「僕さあ、初めてウィンブルドンに行った時ね、遠くからあの時計が見えた時、(おおっ!ウィンブルドン!)って感動したよ」
「しかしナダルがあれだけポジション前に取ってあのコートカバーだとねえ」
「しかもナダルのフォア、150km以上出てたんでしょ!-」
「でも俺、5分だけフェデラーになってみたい」
「トイレットブレークのフェデラーならなれるんじゃない」
「そうだね、フェデラーはウォッシュレットに感動してたしな」
「いや-、ウィンブルドンのセンターコートでもプレーしてみたいけど、それは絶対無理だからオーガスタ廻ってみたい」
気がついたらあっと言う間に焼酎のボトルが三本空いてた。
空はまだ明るい。
2007.7.7
Youga2
カテゴリー:Tennis
07/10 01:49
06
Scene 226 [Monthly vs Weekly]
[週刊ベースボール]を買った。
いつぞやのバカンスで飛行機に乗る時に買って以来か、いやそういう時は[Number]が多いから、明確な記憶としてはN.Y.にStonesを観に行ってた間の、日本シリーズ[巨人vs近鉄]の詳細が知りたくて買って以来だな。
そう、近鉄が3連勝した後の近鉄投手の「巨人はロッテより弱い」発言で、巨人がそこから4タテで逆転優勝した1989年の日本シリーズ。
今週号は“創刊50周年記念号”で、いつもより分厚くDVDが付録に付いてる。
50周年ということも勿論だが、読み物としてえらく面白い。
こうでなくっちゃな。
毎週ちゃんと週刊誌が発行されるなんて、やっぱり野球ファンって多いってことだ。
テニスも月刊誌は[スマッシュ]、[テニスクラッシックブレーク]、[テニスマガジン]、[テニスジャーナル]、[T.Tennis]とあるけど、週刊誌は過去にも例がないもんなあ。
ちょっと待てよ、野球の週刊誌は[週刊ベースボール]と今春創刊された[Baseball Times]の確か2冊で、ゴルフも[週刊ゴルフダイジェスト]、[週刊パーゴルフ]と2冊……でもゴルフは隔週、月刊を合わせると、ここにあげるのも面倒な数の雑誌が出てる。
こりゃあ、恐るべしゴルフってやつか。
こんな話をしてると「月刊誌があるだけいいじゃん!」という他のスポーツファンの声が聞こえて来そうだ。
そうそう、テニスファンだって他のスポーツがゴールデンタイムに放送されているのを見ると同じ気分になるはずだ。
数量は目安にはなるけど、個々の価値観と一致する訳じゃあない。
でも呑み仲間でこの話をしたら誰かがこう言うな。
「月刊誌だけなのと週刊誌もあるのじゃ、読者数が単純に4倍違うってことでしょ-!」
と言う訳でゴールデン街のカウンター。
突出しの豆腐に黒七味をしこたまかけてフォアローゼスのジンジャエール割りを呑んでたら、呑み屋野球チームの仲間が上司らしき男と入って来た。
「北京もあるし、時間ないですよ!」と憤ってる奴に、上司が席を外した隙に話しかけてみた。
「そっかあ北京行くんだ。向こうは混乱してるみたいだし大変だね」
「いやオリンピックじゃなくて会社に殺されそうですよ」
奴は某スポーツ新聞社勤務。
野球、サッカー等のルーチン記事に、今ならウィンブルドン、先週は全米女子ゴルフ、そして夏の甲子園に加え今年は五輪。
「マスコミが煽ってるだけでそんな混乱してない面もあるんですよ。所詮スポーツ新聞ですから」
自嘲気味に奴が言う。
マスターとジョークで話の矛先を変えた。
翌朝[週刊ベースボール]の続きを電車内で下車駅迄読む。
本をカバンにしまい改札からしばらく歩いた今日の目的地の側で、ふと通りの先を見たら[ベースボールマガジン社]の社屋があった。
“創刊時のポリシーを貫き、スポーツの本質から逸脱しないで続けているのが素晴らしい”という王監督の[週刊ベースボール]への賛辞がふと頭に浮かんだ。
2007.7.3
Magazine Street
いつぞやのバカンスで飛行機に乗る時に買って以来か、いやそういう時は[Number]が多いから、明確な記憶としてはN.Y.にStonesを観に行ってた間の、日本シリーズ[巨人vs近鉄]の詳細が知りたくて買って以来だな。
そう、近鉄が3連勝した後の近鉄投手の「巨人はロッテより弱い」発言で、巨人がそこから4タテで逆転優勝した1989年の日本シリーズ。
今週号は“創刊50周年記念号”で、いつもより分厚くDVDが付録に付いてる。
50周年ということも勿論だが、読み物としてえらく面白い。
こうでなくっちゃな。
毎週ちゃんと週刊誌が発行されるなんて、やっぱり野球ファンって多いってことだ。
テニスも月刊誌は[スマッシュ]、[テニスクラッシックブレーク]、[テニスマガジン]、[テニスジャーナル]、[T.Tennis]とあるけど、週刊誌は過去にも例がないもんなあ。
ちょっと待てよ、野球の週刊誌は[週刊ベースボール]と今春創刊された[Baseball Times]の確か2冊で、ゴルフも[週刊ゴルフダイジェスト]、[週刊パーゴルフ]と2冊……でもゴルフは隔週、月刊を合わせると、ここにあげるのも面倒な数の雑誌が出てる。
こりゃあ、恐るべしゴルフってやつか。
こんな話をしてると「月刊誌があるだけいいじゃん!」という他のスポーツファンの声が聞こえて来そうだ。
そうそう、テニスファンだって他のスポーツがゴールデンタイムに放送されているのを見ると同じ気分になるはずだ。
数量は目安にはなるけど、個々の価値観と一致する訳じゃあない。
でも呑み仲間でこの話をしたら誰かがこう言うな。
「月刊誌だけなのと週刊誌もあるのじゃ、読者数が単純に4倍違うってことでしょ-!」
と言う訳でゴールデン街のカウンター。
突出しの豆腐に黒七味をしこたまかけてフォアローゼスのジンジャエール割りを呑んでたら、呑み屋野球チームの仲間が上司らしき男と入って来た。
「北京もあるし、時間ないですよ!」と憤ってる奴に、上司が席を外した隙に話しかけてみた。
「そっかあ北京行くんだ。向こうは混乱してるみたいだし大変だね」
「いやオリンピックじゃなくて会社に殺されそうですよ」
奴は某スポーツ新聞社勤務。
野球、サッカー等のルーチン記事に、今ならウィンブルドン、先週は全米女子ゴルフ、そして夏の甲子園に加え今年は五輪。
「マスコミが煽ってるだけでそんな混乱してない面もあるんですよ。所詮スポーツ新聞ですから」
自嘲気味に奴が言う。
マスターとジョークで話の矛先を変えた。
翌朝[週刊ベースボール]の続きを電車内で下車駅迄読む。
本をカバンにしまい改札からしばらく歩いた今日の目的地の側で、ふと通りの先を見たら[ベースボールマガジン社]の社屋があった。
“創刊時のポリシーを貫き、スポーツの本質から逸脱しないで続けているのが素晴らしい”という王監督の[週刊ベースボール]への賛辞がふと頭に浮かんだ。
2007.7.3
Magazine Street
カテゴリー:Tennis
07/03 22:24
07
Scene 225 [Lawn Tennis]
2002年9月19日有明コロシアム。
トヨタプリンセスカップ女子ダブルスに出場した伊達公子選手を観ていた。
3-6で1stを落としての2ndの第1ゲーム。
コロシアムの南西に座っていた俺等の目の前で、アドバンテージコートの伊達選手がリターンダッシュしたその時、彼女が倒れて左足を押さえた。
笑顔があったので、「攣ったのかなあ?」「肉離れ?」何て言っていたらアキレス腱断裂で、彼女はリタイアし、夫のミハエル・クルム氏に抱きかかえられてコートから出て行った。
引退して6年経っているとは言え、プロアスリートの怪我の瞬間をこの目で見て、何か不安な気持ちになったのを覚えている。
今年のウィンブルドン。
錦織圭選手は、前哨戦で痛めた腹筋が原因で無念のリタイア。
腹筋はジュニア時代にも痛めたことがあるらしいが、テーピングでどうこうという場所ではないので、早く良くなってほしい。
いくら若いとは言え、予選から勝ち上がり続けるのは相当タフなことだ。
今回のウィンブルドンは本戦からだったが、更にアグレッシブな“エア・ケイ”になる為に、常時本戦ストレートイン出来る様応援しよう。
女子は楽々ストレートイン出来た森上亜希子選手が、左膝の故障で北京五輪と併せ不出場。
長年の激しいプレーによる軟骨の消耗と破損、そして北京五輪出場枠を狙っての強行軍で膝の皿がずれ、更には精密検査を繰り返したことが追い討ちをかけ、手術をせざるを得ない状況に陥ったとのこと。
ゴルフでは4月に軟骨除去手術を受けたタイガー・ウッズ選手が、復帰第一戦の全米オープンで優勝したものの、左膝が悪化し再手術で今季欠場となった。
タイガーは手術後18ホールを歩いたのは、この全米オープンが初めてだったが、19ホールに及んだプレーオフを含め91ホールを戦い抜き、ウィナーズサークルに立った。
「膝は痛かったが前を向くしかなかった。いつ辿り着くかわからないゴールに向かって、自分を鼓舞しながら進むしかなかった」
森上選手は「手術無しではツアーレベルへの治癒は不可能」という診断から、手術に踏み切る。
大丈夫、彼女のガッツならまだまだ前を向いて進んで行ける。
そしてそんな沢山のプレーヤーやファンの想いを呑み込み、ウィンブルドンは美しい。
TV画面一杯に映る奇麗な芝コート。
フェデラーのクラッシックなカーディガン。
杉山愛選手の笑顔。
のんびりした観客。
出来上がりつつあるセンターコートの屋根の白い骨組。
芝が剥げて来た頃に増すであろう戦いの荒々しさ。
「最近ラケットを握ってない」って言ってたあいつも、せめてウィンブルドン位は観ててくれないかな。
ドシー選手の2回目のマッチポイント。
イバノビッチ選手のフォアハンドが白帯に当たった。
張りの柔らかいウィンブルドンのネットはそのボールをドシー選手のコートに落した。
人生だ。
2007.6.26
Takanawa4
トヨタプリンセスカップ女子ダブルスに出場した伊達公子選手を観ていた。
3-6で1stを落としての2ndの第1ゲーム。
コロシアムの南西に座っていた俺等の目の前で、アドバンテージコートの伊達選手がリターンダッシュしたその時、彼女が倒れて左足を押さえた。
笑顔があったので、「攣ったのかなあ?」「肉離れ?」何て言っていたらアキレス腱断裂で、彼女はリタイアし、夫のミハエル・クルム氏に抱きかかえられてコートから出て行った。
引退して6年経っているとは言え、プロアスリートの怪我の瞬間をこの目で見て、何か不安な気持ちになったのを覚えている。
今年のウィンブルドン。
錦織圭選手は、前哨戦で痛めた腹筋が原因で無念のリタイア。
腹筋はジュニア時代にも痛めたことがあるらしいが、テーピングでどうこうという場所ではないので、早く良くなってほしい。
いくら若いとは言え、予選から勝ち上がり続けるのは相当タフなことだ。
今回のウィンブルドンは本戦からだったが、更にアグレッシブな“エア・ケイ”になる為に、常時本戦ストレートイン出来る様応援しよう。
女子は楽々ストレートイン出来た森上亜希子選手が、左膝の故障で北京五輪と併せ不出場。
長年の激しいプレーによる軟骨の消耗と破損、そして北京五輪出場枠を狙っての強行軍で膝の皿がずれ、更には精密検査を繰り返したことが追い討ちをかけ、手術をせざるを得ない状況に陥ったとのこと。
ゴルフでは4月に軟骨除去手術を受けたタイガー・ウッズ選手が、復帰第一戦の全米オープンで優勝したものの、左膝が悪化し再手術で今季欠場となった。
タイガーは手術後18ホールを歩いたのは、この全米オープンが初めてだったが、19ホールに及んだプレーオフを含め91ホールを戦い抜き、ウィナーズサークルに立った。
「膝は痛かったが前を向くしかなかった。いつ辿り着くかわからないゴールに向かって、自分を鼓舞しながら進むしかなかった」
森上選手は「手術無しではツアーレベルへの治癒は不可能」という診断から、手術に踏み切る。
大丈夫、彼女のガッツならまだまだ前を向いて進んで行ける。
そしてそんな沢山のプレーヤーやファンの想いを呑み込み、ウィンブルドンは美しい。
TV画面一杯に映る奇麗な芝コート。
フェデラーのクラッシックなカーディガン。
杉山愛選手の笑顔。
のんびりした観客。
出来上がりつつあるセンターコートの屋根の白い骨組。
芝が剥げて来た頃に増すであろう戦いの荒々しさ。
「最近ラケットを握ってない」って言ってたあいつも、せめてウィンブルドン位は観ててくれないかな。
ドシー選手の2回目のマッチポイント。
イバノビッチ選手のフォアハンドが白帯に当たった。
張りの柔らかいウィンブルドンのネットはそのボールをドシー選手のコートに落した。
人生だ。
2007.6.26
Takanawa4
カテゴリー:Tennis
06/26 16:27
08
Scene 224 [EQ(equalizer)]
以前よりセミオープン気味のスタンスが目立つ。
あの“ライジングサン”のカウンターは炸裂していたが、試合そのものは凡戦だった。
有明国際女子でのクルム伊達公子選手のプレー。
そりゃそうだ、1万$の大会なんだから仕方ない。
(観とかないと!)という妙な使命感で有明に行ったが、セミオープンのスタンスが、12年の間に増したスピード、パワーに対抗する為なのか、復帰後の二大会で砂入り人工芝コート特有のフットワークをして来たからなのかは正直わからなかった。
もう一ヶ月位前だろうか、古館伊知郎氏のニュース番組(ニュース・バラエティ?)に伊達選手が出演してた。
久留米の試合が終って一連の“復帰騒動”が一息ついた感のある時で興味が湧いた。
気がついたら、家人も後ろで立ち止まって画面に釘付けになってる。
話が古館氏独特の語り口、ペースで進んで行く中、伊達選手が復帰会見の時同様に、唐突に選手育成における砂入り人工芝の弊害について言及した。
岐阜、久留米と砂入り人工芝での連戦の後の有明国際女子への出場は、そこに更に踏み込んで行くプロセス?と考えたくもなる。
どんなスポーツでも、誠実なプロコーチなら「俺が育てた」みたいな言い方はしない。
プレーヤーの才能、努力へのリスペクトがまずあるし、施設、メニュー、その他諸々を工夫する事によって出来上がる“環境”でプレーヤーが伸びて行く事を知っているからだ。
有明国際女子では、若手選手のプレーのテンポがかなり間延びして見えて、伊達選手と同じく日本の“テニス環境”への危惧を感じた。
タイガー・ウッズのトリプルグランドスラムで幕を閉じたゴルフ全米オープンでは、片山晋呉選手が予選敗退時に、「こっちは難しすぎる。今田竜二選手に任せる」という内容のコメントを残してた。
ツアーの厳しさ、ベースを異国に置く困難さは勿論理解出来るが、正直聞きたくなかった。
でもこれも“環境”の大事さを如実に物語っている。
比較する訳ではないが、おそらく今田竜二選手も錦織圭選手も、この手のコメントはしないだろう。
オセロをひっくり返すみたいに、砂入り人工芝コートやゴルフ場を変える訳には行かない。
でもハードはそうそう変えられなくてもソフトはいくらでも変えられる。
“普及”という広い裾野の先は頂上に向う“育成”、“強化”だ。
今の自分とトップまでの繋がりを意識出来ているかい?
陽のあたる場所でも陽のあたらない場所でも、プレーヤーはもっと強くなる為に、コーチももっといいレッスンになる様に工夫している。
好きな事を「あーでもない」「こーでもない」って考えるのって最高だからね。
ちょいとEQを効かせれば、マンネリも閉塞感もその瞬間に消える。
素敵なアイデアを閃かせる為にまずは動いてみようぜ。
2007.6.14
Yurakucho
あの“ライジングサン”のカウンターは炸裂していたが、試合そのものは凡戦だった。
有明国際女子でのクルム伊達公子選手のプレー。
そりゃそうだ、1万$の大会なんだから仕方ない。
(観とかないと!)という妙な使命感で有明に行ったが、セミオープンのスタンスが、12年の間に増したスピード、パワーに対抗する為なのか、復帰後の二大会で砂入り人工芝コート特有のフットワークをして来たからなのかは正直わからなかった。
もう一ヶ月位前だろうか、古館伊知郎氏のニュース番組(ニュース・バラエティ?)に伊達選手が出演してた。
久留米の試合が終って一連の“復帰騒動”が一息ついた感のある時で興味が湧いた。
気がついたら、家人も後ろで立ち止まって画面に釘付けになってる。
話が古館氏独特の語り口、ペースで進んで行く中、伊達選手が復帰会見の時同様に、唐突に選手育成における砂入り人工芝の弊害について言及した。
岐阜、久留米と砂入り人工芝での連戦の後の有明国際女子への出場は、そこに更に踏み込んで行くプロセス?と考えたくもなる。
どんなスポーツでも、誠実なプロコーチなら「俺が育てた」みたいな言い方はしない。
プレーヤーの才能、努力へのリスペクトがまずあるし、施設、メニュー、その他諸々を工夫する事によって出来上がる“環境”でプレーヤーが伸びて行く事を知っているからだ。
有明国際女子では、若手選手のプレーのテンポがかなり間延びして見えて、伊達選手と同じく日本の“テニス環境”への危惧を感じた。
タイガー・ウッズのトリプルグランドスラムで幕を閉じたゴルフ全米オープンでは、片山晋呉選手が予選敗退時に、「こっちは難しすぎる。今田竜二選手に任せる」という内容のコメントを残してた。
ツアーの厳しさ、ベースを異国に置く困難さは勿論理解出来るが、正直聞きたくなかった。
でもこれも“環境”の大事さを如実に物語っている。
比較する訳ではないが、おそらく今田竜二選手も錦織圭選手も、この手のコメントはしないだろう。
オセロをひっくり返すみたいに、砂入り人工芝コートやゴルフ場を変える訳には行かない。
でもハードはそうそう変えられなくてもソフトはいくらでも変えられる。
“普及”という広い裾野の先は頂上に向う“育成”、“強化”だ。
今の自分とトップまでの繋がりを意識出来ているかい?
陽のあたる場所でも陽のあたらない場所でも、プレーヤーはもっと強くなる為に、コーチももっといいレッスンになる様に工夫している。
好きな事を「あーでもない」「こーでもない」って考えるのって最高だからね。
ちょいとEQを効かせれば、マンネリも閉塞感もその瞬間に消える。
素敵なアイデアを閃かせる為にまずは動いてみようぜ。
2007.6.14
Yurakucho
カテゴリー:Tennis
06/19 22:09
09
Scene 220 [Pause & Period]
始まりは“伊達公子37歳での復帰”。
次が女子ゴルフの前世界ランキング1位、米ツアー歴代3位の通算72勝のアニカ・ソレンスタムの37歳での引退。
そしてその翌日、エナンが引退。
エナンは伊達選手と同じく25歳での引退。
共通項を見つけて喜ぶ訳じゃないが、ソレンスタム、エナンの伊達選手の去就との絡みに、(意識してもしなくても節目ってやつがあるんだな)と感じさせられた。
「演歌歌手じゃないんだから、10周年とか20周年とかで騒ぐのってカッコ悪いぜ!」
ちょっと斜に構えてた時期にそう嘯いた覚えがある。
でも今は誕生日や記念日を一緒に祝える家族や友人がいること、そしてそこで感謝の気持ちを持てることが素敵だと思える様になった。
今更遅いんだが。
そういう意味じゃ土産も同じかな。
昔は(何だよ、こんなもんいらねえや。この分で一杯奢れよ)だったのが、今は物自体はどうでも良くて、(ありがてえなあ、遠い所でも俺のことを気にかけてくれて)なんて感謝してる。
まあ「年取って涙もろくなっちゃって……」と変わらないか。
実際この間は福島晃子選手の涙にもらい泣きしたし……。
しかしこうやって思い出すと酷かったなあ。
親父が死んだ時は、斜に構え過ぎてそのまま一周廻っちゃう位の時期で、「葬式は湿っぽくしちゃいけないんだよ!」と仮通夜、通夜とガンガン酒を呑んで、祭壇の前で寝込んじまった。
周りはそれを見て「寂しいんだね」と言ってたらしいけど、そうだな、ガキのフェイクなんてすぐ見破られるもんだ。
グラミー賞でのミュージシャンのスピーチは昔も今も変わらない。
ウィンブルドンのウィナーズスピーチも変わらない。
SEX,DRUGS & R&Rのバンドマンも、COOL & DANDYなテニスプレーヤーも、家族とスタッフ、そしてファンへの感謝をまず口にする。
奴等のスピーチを聞く度に、(身近な人への感謝を表すことに照れてちゃ駄目だよなあ)と反省する。
周りを見ても“感謝”の意を明確にしてるのは、金のやり取りがあるところか、封建的な人間関係の下から上だけだもんな。
でも錦織圭選手しかり、宮里藍選手しかり、若手のトップアスリート達はその辺しっかりしている。
インタビューの受け答えの練習をしているとは言え、メッセージを発する機会の大切さ、自分の立場を理解し、周囲のサポートに感謝し、その上で自分の考えを的確に伝える姿は素晴らしい。
そうじゃなきゃもはや王道は歩いて行けないんだろう。
さて今夜は見え見えでも、ちっぽけな安いブーケでも買って帰るか。
その前に照れない様に一杯だけ呑んで……。
2007.5.20
Kyobashi
次が女子ゴルフの前世界ランキング1位、米ツアー歴代3位の通算72勝のアニカ・ソレンスタムの37歳での引退。
そしてその翌日、エナンが引退。
エナンは伊達選手と同じく25歳での引退。
共通項を見つけて喜ぶ訳じゃないが、ソレンスタム、エナンの伊達選手の去就との絡みに、(意識してもしなくても節目ってやつがあるんだな)と感じさせられた。
「演歌歌手じゃないんだから、10周年とか20周年とかで騒ぐのってカッコ悪いぜ!」
ちょっと斜に構えてた時期にそう嘯いた覚えがある。
でも今は誕生日や記念日を一緒に祝える家族や友人がいること、そしてそこで感謝の気持ちを持てることが素敵だと思える様になった。
今更遅いんだが。
そういう意味じゃ土産も同じかな。
昔は(何だよ、こんなもんいらねえや。この分で一杯奢れよ)だったのが、今は物自体はどうでも良くて、(ありがてえなあ、遠い所でも俺のことを気にかけてくれて)なんて感謝してる。
まあ「年取って涙もろくなっちゃって……」と変わらないか。
実際この間は福島晃子選手の涙にもらい泣きしたし……。
しかしこうやって思い出すと酷かったなあ。
親父が死んだ時は、斜に構え過ぎてそのまま一周廻っちゃう位の時期で、「葬式は湿っぽくしちゃいけないんだよ!」と仮通夜、通夜とガンガン酒を呑んで、祭壇の前で寝込んじまった。
周りはそれを見て「寂しいんだね」と言ってたらしいけど、そうだな、ガキのフェイクなんてすぐ見破られるもんだ。
グラミー賞でのミュージシャンのスピーチは昔も今も変わらない。
ウィンブルドンのウィナーズスピーチも変わらない。
SEX,DRUGS & R&Rのバンドマンも、COOL & DANDYなテニスプレーヤーも、家族とスタッフ、そしてファンへの感謝をまず口にする。
奴等のスピーチを聞く度に、(身近な人への感謝を表すことに照れてちゃ駄目だよなあ)と反省する。
周りを見ても“感謝”の意を明確にしてるのは、金のやり取りがあるところか、封建的な人間関係の下から上だけだもんな。
でも錦織圭選手しかり、宮里藍選手しかり、若手のトップアスリート達はその辺しっかりしている。
インタビューの受け答えの練習をしているとは言え、メッセージを発する機会の大切さ、自分の立場を理解し、周囲のサポートに感謝し、その上で自分の考えを的確に伝える姿は素晴らしい。
そうじゃなきゃもはや王道は歩いて行けないんだろう。
さて今夜は見え見えでも、ちっぽけな安いブーケでも買って帰るか。
その前に照れない様に一杯だけ呑んで……。
2007.5.20
Kyobashi
カテゴリー:Tennis
05/22 15:58
10
Scene 217 [光あるうちに行け]
「新聞記事の中でスポーツ選手だけは“呼び捨て”」という記事を読んだことがある。
(確かにその通りだよ)と目から鱗気分。
その記事は確か昔のオリンピックでのアナウンサーの絶叫を引き合いに出していた。
今もある「頑張れ!○○!頑張れ!○○!」って感じのやつだ。
勿論卑下しての“呼び捨て”じゃあない。
自分の身内の様に心の底から応援するが故の“呼び捨て”。
プロスポーツ選手への憧れは、他の職種とは比べ物にならない位の親近感を伴っている。
4/6、「伊達公子さん現役復帰」といった内容の記事が新聞各紙を賑わせた。
驚きつつも、(ああ、やっぱ“伊達公子さん”なんだなあ)と感じた。
そして復帰第一戦後の記事は“伊達公子さん”は姿を消して、「伊達勝利」といった感じで“伊達公子”一色。
ただ読売新聞はスポーツ面では全く取り上げず、三面記事でだった。
ローカル大会ということもあるけど、まだ本気の“呼び捨て”じゃないんだな。
その現役復帰第一戦の日はフェドカップの二日目。
残念ながら日本はモーレスモ擁するフランスに敗退。
夕方俺が見たスポーツニュースは、聖火、伊達選手の順に報道し、フェドカップには全く触れなかった。
伊達選手にスポットが当たって、フェドカップが取り上げられなかったことは良かったとは到底言えない。
更に翌日の錦織選手のバミューダ・オープン優勝による世界ランキング99位躍進もあって、今回のフェドカップは完全にかすんでしまった。
自分達が愛するスポーツの国別対抗戦がフォーカスされないのは淋しい。
伊達選手が復帰会見で、日本テニス界の今後を憂いたかなりシビアなコメントをしていたことをテニス誌の報道で知った。
彼女は、当初「ダブルスのみエントリー」としていたのは、試合勘を取り戻す為だけでなく「会場のサーフェスである砂入り人工芝が自分がシングルスを戦うのに不適」と判断してからと説明し、更に「砂入り人工芝の存在が日本選手が世界で活躍出来ない理由の一つ」と言い切っていた。
記事は「砂入り人工芝で獲ったポイントをでアメリカのハードコートに行っても役に立たない」という森上亜希子選手の言葉も添えている。
俺の悪友であるトップジュニア育成スクールの社長は、借り上げている施設の砂入り人工芝を自腹で剥がしてデコターフに変えようと、頭をかきむしりながら算盤をはじいてはため息をついてる。
でもナショナルトレーニングセンターでさえ、「近隣住民の為に」と砂入り人工芝が数面採用されそうになっていたという事実から、普及型スクールでは何をかや言わんだろう。
砂入り人工芝は日本でしか普及してないサーフェスなんだが……。
でもね、そんなことを言いながらも、やっぱり明日に期待出来る、悲壮ではなく明るい気分で応援したくなる今の感じはいい。
フレンチ、ウィンブルドンと続く、いつも通りのレッド&グリーンの華やかさに加え、今年は全米の前に五輪がある。
政治的なことは於いて置いて、やはり多くのスポーツの各国代表が競い、
世界中の目が集まる場所での、テニス選手の日本代表としての活躍を期待してしまう。
五輪のメダル数で各スポーツ団体への金の割り振りが決まるらしいし。
最近普及型スクールのコーチ数人と話をしていて気付いたことがある。
明らかに以前より頭数の話でなく、レッスン、特にジュニアの話をして来る。
前はコーディネーションの話に追いついて来るのがやっとだったのが、かなり長いスパンでジュニアレッスンを語ってる。
いいじゃん、いい感じじゃん。
普及型スクール故の悩みもあるみたいだけど、大丈夫だよ、あんたが親身になって
レッスンしているジュニアも着々とピラミッドの頂点に向かって進んでいるって。
どこまで上れるかは話が別なのは、ガキじゃないんだからわかってるよな。
でもとにかくファーストスクールのコーチとしてあんたは間違っていない。
どんなに迷っても、どんなに怯えても、振り返れば道は一つしかない。
行こうぜ!
2007.4.30
Shin-Misakibashi
(確かにその通りだよ)と目から鱗気分。
その記事は確か昔のオリンピックでのアナウンサーの絶叫を引き合いに出していた。
今もある「頑張れ!○○!頑張れ!○○!」って感じのやつだ。
勿論卑下しての“呼び捨て”じゃあない。
自分の身内の様に心の底から応援するが故の“呼び捨て”。
プロスポーツ選手への憧れは、他の職種とは比べ物にならない位の親近感を伴っている。
4/6、「伊達公子さん現役復帰」といった内容の記事が新聞各紙を賑わせた。
驚きつつも、(ああ、やっぱ“伊達公子さん”なんだなあ)と感じた。
そして復帰第一戦後の記事は“伊達公子さん”は姿を消して、「伊達勝利」といった感じで“伊達公子”一色。
ただ読売新聞はスポーツ面では全く取り上げず、三面記事でだった。
ローカル大会ということもあるけど、まだ本気の“呼び捨て”じゃないんだな。
その現役復帰第一戦の日はフェドカップの二日目。
残念ながら日本はモーレスモ擁するフランスに敗退。
夕方俺が見たスポーツニュースは、聖火、伊達選手の順に報道し、フェドカップには全く触れなかった。
伊達選手にスポットが当たって、フェドカップが取り上げられなかったことは良かったとは到底言えない。
更に翌日の錦織選手のバミューダ・オープン優勝による世界ランキング99位躍進もあって、今回のフェドカップは完全にかすんでしまった。
自分達が愛するスポーツの国別対抗戦がフォーカスされないのは淋しい。
伊達選手が復帰会見で、日本テニス界の今後を憂いたかなりシビアなコメントをしていたことをテニス誌の報道で知った。
彼女は、当初「ダブルスのみエントリー」としていたのは、試合勘を取り戻す為だけでなく「会場のサーフェスである砂入り人工芝が自分がシングルスを戦うのに不適」と判断してからと説明し、更に「砂入り人工芝の存在が日本選手が世界で活躍出来ない理由の一つ」と言い切っていた。
記事は「砂入り人工芝で獲ったポイントをでアメリカのハードコートに行っても役に立たない」という森上亜希子選手の言葉も添えている。
俺の悪友であるトップジュニア育成スクールの社長は、借り上げている施設の砂入り人工芝を自腹で剥がしてデコターフに変えようと、頭をかきむしりながら算盤をはじいてはため息をついてる。
でもナショナルトレーニングセンターでさえ、「近隣住民の為に」と砂入り人工芝が数面採用されそうになっていたという事実から、普及型スクールでは何をかや言わんだろう。
砂入り人工芝は日本でしか普及してないサーフェスなんだが……。
でもね、そんなことを言いながらも、やっぱり明日に期待出来る、悲壮ではなく明るい気分で応援したくなる今の感じはいい。
フレンチ、ウィンブルドンと続く、いつも通りのレッド&グリーンの華やかさに加え、今年は全米の前に五輪がある。
政治的なことは於いて置いて、やはり多くのスポーツの各国代表が競い、
世界中の目が集まる場所での、テニス選手の日本代表としての活躍を期待してしまう。
五輪のメダル数で各スポーツ団体への金の割り振りが決まるらしいし。
最近普及型スクールのコーチ数人と話をしていて気付いたことがある。
明らかに以前より頭数の話でなく、レッスン、特にジュニアの話をして来る。
前はコーディネーションの話に追いついて来るのがやっとだったのが、かなり長いスパンでジュニアレッスンを語ってる。
いいじゃん、いい感じじゃん。
普及型スクール故の悩みもあるみたいだけど、大丈夫だよ、あんたが親身になって
レッスンしているジュニアも着々とピラミッドの頂点に向かって進んでいるって。
どこまで上れるかは話が別なのは、ガキじゃないんだからわかってるよな。
でもとにかくファーストスクールのコーチとしてあんたは間違っていない。
どんなに迷っても、どんなに怯えても、振り返れば道は一つしかない。
行こうぜ!
2007.4.30
Shin-Misakibashi
カテゴリー:Tennis
05/01 14:59
レックテニススクールニュース
2012/02/01
【RECプロスタッフ・オンコート・ミーティング】を実施しました。
【RECプロスタッフ・オンコート・ミーティング】を実施しました。
2012/01/01
2012 SPORTS YEAR
2012 SPORTS YEAR
2011/12/23
世界の女子トッププレーヤーからのXmasスペシャルメッセージ!
世界の女子トッププレーヤーからのXmasスペシャルメッセージ!
2011/12/10
有明コロシアム現在改装工事中
有明コロシアム現在改装工事中
2011/11/06
錦織、ジョコビッチに勝利!
錦織、ジョコビッチに勝利!
→ ニュース一覧
↓各テニススクールはこちら↓
東京のテニススクール
神奈川のテニススクール
埼玉のテニススクール












